ここでは金太郎 in MonsterHunterPortable2ndGの登場人物の紹介、キャラクター関係図などを掲載します。
ここから先はネタバレになりますので、金太郎小説を最後まで読んだ後にお読みください。
登場人物
キャラクター関係図(第11話〜)
キャラクター詳細
金太郎
足柄山の麓の村で生まれた怪力少年。ワンパクで真っ直ぐな性格。人里離れた大自然の中で、元気に駆け回って育ったため、純粋で人を疑うことを知らない。また、無頓着な性格なため、腹掛け一枚という恥ずかしい格好も特に気にしていない。
母親と二人暮らしだったが、幼少の頃に母親がなくなる。ひとりぼっちになった金太郎は、その後に「クマ五郎」という名前の熊に育てられ、足柄山のすべての動物を自分の家来にするほど逞しく成長する。しかし、足柄山に密猟団が現れるという事件が発生し、クマ五郎が死亡。
再び一人ぼっちになった金太郎は、ハンターを募集しているというポッケ村へ武者修行の旅に出る決意をする。金太郎は母親に寝る前に聞かされていたハンター伝説が大好きで、特に"金色に輝く"ハンターに憧れていた。だからポッケ村にモンスターが現れた話を聞いて、すぐに旅に出る決心をしたのだ。
夢は世界一強くなること。"転生の血"を継いでいるため、子供でありながら人間離れした身体能力を持つ。
おちんちんが弱点で、触られると過敏に反応して変な気持ち(気持ちいい)になってしまう。その理由はクマ五郎と生活しているときに、金太郎はいつもクマ五郎に甘えていたため。クマ五郎にいつも体を預けて、胸やおちんちんを舐められ、エッチなことをしてもらうのが大好きだったのだ(ただし、本人にエッチの自覚はない)。
ただし、おちんちんの玉を軽くでも潰されると、痛みであっさりと気絶してしまうのが最大の弱点。
金太郎の武器はマサカリ(巨大な斧)。必殺技のマサカリストリームはジライヤが考案したもので、マサカリに金太郎のパワーを伝達するために、スキルアップ用の珠(猛攻珠)が埋め込まれている。
ジライヤ
アイルーの一族で人語を話せ、戦闘のサポートから料理までなんでもこなす天才アイルー。赤毛が特徴で「・・だニャ」が口癖。金太郎のサポートを自ら買って出て、モンスター退治や特産品の採取など、ハンターのサポートする。
実年齢100歳以上だが、アイルーは元々長寿の一族である。100年ほど前にココット村にモンスターが現れたとき、まだ若かったジライヤはオトモアイルーとして戦闘に参加していた。そのときにオトモをしたいたのが、"転生の血"を継いでいた"伝説のハンター"であった。当時からジライヤは天才アイルーの呼び声が高く、伝説のハンターとともにティガレックスを倒した。しかし、モンスター討伐の後に村で起こった惨劇を、いまだに心に引きずっており、金太郎を正しい方向に導こうと奮闘している。
伝説のハンター
100年ほど前にモンスター軍団がココット村に地上に現れたときに、モンスターと死闘を繰り広げたハンター。気を溜めて金色に輝くことができ、パワーを増幅するという特殊能力を持っていた。この特殊能力のために、少年時代には人間から疎まれて育ったが、ココット村の人間たちを信じて、命をかけてモンスターを戦った。オトモアイルーはジライヤである。
当時のボスモンスターであった「ティガレックス」を「炎剣リオレウス」という剣で一刀両断し、モンスター軍団を地上から退けることに成功。しかし、平和になったはずのココット村は、モンスターと同等の力を持った彼を受け入れることはなかった。そして、ココット村は壊滅し(ジライヤだけは生き延びている)、英雄となったはずの彼がどうなったのかは、語り継がれていない。
モンスター
数百年に一度、いずこともなく現れるモンスターの群れ。人間の世界に警鐘を与えるかのように突然現れては消える。モンスターに寿命はなく、殺されない限り永遠に生きながらえることができる。彼らは人間を攻撃するというよりは、攻撃してくる人間を容赦なく追い払う。その力は圧倒的で人間は知恵を絞らなければ勝つことは難しい。人語を話すモンスターと、話せないモンスターがおり、前者は"転生の血"が関係していると思われる。
ドドブランゴ
雪山に住む雪獅子。マントヒヒのような動物で人語を話す。牙獣3兄弟の次兄(?)で、兄はラージャン、弟はババコンガである。ラージャンに雪山のボスを任命されている。威風堂々としており、その姿は雪山の王者といったところか。ポッケ村の一番近くにある雪山をねじろとし、手下のブランゴ軍団を使って通行する村人を襲って身ぐるみはいでしまう。基本的にプライドが高いためか、強いハンターとしか戦わず、弱いものを小バカにする傾向がある。攻撃方法は格闘で、鋭い爪や巨体を活かして相手をひき殺す。動きもすばやくパワーも相当なもの。氷のブレスを吐いて相手を雪ダルマにする"ブリザードブレス"が必殺技。金太郎のマサカリストリームで序盤に倒される。
ババコンガ
沼地に生息する桃毛獣の一族。全身が桃毛に覆われたゴリラのような動物で人語を話す。ドドブランゴの弟分で、ラージャンに沼地のボスを任命されている。ババコンガの攻撃方法は主に格闘で、ぶんぶんと振り回すパンチや突進、ボティプレスなどを得意とする。ドドブランゴのような俊敏性はないが、パワーだけを取ればドドブランゴよりも上である。その証拠にたった一撃のパンチで、気絶したことがなかった金太郎を、あっさりと失神させるほど。また、お行儀が悪くて戦闘中に放屁(おなら)をして悪臭を漂わせる。その悪臭は一度嗅ぐと眩暈を起こして倒れるほどである。さらに性格が臆病で用心深く、力で押せない相手に対しては作戦を練って姑息な手段に出る。金太郎とまともに戦って勝てないと知ると、金太郎を手下を使って徹底的に研究する。そして言葉巧みに相手を騙して油断させ、そのスキに相手に徐々にダメージを与えていく陰湿な手口を使う。手下のフルフルに攻撃をさせ、自分は傍観して肝心なところでトドメを刺しにくる。さらに太った少年好きで金太郎の体を存分にもてあそび、最後の最後にはそのまま逃げ去ってしまった(金太郎はやられっぱなしで勝てなかった)。小説の設定上では、金太郎とラージャンの橋渡しをする、ちょっとばかり面倒見のよい一面も見せる予定だったが、描ききれずに終了しました。
フルフル
ババコンガが支配する沼地に生息する白い飛竜。体組織に色素がなくて白く、目も耳もないヒルのような頭部を持つ。沼地の鍾乳洞に生息している目が退化し、その分、嗅覚が鋭敏に発達している。ババコンガが操っているのは、フルフルの中でも非常に小柄で弱い部類。目が見えないので閃光玉が効かず、さらに強固な皮膚を持ち、金太郎のマサカリは一切通用しない。足が弱点でそこを攻撃すれば転倒してダメージを与えることが可能であるが、金太郎はまったく気がつかなかった。フルフルの攻撃方法は、首が柔軟で長く伸ばすこと。しかし、フルフルの本当の攻撃は体内から放出される数万ボルトの電撃。尻尾を地面につけてアース代わりにして、体内の電気袋で電気を生みだして体中を覆う。その威力は、一撃で金太郎を気絶寸前に追い込むほど。また、人間のおちんちん(精液)が好物で、一度味を知ると嗅覚でどこまでも追い続ける。金太郎の頭を飲み込んで味を覚えため、その後は飢えるようにおちんちんをしゃぶり尽くした。
フルフルベビーと呼ばれる幼体は手も足もなく、他の生物に寄生する。人間に噛み付いて体力を吸い続け、相手を行動不能にしてしまう。
ラージャン
ドドブランゴ、ババコンガの兄貴分で、人語を話す牙獣界のボス。ポッケ村に現れたモンスター軍団のボスで、彼が本気になればポッケ村を壊滅させることも可能なほどの圧倒的な実力を持つ。元々、モンスターは最上位のモンスターの指示に従って行動をしており、100年前にココット村にモンスターが現れたときは、ティガレックスが人間を殺戮することを目的に、ボスモンスターとして君臨していた。今回のラージャンの目的は人間を殺戮することではなく、炎剣リオレウスなどの特殊な武器・防具を使って、自分と同等の能力を持つ"転生の血"を受け継ぐ人間を探し出して、育てて仲間にすることらしい。
戦闘中に激昂すると金色輝いて、圧倒的な強さを発揮する。ラージャンはなぜか人間をひどく恨んでいるが、それは100年前のココット村壊滅の事件が絡んでいるらしい。
炎剣リオレウス
リオレウスという火竜の素材から作られた特別な剣で、黒光りをしてして、剣先はリオレウスの鱗で堅く覆われている。先端にうっすらと炎が纏う。実際のゲーム中では、中級の武器として登場し、上位には「煌剣リオレウス」という武器も存在する。100年前にココット村にモンスターが現れたとき、金色に輝くハンターが使っていた武器。"転生の血"を引き継ぐ人間がそれを振るえば、剣先から業火が放たれる。100年前の戦いを生き延びたジライヤがずっとこの剣を封印していたが、ポッケ村にモンスターが現れたときに、"転生の血"を継ぐ人間を見極めるために鍛冶屋に復元を依頼していた。