拳一に権藤とのやりとりを見られてしまった金太。果たして・・?
登場人物
我らが金太君です。権藤についに落とされました。
金太の親友の拳一です。本当に権藤と金太のやりとりを見ていたのか?
金太の恋人の結花です。
権藤大三郎です。何が目的なのか?
体育館の扉が少し開いており、そこに人影があった。
金太は振り向いた瞬間に、それが親友の拳一だということが分かった。
一気に血の気が引く金太。
「ケ・・ケンイチ・・?」
「や、やあ。おはよう・・じゃなくて、こんにちわ〜」
拳一は妙なテンションで喋り始めた。
「いや、ホラ、たまたま学校にきたら体育館が開いていて。それでちょっと中覗いちゃったりしてさ〜、あはは」
まさか、拳一は権藤とのやりとりを一部始終をみていたのではないだろうか?
いや、途中から見られていたとしてもタダゴトではない。
たった数秒の間に、金太の頭にはいろいろな憶測が駆け巡る。
一体、この状況をどのように説明していいのか・・。
「けっ、拳一・・・こ、これは違うんだ!」
「違う?やだな〜もう金太くぅ〜ん」
「いや、だから・・」
「いやぁ・・俺、邪魔だったかな。もう帰るわ!」
拳一は頭の後ろを掻きながら、体育館のドアを閉めて帰ろうとした。
「ま、待て!拳一ィィッ!」
いまここで拳一を帰らしたら、大変なことになる・・。
拳一のことだ、きっと悪ふざけが過ぎるに決まっている。
金太は自分が学校で笑いものにされる姿を想像した。
(まずい・・まずいことになったぞ・・・)
なにか理由を作って誤解を解かなければ、拳一になにを言われるか分かったものじゃない。
金太は急いでベトベトのブリーフを履いた。
そんな金太に、権藤は冷笑しながら話し掛ける。
「キンタ、いまさら何をしても無駄だぜ」
「うぅ・・」
まるで金太の心中を見透かしたような言葉。
「あんなヤツ放っておいて、俺のを舐めてくれや」
「お前に構っている暇はないんだ!」
ブリーフを履いた金太は、権藤の言葉など耳を貸さず、急いで体育館の出口に走った。
金太は、パンツ一丁の姿で急いで拳一の後を追った。
いまさら服装のことなど考える余裕はない。
体育館のドアをバッと開けると、校門に向かって帰ろうとしている拳一の姿を見つけた。
「けっ、拳一ィィッ!待ってくれ!」
大声を張り上げるというより、悲痛な叫びのように聞こえる。
金太はこんなに早く走れるのかと思うほどのスピードで、拳一に追いついた。
そして、拳一の腕をガッチリと握った。
「うわっ、金太!痛てーじゃねーか!」
腕を怪力でギュッと握られた拳一は、顔を苦痛にゆがめて不満そうだった。
「い、いや、悪い・・。そ・・その・・お前・・みてたのか?」
「みてたけど?」
あっさりと1つ返事をする拳一に、愕然とする金太。
完全にパニック状態。
「た、頼む・・・拳一・・このことは・・・」
何と言って拳一を説得したらよいのだろうか?
ヤンチャな拳一の口を塞ぐための言い訳を必死に考えるが、急にそんなものが思いつくわけもなかった。
しかし、拳一の口から意外な言葉が飛び出した。
「あっ、結花のことだろ?」
「えっ? 結花?」
(結花・・どうして、結花の名前がでてくるんだ・・)
またもや一瞬の間にいろいろな憶測をする金太。
(ま、まさか結花まで、権藤とのエッチをみていたというのか?)
金太はますます動揺した。
もしそうだとしたら・・・結花との関係はおしまいだ。
「結花が・・・結花がどうしたんだよ!」
「だから、痛いって!」
「す、すまない・・」
結花のことになると、さらに手に力が入ってしまう。
金太はギュッと握っていた拳一の腕を放した。
「それで、結花がどうしたんだよ!?」
「結花のヤツ、ここに来たんだけど、帰ったぜ」
「ここに・・・結花が来たのか?」
「あぁ。俺が公園にいったら、たまたま結花がいてさ。紙切れにお前が体育館で待ってるって」
「なんだって・・・」
結花が、権藤とのエッチを見ていた・・・。
金太は震えながら、ブリーフ姿のまま崩れ落ちた。
権藤とエッチしている姿を見られては、もう結花に会わせる顔がない。
つい先日、あの忌まわしい事件があったばかりだ。
二度と結花に同じ思いはさせないと誓ったばかりなのに・・・きっと結花は許してくれないだろう。
絶望感が金太を襲う。
「さすがに結花には刺激が強いと思ってさー。体育館を覗く前に帰らせたぜ。見せたほうがよかったかな?」
「えぇっ? 今なんていった? 結花は見なかったんだな!」
拳一の言葉に生気が戻ってくる金太。
「あぁ」
「本当か!?」
金太は立ち上がり、拳一のシャツをグイッと掴んだ。
「ぐ、ぐるじい・・放せ・・だから・・結花はみてないって・・」
「本当だな!?」
「うぐ・・ほんとうだって」
「よ、よかった・・」
金太はホッとして拳一のシャツを放した。
結花にエッチを見られるという最悪の事態は回避できたようだ。
しかし、どうして結花がわざわざ体育館に来たのだろう?
自分が体育館にくることなど、話していないはずだ。
たしか紙切れがなんとか・・。
すると、2人の後ろから声がした。
「チェッ・・・そこのチビも余計なことしてくれるぜっ」
金太はびっくりして後ろを振りむいた。
そこには、いつのまにか私服に着替えた権藤が立っていた。
「余計なこと・・?権藤、一体どういう意味だ!?」
ヘヘッと権藤は金太に対して不敵な笑いを浮かべた。
「ま、まさか・・・お前が紙切れを!?」
「そんなことはどうでもいいじゃねーか」
「き、貴様っ!」
金太はようやく権藤の意地汚い策略に気がついた。
「どうして・・どうしてお前はいつもそんなことするんだ!?」
「どうしてって・・・俺は・・・・。いや、別に話す必要はないだろ。俺の勝手だぜ」
「かっ、勝手だと!?」
金太はあまりに姑息なことをする権藤の胸倉をつかんだ。
いまにも殴りかかりそうな勢いだ。
しかし、そんな金太を余裕で見下ろす権藤。
「キンタ、お前だって求めたじゃねーか」
「うぅ、黙れ!」
「まぁいいさ・・俺は帰るからな」
権藤は金太の腕を振り払い、耳元で囁いた。
「またやりたくなったらいつでも来いや」
そして、もう片方の手で金太のモノをブリーフの上からギュッと握った。
「はうぅ!!」
どうもアソコを握られると金太は何もできなくなったしまうらしい。
「一瞬でも俺を求めたお前は、もう元には戻れないさ」
「ううっ」
そのまま金太の肩をポンと叩き、権藤はスタスタと校門をでていった。
(ちくしょう・・・・なんて野郎だ・・)
自分から権藤を求めてしまった事実に、金太はいたたまれなくなった。
「金太!おい、金太!」
「あ、拳一・・」
「あっ、じゃねーよ」
そうだ。まだ拳一の件が残っていたのだ。
拳一に一体あの状況をどう説明をすればよいのか。
まさかエッチをしていたなど、口が裂けても言えるはずがない。
少し状況の整理が出来てきたのか、金太はいつもの腕組みをして考える。
(どうすれば、拳一を納得させられるのか・・・)
そのとき、拳一がとんでもないことを言い出した。
「おい、金太」
「な、なんだよ」
拳一はニタニタとしながら金太を見つけている。
なにか悪いことを企んでいるときの拳一の顔だ。
「あれってさ〜、気持ちいいの?」
ドキッ。
拳一のあまりのストレートな質問に、金太は全身の毛穴から汗が吹き出るのを感じた。
「あのな、拳一・・・気持ちいいって・・・なんだ・・・その・・あれは柔道の練習で・・」
しどろもどろの金太。
「あれが柔道の練習?」
苦し紛れに適当なことを言ってみたが、拳一は明らかに不審な目つきで金太を見ている。
(拳一のやつ、絶対にみんなに言いふらす気だ・・どうしよう・・)
全く打つ手がない金太。
「俺も、けっこうキョーミあるんだよねー、ああいうの」
「ええっ!?」
「お前の体さぁ、俺にもちょっと触らせて〜なんて」
「なっ・・」
拳一の意外な言葉に、なにをどうしたらいいのか判断がつかない金太。
(拳一のヤツ、なにを企んでやんがるんだ。どっちにしてもロクなことになりそうにないぞ・・)
拳一は、金太のベトベトのブリーフをジロジロとみて、ほくそ笑んでいる。
濡れたブリーフは半透明になっており、金太のアレの形がはっきりと浮き出ている。
「お前、裸になると、すげーいい体してるのな」
「な、何言ってんだよ、急に!」
「おい、金太、ちょっとだけいいだろ?」
「し、しかしだな・・」
「もしダメっていったら、結花の前でさ〜・・・なーんて」
「うわーっ! わ、分かった。お前の好きにしていいから結花にだけは・・」
「よし、決〜まり!」
結花のことを引き合いにだされると、黙って拳一の言うことを聞くしかない。
完全に弱みを握られてしまった。
拳一は口笛を吹きながら体育館に向かって歩いていった。
(何考えてるんだよ・・拳一のヤツ・・)
「早くこいよ、金太〜」
(一体どうなってんだ・・)
金太は、ブリーフ姿のまま拳一の後を追って再び体育館に入っていった。
金太がゆっくりと体育館に入ると、先に入った拳一が、畳の上で仰向けになって寝ていた。
「拳一、何してるんだよ・・」
拳一は畳の上で気持ちよさそうに寝転びながら話す。
「いやさ〜、こうやって畳の上で寝転ぶなんて、めったにないしさ〜」
このまま拳一が眠ってすべてを忘れてくれればどんなに楽なことか。
しかし、そんなことを考えていると妙なテンションの声が・・。
「金太く〜んっ」
「・・・」
拳一が寝転びながらネコのような声を出している。
なにか悪いことを企んでいるときの拳一の声だ。
「金太く〜ん。早くここにきてよ〜っ」
(なんだ、この異様なテンションは・・・。ロクでもないこと考えやがるな・・)
嫌な予感がした金太は、キョロキョロと周りを見渡し、自分の服をみつけた。
「待ってくれ。ちょっと服着るからさ・・・」
「だ〜か〜ら〜。そのままの格好で来ないと〜、結花にさぁ〜」
「くぅぅ・・・わ、わかったよ!!」
金太はしかたなく、ブリーフの格好のままで拳一のとなりまで歩いていく。
金太の弱みを握った拳一は、ここぞとばかりにやりたい放題になっていた。
ため息をつきながら、拳一の横に移動した金太。
「それで、どうすればいいんだよ・・」
「んじゃ、まず、俺がぬぐからっ」
拳一はいきなり洋服を脱ぎ始めた。
「おっおい・・」
金太の制止も全く聞かず、スッポンポンになる拳一。
拳一には、裸になることに全く羞恥心はないようだ。
「な、なんでお前が脱いでるんだよ?」
「裸のコミュニケーション、なんちゃって」
全く拳一が考えることは理解できない。
それにしても、ぶらぶらと垂れ下がる拳一のモノが気になって仕方が無い。
(ケンイチのチンチン、けっこうでかいな・・)
金太は横目で見ながら、なんとなく劣等感を感じていた。
そんなことを考えていると拳一が金太の前で話した。
「金太! まず、ここに立って。手はバンザイをして」
「ええっ?」
「早くしないと〜」
「わっ、わかったよっ!」
金太はしかたなく、拳一の正面に立ち、ゆっくりと両手を真上にあげた。
「ちゃんとまっすぐに手をあげて!」
「まっ、まだ上げるのかよ・・」
金太は両手を目一杯天井に向けて伸ばした。
プクッと膨らんだブリーフを前に突き出す格好になった。
「そのまま、手は上げたままね!」
「わ、わかってるよ・・」
すると、拳一は金太のブリーフの膨らみを鑑賞しはじめた。
まるで、自分のモノと大きさを比べているかのようだ。
金太のブリーフはベトベトでピッタリと肌にくっついていた。
子供用のブリーフでは金太のサイズには合わないのか、とても窮屈そうに金太のアレの形がクッキリと浮き出ている。
「ケ、ケンイチ・・そ、そんなに見つめるなよ・・」
金太は、股間の膨らみを拳一に見られると考えるだけで顔が赤くなり、すこしずつ猫背になっていた。
「さっき柔道野郎から、ここを触られていたけど、気持ちよかったの?」
「えええっ?」
突然、拳一はブリーフの上から半透明に見える金太の膨らみをギュッと掴んだ。
「はぅぅぅぅ!」
思わずかん高い声をだしてしまった金太。
「あれ、いますごい声ださなかった?」
「ケ、ケンイチ・・やめてくれ・・」
(金太のおちんちんって、意外と柔らかくて暖かいんだな・・)
ブリーフの上から、ゆっくりと金太のおちんちんを揉みほぐす拳一。
「ハァ・・ハァ・・・」
かすかな金太の息遣いが拳一の耳に届いた。
先ほどの権藤とのエッチを見ていた拳一は、金太がおちんちんを揉まれると異様な興奮状態になるのは分かっていた。
拳一は、男の子のチンチンをいじるのは初めてだった。
正直、どのようにしたらよいのかはよくわからない。
しかし、おちんちんを揉むたびに金太の喘ぐ声が聞こえてくる。
(金太のヤツ、いますげー感じてるな・・)
初めてエッチをする拳一の手つきでも、いまの金太は敏感に感じていた。
「あぅ・・ケ、ケンイチ・・・もうやめろよ・・・」
濡れたブリーフはたちまちテントを張り、ブリーフの形がこんもりとしてくる。
「うわっ、お前のチンチンどんどん大きくなってきているよ」
「うぅ・・・・」
金太はこうも簡単に勃起してしまう自分が情けなかった。
ドキ・・ドキ・・。
初めて触る金太のおちんちんに、拳一も自分の心臓がドキドキしているのを感じた。
何気なく行動している拳一だが、やはり金太のモノを触るのは緊張していた。
しかし緊張よりも、金太の体に対する好奇心が拳一を動かしていた。
「じゃ、パンツ脱いで」
「ええっ?」
修学旅行の風呂で裸をみせたことはあったが、一対一で裸を見せ合うのはとても恥ずかしい。
ましてや、改まって拳一に見せるのが余計に照れる。
金太はフッとため息をつくと、履いていたブリーフをゆっくりと降ろした。
ベトベトに濡れたブリーフから、プルンッと勃起した金太のおちんちんが顔をのぞかせた。
足の下までブリーフをおろし、そのまま両足をまたいでブリーフを脱ぐ。
片手で、おちんちんをかろうじて隠しているが、勃起しているのでカバーするのが難しい。
「こ、これでいいんだな・・」
「そうそう」
拳一もちょっと興奮状態にあるように見える。
金太は素っ裸になったが、内股気味で、股間の部分は両手で隠していた。
勃起したおちんちんを拳一に見せるなど、絶対にあってはならないことだ。
金太は、拳一に対して、明らかに裸をみせることに抵抗を感じていた。
いつもは腕組みをして威風堂々とした金太が、まるで今は小動物のようだ。
そんな金太に、拳一は征服感を感じ始めていた。
「ちょっと、金太っ!」
「な、なんだよ」
「その手はなに?」
「・・・・・」
「背筋を伸ばして立って、手は後ろに組んでっ!」
「ええっ!?」
このまま背筋を伸ばして直立したら、勃起したおちんちんがモロ見えだ。
しかし、やらなければ結花に言いふらされてしまう。
「くうううっ」
金太は唇を噛み締めながら、拳一に命令された通り両手を股間から離す。
そして、両手をお尻のあたりに組んで、おちんちんを突き出した。
金太にとってはかなり屈辱的な格好だ。
拳一の顔の真正面に金太の立派なおちんちん。
金太は拳一に何をされるのか分からず、目を閉じてプルプルと体を震わせている。
拳一は満足気に金太に話し掛けた。
「ははっ。金太のって、勃起しても俺のより小さいかもっ!」
「・・・・・(くぅぅ、拳一のヤツ、あとで殴ってやる!)」
拳一は、ゆっくりと金太のモノを両手で包んだ。
柔らかい桃がつぶれないような手つきだ。
(あぁ、、そこはダメ・・・)
思わず顔をそむける。
拳一の微妙な手の感触に反応しないように、じっとこらえる金太。
しかし、その表情やヒクヒクとしたわずかな動きを拳一は見逃さない。
拳一は金太の玉袋を、直接手でいやらしく触り始めた。
「はうっ・・・・くぅぅっっ・・」
その快感に、金太は必死に声をあげないように耐えていた。
しかし、たまに金太の琴線に触れるのか、ブルッと金太の体が震える。
拳一は、自分の指先に金太がいちいち反応している様子を眺めていた。
(金太って、もしかしてめちゃくちゃ感じやすいのかなぁ・・・)
だんだん手が熱くなってくる・・・。
いや、手が熱いのではない。
金太のおちんちんが熱くなってきているのだ。
おちんちんってこんなに熱くなるのか・・。
ふぁいさんから挿絵もらっちゃいましたw。エ、エロい・・・。ふぁいさんありがとうです〜。
なんか支離滅裂になってきたなぁ<俺