みみずくのリュウ小説(1)


ホームページでは考察していないキャラクターですが、ヒーロー陵辱モノが書きたかったので、ガッチャマンのG5号で書いてみました。


登場人物

G5号、みみずくのリュウ。横綱級のデブで海で鍛えた怪力を持つ。

南部博士。科学忍者隊生みの親で、ギャラクターの存在を察知して科学忍者隊を指揮する。


科学忍者隊には5人の隊員がいた。
その中の1人、みみずくのリュウこと、G5号。17歳。
年齢のわりに性格はのんびりしており、お世辞にも二枚目とはいえない。
体型は関取のように丸々と太っており、かなりの肥満に見える。
しかし、いわゆるメタボリックのような、だらしない太り方ではなかった。
リュウの体は、関取のような鍛えられた筋肉のかたまり、そのものだった。
子供の頃から海で鍛えており、
  その強靭な体と怪力は、科学忍者隊でも随一で、敵のギャラクターからも恐れられていた。
普段はヨットハーバーの管理人をしており、船の操舵はお手の物。
メカにも強いことから、ゴッドフェニックスという大型攻撃機のパイロットも兼ねていた。



──ピッピッピッ。
南部博士からブレスレットに信号が入る。
「G5号、応答せよ」
「Zzzz...」
「どうしたG5号、早く応答しろ」
昼寝をしているリュウには、ブレスレットの音も南部博士の声も子守唄に聞こえるらしい。
「寝ているのか、G5号!!」
ぶち切れた南部博士から怒声が飛ぶ。
リュウは腰がぬかして、うたた寝をしていた椅子から転げ落ちた。


「いてて・・」
「なにをしている」
南部博士のあきれ声から察するに、昼寝をしていたことはバレているのだろう。
しかし、そんな些細なことは気にしないのが、リュウの性格だ。


「はい。こちらG5号、みみずくのリュウ」
「南部だ。また寝ていたのか?」
「ち、違います。トイレに行っとったもんで・・」
「まぁいい。タートルキングの位置が分かった」
「ギャラクターの母船の位置が分かったんですか?」
「そうだ。ヤツらは有能の科学者をまとめて拉致し、現在ポイント220035の地点に停泊している」
「ポイント220035・・ここの近くじゃわい」
「お前の任務はタートルキングを発見し、その動向を監視することである」
「はい」
「まずはゴッドフェニックスで接近して様子をみろ。頼んだぞ、G5号」
「ラジャー!」


急いでボートハウスの看板を「CLOSED」にして、店内に入る。
大きな巨体を床の隠し穴に落とすと、そこは海につながっていた。
リュウは、海底に隠してあるゴッドフェニックス号のコックピットまで一直線に潜水して進む。
そして船内に入るなり、「バードゴー!」と叫び、科学忍者隊のコスチュームに変身した。
緑色のマントに、茶色を基調したボディスーツ。
頭にはみみずくをイメージした模様が入ったヘルメット、胸に忍者隊のマーク。
ボティスーツはぴったりと密着し、
 胸元から股間にかけての黄色の模様が、リュウの力強い体型をより引き立てていた。


次回をお楽しみに。

戻る