ケモ系にしようと思ったけど、ホァン中心になってしまってる・・。
登場人物
ホァンです。中国の山奥で、ひっそりとミニ四駆を楽しむ12歳の少年。
ズオウです。白い毛で覆われたビッグフット。
「ホァンのおなか、大きくなった!」
「大きくないアル〜」
白くてフサフサの毛で、ホァンの背後から、抱きついたままのズオウ。
うれしいのか、鼻からぐーぐーと音をさせて、ホァンに人懐っこく密着する。
そして、頬を何度もすり寄せる。
よほどホァンのことを、愛おしく思っているらしい。
「てへへ。ホァン、ぜったいに太った!」
「そ、そんなことないアルよ・・」
「じゃあ、だっこー!」
ズオウは後ろから、ホァンのお腹を抱えて、「よいしょ!」と可愛い声をあげる。
ホァンを1mほど空中に、軽々と持ち上げてみる。
「わ〜ああっ!」
ズオウの予想外の行動に、宙に浮いた足をバタバタとさせるホァン。
「ズオウ、おろしてアル〜」
「ホラ、こーんなに重くなったー!」
ズオウはホァンを持ち上げたまま、左右にピョンピョンと飛び跳ねる。
まるで、母親が赤ん坊をあやしているようだ。
ズオウは「てへへ」と笑いを浮かべながら、ゆっくりとホァンを地面に戻した。
そして、背中から抱きついたまま、子供のように話しかける。
「じゃあ、今度は揉んじゃうー」
「な、なにを揉むアルか・・?」
ズオウはニッコリと微笑むと、ゆっくりとホァンの上半身の膨らみに手を伸ばした。
「えへへ」
「今度はなにをするアルか・・?」
ホァンは困ったような声を出しながら、ズオウの手の行く先を不安気に見つめる。
お腹から、だんだんと胸によじ登ってくる。
ズオウの指の先には、ホァンの大きく膨らんだ胸。
まだ12歳という年なのに、服の上からでも、ふくよかな胸の形が確認できる。
ホァンの上半身は緩やかな曲線を描いており、お腹と胸の膨らみの間に谷があるかのようだ。
お腹は、いわゆる太鼓腹。
袖はワイルドに破れた跡があり、太い二の腕がはちきれんばかりに飛び出している。
毎日、陽にあたって遊んでいる割には色白で、いまにも触りたくなるようにプニッとしている。
成長期ゆえだろうか。
ホァンの緑の服は、少し窮屈ささえ感じさせる。
いつのまにか、ズオウの手はお腹という山頂から、ゆっくりと胸に近づいていく。
女性のようになめらかに膨らんだホァンの乳房。
ホァンは、ズオウの行動にドキドキしているのか、わずかに震えていた。
「ズオウ・・なにするアルか・・?」
「えへへ」
ズオウはニッコリと笑うと、服の上から乳房を優しく撫で始めた。
「ホァンのおっぱい大きい。女の子みたい〜」
「あ〜あ〜っ、やめるのことヨ」
ズオウは、右手でホァンの右の乳房を、左手で左の乳房をわし掴みして、揉みしだいていく。
ザラッとしたチャイナ服の布地が、ホァンの繊細な肌を刺激する。
ホァンは、目をギュッと瞑って、真っ赤な顔をして震えだした。
「すごーい、プヨプヨしてる〜!」
「あああっ・・ズオウ、こんなことしちゃいけないのことヨ・・」
「昔は小さかったのに、いまはすごーい!」
「あああっ」
胸を揉まれ、意思と関係なく反射的に出てしまう声。
ズオウは大きな手で、ホァンの乳房をスッポリと包み、ぎゅうぎゅうと激しく揉みしだく。
時に下から突き上げ、そして円を描くようにして。
「はんあ〜あ〜っ・・・」
「えへ。じゃあ、ホァンの大事なところ、触っちゃおうかなー」
「な、なにをするのことヨ・・」
ズオウは、後ろからホァンの股の下にそっと手を伸ばす。
股下から伸びた手は、リズムを取って楽しそうに動きながら、ホァンの大切なところに移動する。
そして、ポツンとした膨らみを、親指と人差し指でキュッと摘んだ。
その瞬間、ホァンは思わず体を「く」の字型にビクンッ!と仰け反らす。
「あんーっ! そ、そこは絶対にだめアル〜!」
「ホァン、どうしたのかなー?」
ズオウは「いひひ」と笑いながら、ホァンのおちんちんと思われる部分を2本の指でこすっていく。
「今日はやりすぎアル・・・」
ズオウの手の動きに合わせて、ビクビクと痙攣を始めるホァン。
股間に伝わるムズムズとした感覚をに、ホァンはごくんと唾を飲み込んだ。
「あれー、あれー?」
ズオウは、満面の笑みを浮かべながら、ホァンに話しかける。
「なんか大きくなってきたー!」
「・・・・」
ズオウの言葉に、ホァンは顔を真っ赤にする。
ズオウの手の中にある、自分の小さな芋虫が、どんどん大きくなるのに気付いたからである。
「ホァンのおちんちん、どんどんおっきくなってるー!」
「そんなことないアルよ・・」
ホァンは即座に否定しようとしたが、ズオウの手が動き始めるとそれどころではなくなった。
ズオウの手のひらが、まるで生きもののように、おちんちんを全体を刺激し始めたのだ。
「あれー、ホァンのココはどうしたのかなー?」
「ううっ・・」
「いひひ」
ズボンの中で、いびつな形になり始めたホァンのおちんちん。
ズオウの手は、おちんちんの形を確認したいのか、股間をズルズルと這いずり回った。
「・・・・」
「ホァン、黙ってるー。ずるい!」
「ああっ・・へんな気持ちになってきたアルよ・・」
森の中には「ああっ」というホァンの熱い吐息だけが響き渡っていた。
おちんちんがムズムズとしてきたホァン。
「心臓がドキドキしてきたアル・・お願いだから、放して欲しいのことヨ」
「えー、ホァンのおちんちん、もっと触りたいのにー!」
「お願いアル・・・」
「わかったぁ!」
ホァンへの愛撫を続けていたズオウは、ゆっくりとホァンの股間から手を放した。
ようやくズオウの愛撫から解放されたホァン。
しかし、ホァンは愛撫が終わったというのに、まだ全身をブルブルと震わせていた。
ホァンにとっては、相当に刺激的だったらしい。
「ホァン〜! ココに座ろー!」
ズオウは、放心状態のホァンを気にもせず、明るい声を出す。
巨樹の根元に座り、ゆっくりと膝を伸ばした。
そして、「いひひ」と笑いながら、自分の膝の上を指差す。
どうやら、『膝まくらで一緒に寝よう』という意味らしい。
「ズオウ・・う、うん・・わかった・・アル・・」
しかし、まだブルブルと痙攣が止まらないホァン。
まだ衝撃から立ち直れないのか、言葉を出すのも精一杯らしい。
よほど、今日の揉み方が激しかったのだろうか。
緑色のチャイナ服は、ぐしゃぐしゃにしおれている。
ホァンは胸を両手で押さえながら、高鳴る心臓の鼓動を抑えていった。
しばらくして、ホァンはようやく立ち直ったのか、頬を真っ赤に染めながら、ズオウに近づいた。
ズオウの前で、モジモジとしながら、ペタンと尻餅をついて座る。
ズオウのフカフカな膝まくら。
それは、まるで高級な羽毛布団のように、真っ白で毛並みが整っている。
ホァンはズオウに背中を向けて座り、股ぐらの周辺に頭を下ろす。
腕と足を思いっきり伸ばし、仰向けに寝転がった。
これが、いつもの2人の定位置だった。
(暖かい・・それにすごい柔らかいアル・・・)。
大樹の下で、太陽の日差しを緩やかに浴びて、ホァンはこれ以上ない幸せを感じる。
横になるだけで、頬が火照って温かくなる。
ホァンは、少しだけ顔を横に向けて、ズオウのわき腹を、いたずら心でキュッとつねってみる。
「ぎゃ! ホァン、痛い〜!」
「さっきのお返しアル。ズオウのお腹も、触らして欲しいのことヨ」
「うん! わかったー!」
ホァンはうつ伏せになり、ズオウのお腹に顔を埋めてみる。
暖かくて、フカフカして、弾力があって、そしていい匂いがして・・。
なにか、とても懐かしい感じがする。
「ズオウのお腹、とっても気持ちいいアルね」
「ホァン〜、しばらくこのまま寝よっか?」
「うん」
「ずっと一緒だよー」
ズオウの言葉に、コクンと頷くホァン。
ズオウは、大きな手をホァンの胸にそっと置き、優しく抱きしめる。
光輝く大樹の下で、2人はいつもの通り、いつもの格好で、大好きな昼寝をし始めた。
・・・暖かい日差しを浴びながら、ボクの意識は徐々に薄くなる。
ズオウがそこにいると考えるだけで、ボクは幼少に帰ったように、すべてを解放できる。
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いまでもはっきりと覚えているアル。
ズオウに初めて会ったのは、ボクが5歳のとき。
5歳の誕生日に、ボクはおじいちゃんに緑色の服をもらった。
それまでは、ボクは木綿の服しかもっていなくて、村の人たちが着ている服に憧れていた。
おじいちゃんは「光蠍の恩恵を授かりますように」と服の中心に、光蠍のマークを刺繍してくれたんだ。
ボクはうれしくてうれしくて、この服を村の人に見せびらかしたり、あちこちに遊びにいった。
ところがある日、ボクは気がついたら「迷いの森」に入ってしまっていた。
ボクは、泣きながら出口を捜し続けた。
一体、何日彷徨ったのか、よく覚えていない。
ただ、お腹が空いて・・・寒くて・・・何度も倒れ、ボロボロになって・・。
もしかしら死んじゃうんじゃうかも・・そんなことも考えたかもしれない・・。
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気がついたとき、ボクは白い毛むくじゃらのお腹で眠っていた。
ズオウは冷え切ったボクの体を、何日も暖めていてくれた。
でも、ボクは最初はズオウを見て、腰が抜けそうになったっけ。
だって、ズオウに食べられるのかと思ったから。
そんなボクの心を察したのか、ズオウは優しく話しかけてくれた。
僕の服にある光蠍の刺繍を見つめながら、こういった。
「光蠍の人たちは僕の仲間。だから僕は君とトモダチ」
ボクはその言葉を聞いて、安心して眠りにつくことができた。
ボクは、ズオウのあの時の言葉と優しい表情を、いまでも忘れない・・。
ほのぼののつもりが、やはりエロくなってますね・・<俺