千太キュン小説(1)


ヤケクソで千太キュン小説書いてみました。絡みはスタンダードですw


登場人物

海野千太。コロッケのつまみ食いが大好きな少年。

水早賢次。千太の親友。

速水洋平。707Rの艦長で、温厚誠実な性格見えるが・・。


(気持ちいい・・・ふぁーーあ)
青空に輝く太陽の中。
甲板の上を、思いっきり背伸びをしながら歩いている少年。
シャワーのような優しい光が、少し太った水兵服に反射する。
「・・・おい、千太?」
聞き覚えのある渋い声。
ふと横をみると・・・。
そこには、なぜか"ふんどし一丁"の艦長の姿。
両手を腰に当てて、千太をじっと見つめている。
いわゆる仁王立ちってやつだ。
「は、速水艦長!」
脊髄反射で、思わず声を出して敬礼をしてしまった。
どうしてそんな格好をしているのかというツッコミも忘れて。


仁王立ちの艦長に見つめられるだけで、千太はなぜかドキッとした。
少し赤くなりながら、艦長との目線を微妙にずらす。
そして、その豊満な肉体をチラチラッと盗み見る。
立派な口ヒゲと顎ヒゲ。
プクッと太ったお腹に、ムッチリと飛び出た胸の筋肉。
さらに、ふんどしの中心には、イチモツの形状が確認できるような大きな膨らみ。
(本物の海の男って、すごい体してるんだなぁ・・・)
惚れ惚れした千太の表情。
(僕も、速水艦長みたいに立派な男になりたい・・)
千太の目は、初めて見る速水艦長の体に釘付けになっていた。


「千太。こっちにこんか」
「えっ・・は、はい!」
千太は目のやり場に困りながら、そそくさと速水艦長の体に近づく。
いつも艦長服を着ているのに、なぜか真っ黒に日焼けした艦長の体。
間近でみる二の腕は、丸太のようにぶっとい。
うつむき加減の千太に、速水艦長が命令する。
「わしの体を触ってくれんか」
「ええっ!?」
いきなり触れと言われても、一体何をどうすればよいのか?
事の展開に、まったくついていけない千太。
「早くせんか!」
「は、はい・・・」
弱々しい千太の声。
しかし、速水艦長の体には興味がある。
本物の海の男の筋肉が、固いのか柔らかいのか、お腹はプニッとしているのか知りたいのだ。
ある意味、これは千載一遇のチャンスだ。
「よーし」っとあまり千太らしくない気合を入れ、艦長のお腹をそっとさすってみる。


(うわぁ、速水艦長のお腹って柔らかい・・)
艦長のお腹をギュッと押してみると、反動ですぐに戻される。
トランポリンのような弾力だ。
「千太や。わしのふんどしを揉んでくれや」
「は?」
「早くせんか!」
「は、はい・・・(でも揉むって・・)」
ゴクリと唾を飲み込む。
千太は戸惑いながら、速水艦長のふんどしの先端に手を伸ばしていく。
恥ずかしいという気持ちと、ちょっと触りたいという気持ちが交錯しながら。
(本当にいいのかな・・こんなことして・・・)
しかし、艦長が命令しているのだから、やらないと怒られてしまう。
ドキドキしながら、膨らみに手を伸ばす。
その中には、きっと大きな竿と玉があるのだろう。
(本当にいいのかな・・本当に・・・)





「おい、千太!千太ったら!」
「ムニュムニュ・・・艦長・・」
707Rの訓練生の寝室。
ベッドとクローゼットがあるだけの、飾り気の無い部屋だ。
3段ベッドの一番下が千太の寝床になっている。
「もう起きる時間だぞ!」
「う〜ん・・」
枕に抱きついて、気持ちよさそうにヨダレを垂らしている千太。
白いランニングシャツにパンツ一枚。
まるで、小熊さんがゴロンと横になっているようだ。
賢次は、千太の肩を揺すって声をかける。
「千太、早く起きろよっ」
「うーん・・もうちょっと寝かして・・・」


賢次は707Rに搭乗してから、毎日千太の目覚まし代わりになっていた。
「まったく・・」
賢次は呆れた顔で、千太の下半身をみてみる。
白いパンツの先端は、モッコリとした膨らみ。
これ以上ないほど、パンパンにテントを張っている。
(やれやれ・・千太のヤツ、また変な夢みてやがるな・・)
最近の千太の朝勃ち・・・は凄まじい。
賢次の記憶では、出航当時はこれほど朝勃ちしていなかったと思うのだが。
このまま行くと夢精するのも時間の問題だなと賢次は思った。
(しょうがないなぁ・・いつものやるか・・)
賢次はクスッと笑うと、千太のパンツの膨らみに手を伸ばす。
(千太のって、勃起すると意外と大きいんだよな・・)
白いパンツの中にあるバナナを、ギュッと握り締めた。


「ぎゃあああ!」
耳を塞ぎたくなるような悲鳴が響きわたる。
「け、賢ちゃん・・・」
一瞬にして、ベッドの奥に逃げ込んでいる千太。
M字開脚するように股を少し開き、両手でパンツの膨らみを隠している。
少し目に涙をためて、震えながら賢次を見つめている。
つい数秒前まで、ダダをこねていた寝坊小僧とは到底思えない。
「もう、賢ちゃん、その起こし方やめてよ!」
「アハハ。だって一番効果的な方法だろ。バッチリ目が覚めてるじゃないか」
「・・・」
「ごめんこめん。もう朝の点呼が始まるぜ」
「うん・・・着替えるから、賢ちゃんは向こうに行っててよ」
「はいはい」
過剰に反応する千太に笑いが止まらない賢次。
笑いを押し殺しながら部屋を後にした。


1人ポツンと取り残された千太。
(あ〜あ、また賢ちゃんに、僕のおちんちん触られちゃった・・)
おちんちんを触られるのは嫌だが、低血圧な千太には回避する手段がない。
千太はパンツのゴムを掴み、そのまま三角形に広げて、中を覗いてみる。
(ふぅ・・・よかった・・)
パンツの中に異物がついていないことを確認してホッとする。
しかし、自分で見ても驚くほどの、勃起したおちんちん。
太った体に不釣合いの小さなパンツでは、モノが飛び出してしまいそうだ。
(さっき見た艦長の夢・・・まさか僕の願望なのかな・・・)
よく夢は自分の願望を映すという。
しかし、艦長には、海の男としての憧れと尊敬の念しかないはずだ。
千太はボッとしながら、艦長のふんどし姿を頭に思い描いてみる。
(艦長の白いフンドシ・・ちょっとだけ触ってみたかったかも・・・)
いつのまにか、手がパンツの中に入り、おちんちんの竿をギュッと握り締めていた。


「うっ・・!」
おちんちんがビクンと反応する。
硬くなったおちんちんを握り締めると、すぐにマグマが沸いてくる感覚。
(ダメ・・・ちょっと妄想しただけで、簡単に逝っちゃいそう・・)
千太はすぐにパンツから手を取り出す。
そして、おちんちんの脈動が収まるのを必死に耐える。
(僕は決めたんだ。707Rで淫らな行動はしないって・・。
 耐えなくちゃ・・絶対に耐えなくちゃ・・・)
ベッドの上で下半身を動かして、必死に脈動を抑える千太。
(でも・・・もう限界に近いよなぁ・・)
千太はため息をついていたが、フッと時計をみるとすでに点呼の1分前。
「や、やべっ!」
もし遅刻したら、副官である南郷のお小言が待っているのだ。
千太は、急いで新しいパンツに履き替える。
そして、壁に掛けてある水兵服に袖を通した。
(よーし、今日も一日がんばらなくちゃ!)


いつも通りの始まり方ですね・・w

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