試合に復帰しようとする肉まん君だったが・・?
登場人物
肉まん君。本名は西田優征で食べることが大好きなかるた部員。
持田先生。本名は持田太でかるた部の顧問(デブ専)。
肉まん君は持田先生の目をジッと見ながら、必死で気持ちを伝えていた。
「俺、汗も引いてきたし、頭も軽くなりました。次の試合に出させてください」
「うーん、そんなに出たいんですか?」
「はい」
「君は友達想いなんですねぇ」
「そ、そんなことないけど・・」
「じゃあ、まずは着替えましょうか?」
少し話が前進したので、肉まん君の顔に笑みがこぼれる。
「え、いいんですか?」
「体が汗でびっしょりでしょ? 濡れたままだと風邪をひいてしまいますし・・。
西田君の体の様子を見て、私が出場できるか判断してもよいですか?」
「ぜひ、お願いします!」
「では、まず袴から脱ぎましょうか。そのまま寝ていていいから」
「え? 脱ぐって、ここでですか?」
持田先生は何も答えず、彼の腰元に移動する。
"袴を脱ぐ"という言葉が気になり、肉まん君は焦りの表情を浮かべた。
「うーんと、袴の帯はこーして・・あーして・・・」
「あの先生・・袴を脱ぐって・・」
なんとなく嫌な予感がする。
(俺の帯をイジッているってことは、先生が袴を脱がせるってことか・・?)
男同士でも、いきなり脱がされるのは、かなり恥ずかしい。
それがまた、ほぼ初対面に等しい持田先生だから、なおさらだ。
ちょっと呼びかけてみる。
「あのー、持田先生?」
「あれ、この帯はどっちに向かって・・」
「持田せんせーっ!!」
「な、なんですか?」
「あの、その・・袴は自分で脱ぎますから」
「ダメ!! 絶対にダメ!!」
「わっ、センセ、唾飛ばしすぎ」
なぜか興奮気味の持田先生に、肉まん君も「ううっ」とたじろぐ。
持田先生は考えていた。
肉まん君の貧血は軽い症状だ。
おそらく次の試合に出られるだろう。
しかし、あっさりと肉まん君を解放してしまうのは、絶対に避けたい。
なにしろデブな子を脱がせられる、やりたい放題なシチュエーションなのだから。
──見たい。
──脱がしたい。
デブ専の持田先生には、またとないチャンス。
肉まん君のように太っていて、体型がキュッと締まっているような可愛いデブは、
なかなか出会う機会もないし、当然脱がす機会もない。
肉まん君の袴の下がどうなっているのか興味がありすぎる。
「えと、帯をこっちに引っ張って・・」
顔をニヤニヤさせて、鼻息を殺して、持田先生は帯をスルスルとほどいていく。
(あ〜、俺の袴が脱がされちゃう・・どうしよう・・)
肉まん君があたふたしていた、そのときである。
下半身がひんやりとした。
嫌な予感がした肉まん君が、恐る恐る視線を下方に持っていくと・・。
「ああっ!」
案の定、持田先生は帯をスーッとほどいて、袴をひざまで綺麗に下ろしていた。
(肉まん君って、トランクス派かと思ったら、ブリーフ派か・・)
うんうんと納得しながら、持田先生は袴を足首まで完全に脱がしていく。
肉まん君の下半身は、白いブリーフと太ももだけの格好になってしまった。
(しまった、いまの俺、ブリーフなんだ。アソコがモッコリして恥ずかしい・・)
実際にモッコリするほどのモノの大きさかは別として、顔を真っ赤にしてこの恥辱に耐える。
肉まん君は、いつもはトランクスを履いているのだが、
袴を履くときはおちんちんがブラブラしないように、今日はたまたまブリーフで股間を締め上げていたのだった。
(ああ・・まじで恥ずかしいよ・・)
下半身とチンチンを包み込む、真っ白なブリーフ。
肉まん君の顔は、温度計のように下から上へ向けて真っ赤になっていく。
思わず、股間を両足でキュッと締めて、膨らみを隠した。
持田先生は、クシャクシャになった袴をポイッと部屋の隅に投げ捨て、
山の頂上から下を見下ろすように、肉まん君の体をマジマジと見下ろした。
上半身は深い青色の着物がダラッと左右に広がり、
ふくよかな胸のあたりまで、開けっぴろげになっている。
下半身はというと、ブリーフがはち切れんばかりに肢体にぴったりと張りついていた。
ブリーフは体に似合わずかなり小さめだった。
ブリーフのゴムがお腹の肉に食い込んでいる。
もしかしたら、袴と一緒にブリーフまでレンタルしたのかな?と持田先生は思った。
「西田くん、パンツのサイズが小さくて可愛いですね」
「へっ?」
「いや、あのその・・なんでもないです」
思わず本音を喋ってしまい、持田先生は慌てて口を塞ぐ。
大きな体に小さなブリーフ、そして窮屈そうに膨らんでいる中心部。
中のモノは窮屈に収められているのだろう。
持田先生は、じっくりと肉まん君の体を観察してみた。
日焼けはほとんどいていなくて、肌が透き通るように白い。
──白ブタ。
思わず口から出そうになった。
その言葉がピッタリくるほどの肉付き、そして肌の色。
鼻もブタみたいだし、なんて彼にピッタリの言葉なんだろうと、持田先生は1人で感傷に浸る。
しかも、この白ブタをこれから触りたい放題・・。
興奮する気持ちを抑えながら、プニプニとした胸を眺めてみる。
緩やかな曲線を描いた胸とお腹は、脂肪と肉のバランスが絶妙に絡み合って、
真っ白な大福のようにおいしそうで、とろけそうなほど柔らかそうに見えた。
(持田先生、どうしてジロジロと見つめているんだ・・)
肉まん君は持田先生にまじまじと見られて、恥ずかしさが洪水のように襲ってきた。
体を揺らしたり、股間をモジモジとさせてアピールしてみるが、持田先生の視姦は終わらない。
「あのー、持田先生・・」
「・・・・」
倍の声で叫んでみる。
「持田先生!」
「あ・・西田君、どうしたの?」
「あの、その、汗をふくんじゃ?」
「あー、そうでしたね!」
「忘れてたんですかっ!?」
持田先生はポケットからタオルを取り出して、それを大きく広げた。
「えーと、まずは胸から拭きますね」
「お願いします」
持田先生はよっこいしょと声をかけると、肉まん君のお腹に馬乗りになる。
「わっ、あっ・・先生!」
それを見た肉まん君は、さすがに声を張り上げた。
「どうしてお腹の上に馬乗りになるんですかっ!?」
「どうしてって、こうしたほうが胸がふきやすいですから・・」
確かに言われて見ればそうかな?と思ったが、今度はそれどころではなくなった。
持田先生が、上着の着物の裾を掴み、左右に思い切り開いたのだ。
目の前にあらわになる、肉まん君の豊満な胸。
「ひぃ・・!」
肉まん君は、恥辱のあまり全身から汗を噴出しそうになった。
一方の持田先生は、肉まん君の豊満の乳房を見て、心の中で思った。
(この子、おっぱいを触られたらどんな声を出すんだろう・・反応してくれるかな・・?)
持田先生の笑みは悪魔の笑みへと変わっていった。
次回をお楽しみに。