ヤジロベーVS魔族(7)


果たして<恥辱のコース>とは?


登場人物

ヤジロベー。刀をもった大食漢で、ジャングルで風来坊な生活をしている。

シンバル。ピッコロ大魔王から生み出された魔族。太っているが動きは俊敏。

ドラム。ピッコロ大魔王から生み出された戦士タイプの魔族。怪力を持つ。


逆さまでW字に開脚したままのヤジロベー。
シンバルとドラムは、ヤジロベーの目の前にノシリと歩を進めた。
倒れているヤジロベーを、上から見下ろす。
赤いフンドシに大股開き。
真上から見ると、ヤジロベーの股間が丸見えだ。
ずっと、ぶざまな格好を晒していることから、ヤジロベーに抵抗する意思はないらしい。
その姿に思わず、シンバルの頬は緩んだ。
(こりゃ、デブ専の俺たちには、たまらねー格好だぜ)


シンバルは、フンドシの膨らみを見てニンマリと笑う。
(ケツも太股もパンパンに張っているし、いい肥り具合だぜ。
  それによく見ると、フンドシも意外と綺麗だな。早く触りたくなってきたぜ)
ヤジロベーの性格からして、着物には神経を使いそうもないのだが、思ったよりもずっと清潔に見える。
毎日、川で洗濯をしているのだろうか?


フンドシのサイズは、男の大事な部分をしっかりと隠すように、少し布幅は大きめだった。
股間から、お尻の穴にかけて、キュッと引き締まるようにフンドシがしめられている。
ただし、ヤジロベーが太っているので、太ももからお尻にかけての露出面積は相当に大きい。
さらに赤い前垂れの部分は、腰からほどけて地面にまで達している。
股間の部分の膨らみは、かなりモッコリとしている。
フンドシの膨らみに、竿と2つの玉の丸みをしっかり確認できるほどだ。
(コイツ、相当にデカいぜ・・! ヨダレがでちまう・・)
シンバルは、口元に垂れたヨダレをジュルッと腕で拭い取った。
『さて、まずは大きさを確認させてもらおうかい』
「な、なんの大きさだべ・・?」
シンバルの右手が、ゆっくりとヤジロベーの股間の伸びる。
そのままフンドシの膨らみを、グニュッと握りつぶした。
その瞬間、ヤジロベーの体は、まな板の上の成魚のようにもんどりうった。
「ひゃああ! なにするだ!!」
『ほほう、相当でかいな』
「チンチン触って、おめゃー、変態だぎゃ!」
『だから言っているだろうが。お前の液体が欲しいと』
「訳わかんねーこというでねー! このスケベ魔族が!」


ヤジロベーは自分の大切な部分を握られ、顔から火が出そうなほどの羞恥心に襲われた。
いままでのジャングル生活で、それなりに屈辱を受けたことはあった。
しかし、自分の局部を握られるという、はずかしめを受けたことは、一度もなかったのだ。
「や、やめれ〜っ!」
ヤジロベーは肉付きの良い体を必死に動かし、抵抗をし始めた。
『おい、暴れるんじゃねぇ!』
「どこ触ってるだ!」
『だから言ってるだろう? お前の液体が欲しいのだと』
「液体って・・まさか、魔族の好物はションベンだったか!? 知らなかっただに!」
その言葉を聞いて、シンバルは一瞬ブッと吹き出しそうになる。
『ハーハハッ、ションベンなわけなかろう?』
「じゃ、なんだっていうんだ!?」
『わからねーヤツだな。我ら魔族の好物は人間の精子だ』
「せ、せ、精子?」
『ヘーヘヘッ、若いヤツのものほど美味だぜ』
「精子って、あのその・・チンチンから出る、白いアレのことか・・?」
『そうだ。白いアレだ』
シンバルは、くけけっと思わず笑いをこぼした。


(精子が好物ってことは・・これから俺は射精させられるってことだべか?)
そう考えたとき、ヤジロベーの顔はみるみる真っ赤になった。
「バ、バカこくでねー!」
ヤジロベーは足をバタバタと動かし、逆立ちしている体を元に戻そうとした。
『おい、ドラム。ヤジロベーを逆さづりにしろ』
『ムヒョヒョ。お安いご用だ』
背後にドラムが回り込み、ヤジロベーの片足をしっかりと握った。
「わ、わ、なにするだぎゃ!」
『ウヘヘ。貴様には、逆さづりの刑がお似合いだ』
ドラムは、ヤジロベーの片足首を掴み、ゆっくりと上に持ち上げる。
逆さのまま宙吊りにされてしまった。



「うわぁ〜あっ」
ヤジロベーは、逆さに持ち上げられて大股開きにされる。
逆さのまま、強制的に足をV字型に開脚されるという屈辱。
「おめゃーら、やめれーっ!」
着物は帯から下がベロンとめくれて、フンドシが丸見えだ。
フンドシの中の膨らみは、シンバルの眼前にモロに晒されてしまった。
冷や汗を流すヤジロベーに、シンバルは笑いかける。
『よしよし。これからお前のチンチンをゆっくりと料理してやる』
「い、いまなんて言っただ!?」
『チンチンを料理だ』
「バカこくでねー、やめるだぁ〜!」
シンバルはヤジロベーの言葉を無視して、大きな右の手のひらで、フンドシの膨らみをゆっくりと包んだ。
ヤジロベーは、その様子を下から見上げて、ゴクリと唾を飲み込む。
「あっ、あっ・・」
『どうだ? 気持ちいいかい?』
「そ、そこはいかんきに!」
『本当はもっと強く握って欲しいんだろ?』
「そんなわけないでしょ、あわわっ!」
シンバルの手のひらが、ヤジロベーのおちんちんをゆっくりと揉みはじめる。
まるで、5本の大きな指が生き物のように、玉袋をいじりはじめたのだ。
強烈な刺激が、ヤジロベーの肉体を襲う。



「んーー・・・んー・・・」
ヤジロベーは、目を瞑ってこの現実から逃避しようと必死になった。
玉袋を揉みあさる5本指。
竿を握る大きな手のひら。
「そんなこと、いかんきにー・・」
全身に力を入れたり、逆に脱力したりして、なんとか強烈な刺激に反応しないように試みた。
しかし、シンバルがおちんちんを刺激するたびに、
  気持ちよさと恥ずかしさが、交互に洪水のように襲ってくるのも確かな事実。
痺れるような快感に、ヤジロベーはなぜか胸の鼓動が高鳴る。
そして、おちんちんがムクムクと勝手に反応していた。
シンバルは余裕の笑みを浮かべながら、ヤジロベーの様子を伺う。
『しかし、でかいキンタマだな』
「や、やめねーか!」
『この竿の太さも、玉の大きさも、たまんねー感触だぜ』
「へ、変態だぎゃっ」
『気持ちいいなら、喘いで構わんのだぞ』
「ぎゃ、あっ! クソッ、喘ぐか!」
『そうかな? お前のココは正直だぞ』
「いいっ!?」
『お前のチンチンが、フンドシを突き破るほど、太く硬くなっているのだ』
「バ、バ、バカこくでねー!」
ヤジロベーは顔を真っ赤にして、目を瞑って震えだした。
その分かりやすい反応に、シンバルは満面の笑みを浮かべる。


──コイツ、予想以上に敏感なヤツだぜ!
シンバルは感じ取っていた。
竿を軽くなぞるだけで、ヤジロベーはビクリッ!と反応し、
  玉袋を軽くグリグリと揉むだけで、太った体を左右にくねらせた。
「はぁはぁ」という荒い息遣いも聞こえる。
フンドシの上から、ただ触っただけなのに、
  すでに中のものは突き上げられており、相当にイビツな形をしている。
もはや、フンドシに収まりきりそうもない。
(よしよし。それにしてもデカいチンチンだな。直接握りたいぜ・・)
ヤジロベーのフンドシの中のモノは、さらにビクビクと脈動をはじめる。
一方のヤジロベーは、生まれて初めて感じる股間の刺激に、必死に抵抗していたが、
 徐々に心地よさと気持ちよさが、脳を覆い尽くしていった。
(あっ・・あっ・・なんかおかしいだ・・気持ちよくなって・・)
そして、かすれた声をあげるだけになった。


シンバルがしばらく玉袋をいじくると、フンドシの先端部分が変色し始めた。
どうやら、ガマン汁が噴出して、フンドシを濡らしているらしい。
『おい、ジンジロベー』
「ふあっ、んぐっ、がっ」
どうやら、ヤジロベーは壮絶な快感に耐えようと、返事をするどころではないらしい。
シンバルはさらに倍の声で話しかける。
『ヤジロベー、返事くらいしろ!』
「な、な、なんですだ・・?」
『フンドシがびっしょり濡れているが、これはガマン汁か? まさかもう射精したのではあるまいな?』
「す、す、するわけないでしょーが!」
『まだ直接触ってもいないのに、ずいぶんと敏感だな』
「俺はおめゃーと違ってデリケートなんだ。だから、その、ちょっと感じやすいだけだ」
『フーハハハッ、こりゃ傑作だ。では脱がすぞ』
──ぬ、脱がすだど?
フンドシを脱がされるのは時間の問題だとは思っていたが、
  いざそれを告げられると、ヤジロベーは両手両足を動かして、最後の抵抗をし始めた。
「わわっ、やめれー!」


『コイツ、無駄な抵抗をしおって! ちょっと刺激を強めにしてやろう』
シンバルは、フンドシの中で突き上げられた亀頭と思われる部分を、5本の指で力いっぱいに摘んだ。
「ああああっ!!」
ヤジロベーは体に雷が直撃したかのような、悲鳴に近い声を漏らした。
『ヘヘッ、相当に堪えているようだな。次はどうだい?』
シンバルは、さらに手に電撃を集めて、軽くチンチンに電流を流して見る。
「ひょええええ!!」
ビリビリと流れる電流の衝撃で、全身を激しく痙攣させるヤジロベー。
しばらくすると、抵抗がバッタリとなくなった。
どうやら電流あんま攻撃は、ヤジロベーの性感帯をモロについてしまったらしい。
「あへっ・・」
ほとんど放心状態のようになってる。
『それ、いまだ!』
シンバルは両手でヤジロベーのフンドシを掴むと、そのまま左右に思いっきり引きちぎった。
──ボロンッ・・。
スースーと股間に感じる冷たい風。
「へっ・・?」
ヤジロベーが視線を上にあげると、すっかりと勃ちあがったおちんちんが、上下に揺れている。
シンバルの眼前に、自分のイチモツがあらわになってしまったのだ。


次回予告
ヤジロベー 「お、俺様のチンチンが晒されてしまっただ・・・食べられちまうんだろうか・・」
ブラスターベアさんに、魔族にやられるヤジロベー絵を描いていただきましたー。ありがとうございます。

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