俺の精神がエルドランに乗っ取られてきました。
登場人物
我らが金太君です。
金太の親友の拳一です。
権藤大三郎です。
背負い投げの体勢から金太を陵辱し始めた権藤。なんとか間合いをとった金太だが、果たして・・?
権藤は襟の奪い合いのときも、巧みに金太の体を愛撫していた。
金太の腕をつかんで、柔道着からチラッとみえる乳房を撫でる。
ドサクサに紛れて股間をネットリとさわる。
太ももをいやらしく触ってくる。
(あぅ!)
(はぁぁ!)
権藤の手つきは、何かの生き物のように、金太の肌に纏わりついていく。
敏感な金太は触られるたびに、体がゾクゾクとうずいてしまう。
柔道着のザラッとした感触が、金太には意外とこたえていたのだ。
さらに権藤に触られると考えただけで、体が必要以上に過敏に反応していたのも事実だった。
徐々に体が硬直し、動きが鈍くなってくる。
(くそっ、どうしたらいいんだ・・)
金太が体を震わせるたびに、権藤はニヤッと笑っている。
(このままじゃ、何もできねえ・・)
金太の頭は次第に混乱していった。
(キンタのヤツ、相当参ってきてるな)
金太は声にこそ出さないものの、明らかに権藤の攻撃を嫌がっている。
そして、距離を置こうとしている。
「逃がすかよっ!」
権藤はジリジリと金太にプレッシャーをかけていった。
なんとか早いうちに勝負を決めたい。
このまま権藤に愛撫され続ければ、体力がもたない。
それこそ権藤の思うツボだ。
「くそっ権藤、いい加減にしやがれ!」
焦り始めた金太は、再び強引に背負い投げの体勢に持っていった。
<金太!いくらなんでも強引だぞ!>
素人の拳一の目からみても、それは無理な体勢だった。
金太は強引に権藤の襟を掴み、そのまま背を向けて、権藤を背負い投げしようとする。
しかし、襟の持ち方が中途半端だったためか、スポッと腕が抜けてしまった。
(し、しまった!!)
何も掴むものがなくなり、勢いあまって空中に浮いてしまう金太。
権藤がその無防備な体勢を黙ってみているはずがない。
背後から両腕で金太の豊満な胸に抱きついた。
「ぎぁ!」
そして、そのままの体勢で、2人は畳の上に倒れた。
金太の背中に覆いかぶされるような権藤。
「ヘヘヘッ。キンタ、もうおしまいだぜ」
「くそっ」
早く脱出しなければ、寝技に入られてしまう。
金太は脱出しようと、腕立て伏せをするようにして、体を持ちあげようとする。
しかし、上に重たい権藤を乗せた状態では、それも困難だった。
権藤は全体重をかけて、金太の背中に乗っかっていた。
自分よりは数十キロは重い権藤が乗っているだけで、金太は体力を消耗し続けた。
「はぁはぁ」と荒い息をあげる金太。
そのとき、さらに別の快感が金太を襲った。
(ひぃぃ・・はあぁぅぅ・・)
権藤は上からズルズルと金太の体を触診していたのだ。
その手はまるでヌメッとした触手のように、金太の背中やお尻をいやらしく触っている。
その刺激に、思わず体をのけぞらす。
金太に背後から抱きつくような体勢の権藤が、そっと耳元で囁いた。
「もっと触ってほしいんだろ?」
「そ、そんなこと・・んんっ」
「お前、さっきから悶えまくってるぜ」
「うぅ・・黙れ!」
敏感に感じていることは金太にも分かっていた。
しかし、それを肯定することなど、絶対にできない。
背中に乗られているので、金太はなにも抵抗することができなかった。
権藤のいやらしい手が、柔道着の弛んだ部分をかいくぐって、内部に侵入する。
(ひゃっっ!!)
ベットリと汗をかいた背中に、ひんやりとした手がピアノを弾くかのように駈け巡る。
やがてその手はわき腹に周り、ツンツンと胴回りを責めていく。
いやらしく金太のわき腹を摘んだりしている。
金太は目を閉じ、歯を食いしばって必死に耐えていた。
(はんっ・・あぁぁ・・!)
その手は、さらに下に回り込み、金太の右胸に達していた。
右の乳房をいやらしく揉み始めたか思うと、乳首をギュッとつまんだりしている。
(んあぁ!・・・そこは・・)
乳首から発した快感が全身を貫く。
(あぁっ!ふぬぅっ・・あんっ!)
金太は声になるかならないかのギリギリのところで、必死に喘ぎ声を殺していた。
少しでも気を抜いたら、確実に快感に押し流されてしまうだろう。
金太の耳元では、権藤の荒い鼻息が轟く。
「最高だなぁ、お前の体」
「うっうっ・・」
「俺も興奮してきちまったぜ」
突然、首筋にザラッとした舌の感覚が走る。
(んんっ!)
ねっとりと生暖かい液体が、耳元でペチャペチャと音を立てている。
「ぎぁ!」
思わず声を出してしまう金太。
一瞬がとてつもなく長く感じられるときがある。
いまの金太にとって、この快感地獄は何時間も続く拷問のように思われた。
生暖かい唾液は、金太の首筋にダラッと絡みついていく。
(ああ、もう・・もうダメ・・)
金太は声を出さないように踏ん張るのが精一杯だった。
「はぁはぁ・・・ご、権藤、やめろ・・こんなの試合じゃねーぞ・・」
「へへっ、降参するかい?」
「くぅぅぅ・・拳一、拳一っ!」
金太は拳一の名前を必死に呼ぶが、声援の中ではかき消されてしまう。
金太は先ほどの倍の大きさで、<拳一っ!>と叫ぼうとした。
しかし、その刹那、権藤の手が金太の口を押さえ込んだ。
「ブカベホッ!!」
権藤の手が邪魔で、まともに声にならない。
権藤に背中から潰されている金太は、やっとのことで拳一をほうに顔を向けた。
<金太、かんばれ!!>
拳一は必死に心の中で声援を送っていた。
しかし、口を塞がれ、涙目になっている弱々しい金太の表情をみて驚いた。
(ど、どうしたんだよ・・・金太・・・)
金太は目で、必死になにかを拳一に訴えている。
あまりに切迫した金太の表情。
(金太があんな表情をするなんて・・・
以前にも・・以前にも・・金太のあんな顔を・・・)
金太は、目で拳一に権藤の行為を訴えようとする。
しかし、再び強烈な快感が襲った。
(ぎゃああっ!!)
権藤の勃起したチンチンが、肛門のあたりをグイグイと突き刺し始めた。
柔道着の上からとはいえ、いままで感じたことが無い強烈な快感。
意思とは関係なく、体がこれまで以上に震えだした。
(ふあっ!うぎゃあ!!はんっ!)
金太の頭は真っ白になった。
そして、抵抗する力が一気に抜けていく。
「へへっ、このときをずっと待ってたぜ、キンタ!」
権藤は金太の両肩を掴むと、そこから一気に回転させて、仰向けにする。
そのままガッチリと押さえ込みに入った。
「し、しまった!!」
気がついたときには、脱出不能な寝技に入ってしまっていた。
相変わらず中途半端に陵辱が終わってますよね・・<俺