肉まん君小説(7)


パンツを脱がしにかかる持田先生だったが・・。


登場人物

肉まん君。本名は西田優征で食べることが大好きなかるた部員。

持田先生。本名は持田太でかるた部の顧問(デブ専)。


肉まん君の足元に移動した持田先生。
「じゃ、パンツも脱がしますよ」
肉まん君はハァハァと息を切らせていたが、持田先生の発言に正気に戻った。 そして表情が凍りつく。
「いまなんて!?」
「パンツを脱がします」
「いや、そこは自分でふきますっ!」
「どうして?」
「どうしてって、パンツの中まではいいですっ!」
「そんなに唾を飛ばさないでください。大丈夫ですよ」
一体、なにが大丈夫なのか良く分からないが、
  パンツが脱がされるってことは・・つまり自分の一番大切な部分があらわになるってことだ。
そんなことは、絶対にあってはならない。
なんとか止めなきゃと、肉まん君は焦りまくる。


(さすがにパンツを脱がせるのは難易度が高いか・・)
流れ的に、肉まん君のパンツを脱がせるのは容易かと思われたが、ガードは硬いようだ。
しかし、ここで引き下がってはいられない。
胸を揉むのが前菜なら、パンツを脱がせるのはメインディッシュ。
持田先生も勝負に出る。
ここは得意の口八丁で、肉まん君を丸め込むしかない。
「肉まん君、私に任せてください」
「え〜、でもパンツを脱ぐのは恥ずかしいよぉ」
「このあとの試合に出たいんでしょう? だったら私の言うことに従ってください」
「でも、パンツは関係ないんじゃ・・?」
「ありますよ。貧血で倒れたときに少しオシッコを漏らしたみたいです」
「ええっ!?」
肉まん君がムクッと上体をあげて、下方のパンツを見てみると
  たしかに先端の部分が濡れて、さらにチンチンが勃起していた。
(やべぇ・・胸を揉まれて気持ちよかったから、チンチンが勃っちまってる・・!!)
やかんのお湯が沸騰したように、肉まん君の顔はみるみる赤くなった。


反射的に「ああっ」と両手でパンツの膨らみを隠す肉まん君。
そんなモジモジした姿に、持田先生はキッと真面目な顔をして語りだした。
「肉まん君?」
「は、はい・・」
「恥ずかしがっている場合ではないですよ!」
「で、でも・・」
「早くしないと試合が終わっちゃいます」
「・・・」
「それに私は、肉まん君をきちんと治療する責任があるんです」
「せき・・にん・・?」
「はい。汗をふいて、体温を計って、体におかしいところがないか確認するんです。
  もし私がいい加減な対応をして、肉まん君がまた倒れてしまったら、
  瑞沢高校の宮内先生に怒られちゃいます。私は真剣なんですよ」
「・・・」
「肉まん君が恥ずかしいのは分かってます。
  でも、男同士、別に裸になったところで何も恥ずかしいことはありませんよ」
肉まん君は、持田先生の言葉にズシリと重いものを感じた。
(持田先生・・俺のことを考えてくれてるんだ・・)
チンチンぐらいで恥ずかしがっている自分が小さく見えてきた。


肉まん君は、真剣に対処している(ように見える)持田先生に反論できなくった。
「持田先生、すみませんでした・・」
「いや、謝らなくても」
「先生に全部任せますから」
その言葉を待っていたかのように、持田先生の目がピカンと光る。
(キター!! 天は我に味方せり!)
デブ専にとって、まさに至福の瞬間。
肉まん君が自分の体を好きにしていいというのだから、もう何も恐れるものはない。
「じゃ、両手を広げて、全身の力を抜いてくださいね、足もリラックスして」
持田先生は、ゆっくりと肉まん君の足首まで移動すると、
  両手で肉まん君のそれぞれの足首を掴み、左右に思い切り開く。
大胆な行動に、思わず肉まん君から悲鳴に近い声があがる。
「あわわっ!!」
「そんなに大きい声をださなくても・・」
「す、すみません・・」
さすがに大股開きにされて、恥辱を感じないわけがないだろう。


持田先生は、肉まん君を大股開きにして、その姿をじっくりと観察した。
肉まん君の太ももはとても太く、ピチピチで肉付きがよかった。
持田先生は太ももを大きく開かせたまま、広げた股の間に割って入っていく。
勃起したモノが隠されたブリーフを目の前にして、さすがの先生も、心臓の鼓動が早くなる。
ブリーフの先端は、中のモノが窮屈に突き出している。
(肉まん君、さっきの乳首への刺激で勃起しているのかな?
  それとも意外としっかりしたモノを持っているのかも・・とにかくチンチンがみたい!)
一方の肉まん君は、ブリーフの膨らみへの視線を感じて、顔を真っ赤にするしかなかった。
持田先生は平静を装って、肉まん君に聞いてみる。
「じゃ、パンツを脱がすからね。男同士なんですから、恥ずかしがらなくていいですよ」
「は、はい・・」
半ばあきらめの表情を浮かべる肉まん君に対し、持田先生のテンションはあがりまくった。
パンツのゴムに手をかけて、そのまま下に引っ張っていく。
このときばかりは、持田先生の手も緊張のあまり、震えていた。


次回、最終回です。

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