金太君小説(26)


かなりエロくて変態チックなので、読んだらすぐに脳から消去してください(←ォィ)


登場人物

金太君です。

権藤大三郎です。


「キンタ、俺に従え!」
金太のお腹にまたがり、見下ろす権藤。
両手首を、畳に食い込むように押さえつける。
金太はその束縛を解こうと、最後に残された力を、懸命に振り絞った。
「ううっ・・権藤、やめろっ」
「うるせーっ! お前は俺だけを求めてればいいんだ!」
権藤は、全体重をかけて、上から金太の腕を押さえつける。
金太は抵抗する力を、徐々に削がれていく。
「ダメだ・・もう力が・・・」
「抵抗するなよ。これから、たっぷりとお前の心と体を癒してやるんだから」
そういうと、権藤はまるで野獣のように、金太に襲い掛かった。
無力となった金太に対し、頬っぺたを両手で押さえつける。
そして、権藤は自分の顔を一気に近づける。
そのまま金太の唇に、吸い付くように濃厚なキスをした。
「うぐっ・・!」
金太は必死に抵抗しようとするが、いまの消耗しきった体力では、権藤の巨体を揺らすことすら出来なかった。
ペチャッ、ペチャッという湿った音が、道場に響き渡る。
それは権藤の唇が、金太の唇を執拗に嘗め回す音。
無抵抗な金太の唇を、舌でこじ開けようとする。
(権藤っ・・やめっ・・あんっ・・はむっ・・)
金太はしょっぱい涙を流しながら、権藤の舌から懸命に逃げようとする。
しかし、一瞬唇が開き、権藤の舌の侵入を許した瞬間・・。
金太の舌と権藤の舌が絡み合った。
(あああっ・・こ、この感触は・・・!)
金太の目はトロンと溶ろけそうになり、権藤の甘い唾液に全身の力が抜けていく。


金太は何度も"権藤を求めてはいけない"と思った。
しかし、先輩との稽古で疲れ切った体と、権藤の強烈な舌の快感は、
  金太の強靭な理性を、木っ端微塵に吹っ飛ばしていた。
(あっ・・あっ・・この気持ちよさ・・体の力が抜けていって・・・)
権藤の柔らかい舌。
溶ろけるようなその感触に、金太の心臓は高鳴った。
権藤の舌が絡みつくだけで、1つずつ嫌なことを忘れていくような、不思議な感覚。
(あんっ・・はむっ・・もっと・・)
金太は、いつのまにか、権藤の舌を求めていく。
ペチャッという唇と唇が重なる音が、幾度となく道場に響きわたる。
しばらくの間、2人は何度も、舌を絡み合わせた。
口と口がスッと離れると、ツーッと唾液が2人の唇の間の伸びる。
「ヘヘッ。俺とのキスの味は最高だろ?」
「・・・」
「もっと気持ちよくなりたいだろう?」
「う・・ん・・」
半ば放心状態の金太は、口からヨダレを垂らしたまま、誘惑に完全に心を支配されていた。
照れているのか、鼻の頭を真っ赤に染めている。
「俺を求めるその弱々しい表情。大好きだぜ」
「俺の表情・・?」
「その顔はよ・・お前が普段絶対に見せない表情だ。俺にしか見せない俺だけのモンだ」
「・・・」
「拳一や結花ってヤツにも、その弱々しい表情を見せたことがないだろう?
  お前は甘えたいのに、誰にも甘えられないんだ。でも、俺だけは違う。
  お前にとって俺は特別な存在だ。体と心を委ねられる唯一の存在なのさ」
「ち、違う・・」
「違わねーよ」


金太は権藤に反論しようしたが、言葉に詰まった。
それは権藤の言うことが、間違っていると断言できなかったからだ。
現に、この部屋に権藤が現れたとき、金太は権藤に甘えようとした。
しかし、それは"友達"として、少しだけなぐさめてもらいたかったのだ。
少なくとも、いまの金太にはそうとしか理解できなかった。
権藤がいう"求める"とは根本的に違う・・気がするのだ。


金太がボッと考えているうちに、権藤はすでに行動を起こしていた。
金太の下半身にそそくさと移動し、あっという間に道着のヒモを解いて、ズリッと下に引きずりおろした。
下半身に感じる、スースーとした冷たい空気の感触。
「うわっ!」
どうやらパンツまで一緒に脱がしてしまったらしい。
金太の勃起したおちんちんは、道着を脱がした反動でブルンッと波打っていた。


金太のおちんちんはこれ以上ないというほど、そそり勃っている。
久しぶりに生で見る金太のチンチンに、権藤はニンマリと笑みを浮かべる。
「ヘヘッ。何ヶ月ぶりだろうな、お前の愛らしいチンチン。いや、俺のモンだ」
「や、やめ・・」
「もうこんなに勃起してよ。キスだけで勃っちまったのか? すげーうれしいぜ」
「くうっ・・」
金太は諦めに近い、うめき声をあげる。
権藤は、金太の両足首を掴むと、そのまま左右にバッと広げる。
「ひぃ!」
そのまま、権藤はノシノシと股の間に入っていく。
そして、両手で金太のおちんちんの付け根を握り締めた。
「うがっ!はぐぐっ!」
おちんちんの付け根を握らた瞬間、モノが斜め45度にビクッとそそり勃つ。
そして、握られた部分が燃え上がるように熱くなった。
まるですべての血が、おちんちんに集中するように。


権藤におちんちんを握られると、金太はドキドキと胸が張り裂けそうなる。
「ヘヘッ、ドクンドクンとすごい脈打ってるな」
「はぅ・・」
「お前の大切なチンチン・・俺のモンだからな。大事にしておいてくれたか?」
「そんなわけ・・」
「ヘヘッ。久しぶりに、じっくりと観察させてもらうぜ」
権藤は暗がりの中、金太のおちんちんをゆっくりと観察しはじめる。
以前と大きさはあまり変わらず、相変わらず短小包茎。
綺麗なピンク色の亀頭が、顔をのぞかしている。
玉袋は精子をたっぷり溜め込んでいるのか、意外と大きい。
「あまり大きさは変わってないな。俺の知らぬ間に、毛が少し濃くなったか?」
「・・・」
「俺とのエッチを想像しながら、毎晩オナニーしまくったんだろ?」
「バ、バカなことを・・」
「ヘヘッ。否定しなくてもいいぜ」
その後も、権藤はジロジロと金太のおちんちんを嘗め回す。
金太は、権藤に自分のおちんちんを見られていると思っただけで、体がどうしようもなく感じてしまう。
体の痙攣が止まらず、ガマン汁を延々と流し続ける。
「お前、このまま逝っちまうんじゃないのか?」
「そ、そんなわけ・・」
金太は歯を食いしばって、体のうずきを止めようとする。
「じゃ、しゃぶるぜ」
(しゃぶる・・!)
その言葉を聞いた瞬間、金太のおちんちんがビクンッ!とひと回り大きくなった。
権藤の手は、その脈動を見逃さない。
「ヘヘッ。お前、柔道だけじゃなく、チンポまで律儀で正直なんだな」
「ううっ、黙れ・・」
「お前のそういうところ、大好きだぜ」
「・・・」
「いま剥いてやるから、抵抗するなよ」
そういうと、権藤は根元を握った右手を使ってスルスルと皮を剥いていく。


「はあっ! あっんああっ!」
皮を剥いただけで、全身を悶えさせる金太。
「なんだよ、皮剥いただけで気持ちいいのか?」
こりゃ舐めたらあっという間に逝ってしまうなと、権藤は思った。
「舐めるぜ」
「くっ!」
「準備はいいか?」
「うっ・・」
金太は権藤の舌の感触に耐えようとしているのか、全身に力を入れて体を硬直させている。
その真面目な対応のしかたに、権藤は思わずプッと吹き出しそうになる。
権藤には分かっていた。
金太に対し、『舐める』とか『しゃぶる』と面と向かって言うことは、一種の言葉責めだ。
そう発言することで、金太は頭にチンポを舐められたときの快感を、勝手に思い浮かべる。
そして、舐めたときの反応は、普通のそれの何倍もの刺激になる。
(ヘヘッ。少しずつキンタの性感帯を探ってやるか・・)
直接亀頭を愛撫するのをやめて、金太を焦らしてみることにした。


ほんの少し産毛が生えている金太のおちんちん。
権藤は、唇をおちんちんの玉袋に近づける。
この部分はいわゆる男の急所。
強く擦れば痛いが、優しく舐めれば、かなりの性感帯になることは権藤には分かっていた。
玉袋を優しく口で含み、そしてネットリと吸ってあげる。
「ふあっ・・・そんな、うああっ!」
どうやら金太には、とてつもなく感じる場所だったらしい。
狂ったような喘ぎ声をあげている。
唾液でたっぷりと玉袋を愛撫しつづける権藤。


いまの金太は、権藤の愛撫に対して抵抗する気力が沸いてこなかった。
それどころか、快感に身を任せ、打ち震えたいという心が覆っていたのだ。
「うあああっ!ふんあっ!」
これまでにない悶え声をあげる金太。
「どうした? そんなに気持ちいいか?」
「はあっ、気持ち・・い・・」
「ヘヘッ。今日はずいぶんと素直じゃねーか」
「はあっ!あっ、ふあっ」
「じゃ、今度の刺激はどうかな?」
舌はいつのまにか、裏筋に達していた。
ソフトクリームの周囲を舐め取るように、筋にそってベロッと舐めてあげる。
「はんっ、そこはっ・・あんーっ!」
「ヘヘッ、お前、どこも感度良すぎるぜ」
「はんんんっ、もっと・・!」
「ずいぶんと求めてくるじゃねーか」
権藤は舌で、横に強く、そして時には弱く、変化をつけてリズミカルに舐める。


権藤の舌は、裏筋から竿の部分に達していた。
上下の唇で軽く締め付けたり、ゆるめたりしてみる。
「んあっ! そこはっ、はあっ!」
腰を浮かせ、仰け反る金太。
「今日のお前はどうなってるんだ? こんなに快感に打ち震えてよ」
「うるさっ・・んんんっ!」
「こりゃキンタの悶え祭りだな! すげーうれしいぜ!」
今度は竿の裏の部分を縦にそって甘噛みして刺激する。
「うひゃあ! 意識がっ・・ふあっ! 飛んじまう!」
「いいぞ、キンタ! もっと喘げ!」
「はんあっ・・!うう・・・ダメだ、もう出ちまう!」
「な、なに!?」
「は、はなれて!」
金太の体全体がブルッと震えたとか思うと、握っていたおちんちんがボッと膨らむ。
その瞬間、ビュッ!と音が出るほどの勢いで、精子が噴出した。


「なんだ、もう逝っちまうとはな・・・」
あっさりと逝ってしまった金太に、権藤はチッと舌を打つ。
権藤は、亀頭や尿道を愛撫する余興として、ちょっと焦らそうとしただけだった。
しかし、金太にとってはどの部分もストレートな性感帯だったらしい。
「キンタは、相変わらず早漏だなぁ」
「ハァ・・ハァ・・」
「もっと感じる部分を愛撫してやろうと思ったのによ」
体を痙攣させる金太を見ながら、権藤は畳に落ちた金太の精子を、雑巾で綺麗に拭き取った。


「気持ちよかったか? キンタ?」
「ハァ・・ハァ・・」
射精をして、顔を紅潮させる金太に、権藤は満足気な顔をする。
そして、真剣な顔で話し始めた。
「今日はこれで終わりにしよう。それで、俺の頼みを聞いてくれる気になったか?」
「頼み・・?」
「俺と一緒に柔道やろうぜ。土門なんかに従う必要はないんだ」
「・・・・」
「2人だけで柔道しようぜ。そうすれば、毎日お前を愛撫してやる。きっと楽しいぜ」
「そんなの・・」
「その気になったら、いつでも言えや。俺はずっと待ってるからよ」
そういうと、権藤は金太のおちんちんをグニュッと鷲づかみにする。
「ひぃええ!」
権藤はフッと押し殺すような笑いをすると、立ち上がってその場をあとにした。


「はぁ・・はぁ・・・」
金太はしばらく畳の上で大の字になったままだった。
(権藤、たしかにお前にエッチされるのは気持ちいいよ・・。言葉で表現できないくらいにさ・・。
  俺、やっと分かったよ・・。お前を見ただけで、体がうずいた理由が。
  俺はずっと否定していたけど、お前から愛撫されたいって心の中では思っていたんだ・・。
  だから、体が勝手に反応しちまっていたんだ。
  いまだって、俺はお前の愛撫に抵抗する気力が沸いてこなかった。
  エッチされると、訳が分からないほど気持ちよくなって、お前を求めちまうんだ。
  ・・・。
  でも俺は、お前とのそんな関係は嫌なんだよ。
  俺は、お前と友達になりたいんだ。お前のことをもっと知りたいんだ。
  お前に愛撫されて気持ちよくても、そんなのちっともうれしくないんだ。
  もし、2人だけで柔道したら、毎日愛撫になって柔道にならないじゃないか・・。
  だから、お前の提案は受けることはできない・・。
  なぁ、権藤・・お前だって俺と友達になりたいんだろ? どうしたら、お前のことを理解できるんだ・・?)
金太はしばらく自問自答を繰り返した。
そして、グッタリと疲れたまま、家路についた。


ようやく前半終了です。あまり内容が進展してませんね・・。

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