ポルトス


ポルトスの魅力について、かなりがんばって妄想膨らまして考えました。



性格
まずはじめに、俺は原作の三銃士は一切読んでいない。なのでここでの話は「アニメ三銃士」の世界に閉じたものとします。ちなみにアニメ三銃士は、文豪 アレクサンドル・デュマの冒険小説「三銃士」を「ルパン三世」のモンキー・パンチが翻案しアニメ化が実現したものです。

ポルトスはアニメでは独身という設定のようだが、すでに2児のパパのような風体。原作では温厚でお洒落、そしてヘラクレスのような力を持つ大男という設定らしいのだが、アニメ三銃士でもその設定はあまり変わっているように見える。ただ、こういうデブキャラ特有のちょっと鈍感でおっちょこちょいな部分も多い。また、いつもはとても温厚で、包み込むような暖かさがある。ジャンもポルトスにはすごいなついていたし、子供からも好かれるパパのような性格。ところが、一度火がつくと手が付けられない短気な性格で、すぐに護衛隊と決闘すると言い出したり、ケンカを売られればすぐに熱くなったり、それを諌めるアトスは毎回ポルトスを止めるのに大変である。つまり典型的な熱血漢だ。また、すぐに食事のことを言い出すハラペコ&お笑い担当キャラでもある。食べることへの執着は人並みはずれており、なにかにつけて食べ物のことに話を繋げようとする(そのたびにアラミスの突っ込みが入るのがミソ)。


ポルトスの家は出てこないので家族と住んでいるのか不明だが、アラミスは一人でアパート暮らし(?)をしていたので、ポルトスも地方からパリに出てきて、一人暮らしっぽい。一人暮らし故か、アラミス、アトスとは酒場によく飲みにいっているようだ。

三銃士同士の関係を見てみよう。年は、アトスが最年長で28才(40才くらいにみえるのだが)、ポルトスが25才、アラミスは22才、ダルタニャンは15才(中学生かよ?)という設定。
ポルトスは、アトスに対しては年長者として博識、頭の切れの良さを素直に認めており(単に屁理屈がうまいんじゃないかと思うが)、常にアトスの行動には一目置いている。
アラミスは年下であるが、ポルトスが無邪気なため、ポルトスの方が年下にみえる(^^;。アニメ三銃士では、アラミスは女性という設定であるが、彼女は常に現実主義者で、ポルトスとは性格も正反対のように思えるのだが、なぜかポルトスと非常に馬が合っているのもおもしろい。2人で勤務時間中の暇つぶしにカードを一緒にプレーしていたり、アラミスは容赦なくポルトスにツッコミを入れたりする。またポルトスがケガをしているアラミスを見つけたときに思いっきり抱きしめたり(このときにアラミスを女と気づかない鈍感なところがポルトスのいい所なのだ)。アラミスも、あまり気を使わなくていいポルトスに対してだけは、心を許していたようにも見える。
ダルタニャンに対しては、かなり年下にも関わらず、親しい友達という感じの付き合いだった。なにしろ主人公のダルタニャンは若いくせに剣術はすごいし、頭もなかなか切れるので、後半はポルトスはダルタニャンに対してもきちんと一目置くようになっていたようだ。後半は、ポルトスとダルタニャンのコンビで大活躍。前半、ポルトスはほとんど登場機会がなかっただけにファンとしてはうれしい展開であった。ダルタニャンにとっても、ポルトスは年長とはいえ、その気さくさから、アトス、アラミスに比べて話やすった相手ではないだろうか(アトスは司令官みたいだし、アラミスは秘密主義なので)。


おしゃれ?

実はポルトスはおしゃれ好き。第9話ではベルサイユの狩りのためにわざわざボナシューの家に行って、新しい服を新調している。ボナシューにとってはポルトスは毎回園遊会の度に服を新調してくれる大のお得意様らしい。
ポルトスの服は、いつもの緑地の銃士服なんだが(アニメだからいつも同じ服ですな)、たぶんポルトスの家のタンスにはいろいろなおしゃれな服がたくさん入っているに違いない(もしくはあの緑の服がずらーっと並んでいるとか・・・)。ポルトスの銃士服の特徴として、緑を基調としたなかなか綺麗なデザインで、白くて太い腰巻きがポイント。この腰巻が他の銃士に比べてやたら太いのは、太っているので洋服がずれ落ちないようにしっかりと止めているものと思われる。
またそこそこ清潔好きのようで、食事のときはちゃんとナプキンをつけているし、後半にお尋ね者になったときに、ダルタニャンと馬小屋で一緒に添い寝寝泊りしたときも(ポルトスのお腹をまくらにしているダルタニャンもなかなかしたたかですな)、どうも馬小屋のようなところは彼の性分には合わないらしい。女心に鈍そうなポルトスだが、身だしなみにはいろいろと気を使っていたのだ。


ところで、ポルトスたち三銃士はどうしてあーも暑苦しい格好をしているのかちょっと不思議だった。調べてみると、恐ろしいフランスの排泄物の歴史にぶち当たってしまった。どうも中世のパリではウンコの悪臭がひどかったらしい。ベルサイユ宮殿ではあちこちに排泄物(ウンコ)が高く積みあがり、匂いを我慢するのが大変だった模様。また、人々は家でした排泄物(ウンコ)を昼夜を問わず上階の窓から投げ捨てていたらしい。もちろんこうした投げ捨てを禁止する法律があったのだが、「上の水に気を付けろ!」と3回叫べば上階からの排泄物を投げ捨てることが認められるという法律(どういう法律だ・・)が、その後できてしまった。街中の至るところで排泄物が投げられるパリの中では、帽子をかぶったり、厚手の服を着て、ウンコから自分の身を守らなければいけなかったのだ。匂いや排泄物の歴史というのはなかなか見えなてこないものだが、こうしてみれば、夏でもポトルスが緑の暑苦しい衣装を着ていた理由も分かるというものだ。しかし、こっちからしてみると、服脱いで中がどうなっているのか見てみたかったけどね(←ぉぃ)。だって一度も服を脱ぐ場面ないんだもん・・(まぁそんなことを期待している視聴者はいないと思うのだが)。



食事は人生で最も大切なこと
ポルトスが話をすると、なぜか話題はどんどん食べ物の方向へ行ってしまう。ダルタニャンが大切な王妃の首飾りを取りにロンドンに旅にでるときも、ポルトスは護衛任務よりも食べ物のことばかり話していた(アラミスは半分あきれながらツッコミを入れていたが)。実際にイギリスに行く途中で、シャンティーの街で待ち合わせをしたときも、ポルトスは先について兎のシチューをうまそうに食べていた。ポルトスにとってはもちろん任務も大切なのだが、食事を取れる時間があれば優先順位としてそちらが先行してしまうらしい。「食べること=人生最大の楽しみ」と本人が豪語するとおり、ポルトスにとっては、おいしいものを食べているときは人生の中で一番至福のときなのだ。またポルトスは時々、食事、食べ物に対しておもしろい格言みたいなことをいう。(名場面集でその言葉を特集しています)
さらにポルトスはもうひとつこれに関連した特技がある。うまいものにはめちゃくちゃ鼻が利く(まるで犬のようだ)。ロシナンテ(ダルタニャンの馬)もすごい鼻が利くのだが、その次に利くようだ。まさに人間離れした能力である。物語の終盤近くで、ダルタニャンたちは、ベル・イールの要塞に乗り込むのだが、要塞に乗り込むために海岸から崖をロープで登っていくとき、ポルトスは重くて他の銃士全員でやっとこさ引き上げられるという醜態を演じてしまう。ところが、このあと豚の丸焼き(?)のにおいを遠くから匂いだけで嗅ぎつけ、入り口を発見してしまうという大活躍(前の失態を帳消し)。ポルトスをわざわざ連れて行った甲斐があったというものだ。しかし恐るべしポルトスの能力。


アラミスとの関係
ポルトスとのコンビで、一番しっくりくる組み合わせを考えると、俺の中ではアラミスである。アラミスはアニメ三銃士では女性という大胆な設定で、恋人のフランソワの仇を討つために、女を捨てて銃士隊に入った。アラミスが女性であることを知っているのはトレビル隊長のみである。剣術は男も顔負けというほど努力(?)しており、その覚悟たるや並々ならぬものがあったのだろう。映画「アラミスの冒険」ではフランソワの仇を討つべく奮戦するわけだが、このフランソワって意外と年のわりには老けている。32才で殺されたということになっているが、アラミスがまだ少女のときから付き合っていた(?)ので回想シーン出てきているフランソワは20代前半だろう(そのときもやたら老けている)。
ポルトスとアラミスが出会ったのは銃士隊に入ってからだろうから、アラミスが20歳前後ということになる。アラミスは思慮深く、さらに秘密も多く、女性であることからなるべく他人の接触は避けていたと思われるが、ポルトスだけは別だった。ポルトスとは銃士たちの中では最も仲が良かったようで、暇があればカードで遊んでいたし、唯一気軽に冗談も言える仲だった。さらになにかに付けてポルトスに突っ込みまくり、まるでボケとツッコミの夫婦漫才でもしているようである。アラミスが傷を負って逃げていたときにポルトスに会ったときも、抱きしめられるのを拒絶するどころか、「痛い」と言いながら身をゆだねる始末(このときにどうしてポルトスはアラミスに胸があることに気づかんかね?)。女性であることを知られるのを極度に避けていたアラミスとしては、通常ではとても考えられない行為である(ケガをしていたとはいえ)。それだけポルトスを信頼していたのか、ポルトスの鈍感さを計算していたのか・・。
フランソワの仇を討ったアラミスは、その後もずっと女性であることを隠しとおせるとは思えない。いつかはポルトスにも、アラミスが女性であることは知られてしまうだろう。さて、こうなった場合、2人の関係はどうなるのであろうか?


純情なポルトスのことだから、かなりショックを受けるだろう(アラミスを男だと思って殴ったりしていたし)。その後はいくら鈍感なポルトスとはいえ、最も仲が良かったアラミスを女性として思いっきり意識してしまうことは間違いない。しかし、アラミスの性分ならば、ポルトスとはいままでと同じように付き合うように願うだろう。思いっきり戸惑うポルトスと、いままで通りの関係を強要するアラミス。実にこじれそうな展開なんですよね。
アラミスの美貌もまんざらではないので、ポルトスがアラミスに対して恋愛感情を抱く可能性も高い。しかし、アラミスの方が問題だ。なにせあの気の強さ。ちょっとやそっとの男ではとてもアラミスを受け止めることは不可能。その点、けっこうポルトスは度量も広く、鈍感の化身のような存在だからうまく行くような気もするんだが・・・。もしアラミスがフランソワのことを忘れることができれば、ポルトスとゴールインの可能性も無きにしも非ずだ。そうなったら2人の夜の戦いは絶倫を極めるだろう・・(微妙にアラミスが優勢な気がするが)。ポルトスの太い胸板に抱かれるアラミス、萌えるなぁ。(←って俺の妄想か)


ヘラクレスパワー炸裂
ポルトスは、数多い銃士隊の中でも、他者から敬意を込めて"三銃士"と呼ばれるほどの剣術にすぐれた腕の持ち主。つまり屈指の剣術使いである。しかし劇中で純粋に剣術の腕ということでみると、ポルトスは、アトス、アラミスの後塵を拝するという感じがする。なによりアトスは頭も切れて頭脳明晰、剣術にもスキはない。どうみても次期隊長候補である。一方のアラミスは銃士隊の剣術指南役。女性なのに男性顔負けの美しい剣術。一方、ポルトスの剣術というと、なにかいまひとつパッとしない。体が大きいので剣が似合わない。剣でセコセコ戦っているポルトスの場面もあるのだが、15話ではシャンティーのアランとかいう、どこの馬の骨とも分からない地方の男爵に苦戦したり、本当に剣の腕が強いのか今ひとつ疑問である。少なくともロシュフォールよりは強いようだが・・・(シャトレの牢で戦った)、しかしそのときもポルトスは酒ビンを武器にしていたしな・・。ともかくポルトスは銃士とはいえ、剣を振るのは窮屈に見えてしまって似合わないのだ。
では、ポルトスはそれほど強くないのかというと、それは大間違い。ポルトスの強さというのは剣術のスケールでは図かれない。実はよく劇中を見ていると、ポルトスが剣だけで戦っている場面というのは少ない。剣を使いながら、パンチとキックなど多彩な体術(?)を駆使して戦っている方が多い(相手はたいていポルトスのパンチ一発でノックアウト)。そのほうがポルトスらしい戦い方なのだ。また、ポルトスは、実際に剣よりも、素手や道具(大木とか)だけを使ったときの戦闘力の方が、実は圧倒的に強い。まさに百人力のパワーである(これって銃士として優れているのか甚だ疑問なのだが)。想像を絶するパワーからすると、太っているというよりは全身ヘラクレス並の筋肉なのだろうか? 劇中で強さはどんどんエスカレートしていき、大木を軽々と持ち上げるわ、牢の扉をぶち壊すわ、仕舞いには映画「アラミスの冒険」で鉄格子まで破壊するという、とても人間とは思えないパワーを発揮していた。剣術の腕と肉体の強さを兼ね備えたポルトスこそ、三銃士最強と勝手に思っている。あのパワーを見るに、本当は人間じゃないんだね・・ポルトスたんは。(名場面集でその強さを特集しています)


発見!恐るべきボナシュー
実はコンスタンスの父親であるボナシュー。ところがこいつがとんだ食わせ者であり、実はデブ専であることが判明(ぉぃ)。いくつか怪しい場面があるのでピックアップしてみよう。
まずポルトスの服はすべてボナシューが作っている。実は自分好みのコスプレ衣装を必死に考えて、あの緑色の服をポルトスに考案したのだ。特に下半身はピチピチになるようにタイツを設計。あの白い腰巻も長年に渡るボナシューの好み(ぉぃ)。
また、ポルトスを家に招待してご馳走したときに、「ポルトス様にはたらふく食べていただいて、また太っていただけなければ」と大胆にデブ専のカミングアウト
続いて、鉄仮面の部屋をアトスたち三銃士がが調べていた場面で、なんとボナシューはポルトスを背後から殴り気絶させる。「鉄仮面かと思った」などとどうみてもウソくさい理由を言っていた(どう見たら鉄仮面とポルトスを間違えるかね?)。実はポルトスを気絶させ、そのまま隠し部屋に連れて行って、あんなことやこんなことをする算段だったのだ。このエロジジィが(すぐにアラミスたちに見つかったので、「大丈夫ですか?」といって誤魔化していたぞ)。
さらになぜか家までの護衛をポルトス1人に任せていたり、鉄仮面のアジトから脱出したときも、ここぞとばかりにポルトスに必死にしがみついていた。
仕立て屋なので、特に怪しまれることもなく、ポルトスの体にベタベタ触れるという特権付き。実はポルトスの身体データはすべて大切な手帳に記されているのだ。仕立ての時に、その気になれば裸にすることも可能なのだ。うらやましすぎるぞ!このエロジジィ!!

(写真はボナシューがポルトスをぶん殴って気絶させ、ついにボナシューの膝枕にされてしまったポルトスたん。写真には見えていませんがボナシューは満面の笑みです!)


おまけ ポルトス名言&怪力集
ポルトスの名場面&怪力場面をピックアップしてみました。ともかく人間離れしています。

1.ベルサイユの狩り(怪力その1)

ポルトス「とりゃ〜」(イノシシのむかってパンチ)
イノシシがあっという間にノックアウツ。
ポルトス「大丈夫ですか?(シャルロットに向かって)」←全く息に乱れなし

なぜかジャンとシャルロットが会っているところにイノシシが乱入。そこをポルトスが助けに入る。蹴り一撃でイノシシを吹っ飛ばし、そのあとさらに立ち向かってきたイノシシにパンチを一発。イノシシは何も抵抗できず、小動物に見えた哀れな瞬間でした。


2.バッキンガム公を逃がす場面(怪力その2)

ポルトス「ええーい、どすこーい」(って相撲取りだったのかよ!?)

護衛隊20名以上を押し相撲で潰してしまうポルトス。大の大人が20人以上相手でも負けないとは・・やっぱ人間じゃないね・・ポルトスたん。。


3.ダルタニャンの部屋でイギリスに行く算段をする場面

ポルトス「ロンドンか・・みんなで旅ができると思うとワクワクするよ。いまのイギリスでうまいものは一体なんだろう?」
アラミス「おい、ポルトス。僕らは遊びにいくんじゃないんだぜ」
ポルトス「イギリスに行ったって飯は食わなくちゃいけないんだ。どうせ食うならうまいものを食わないと損だからな」

食べ物の格言1。イギリスに行くことになり、護衛よりも飯のことばかり気になるポルトス。彼らしいセリフが飛び出しています。


4.ダルタニャンの部屋での密会がバレた場面(怪力その3)

ロシュフォール「お前らを反逆罪で逮捕する。大人しく剣を捨て・・・捨てなさい・・」
ポルトス「うるさい!さっさと帰れ!!」

ベッドを軽々持ち上げるポルトス。さらに2階からベットをかるがると投げ捨て、そのあとボナシューさんの家の床までぶち抜きました。ボナシューさんもポルトス自慢の怪力にただ釘付けとなったでしょう。


5.リシリューの手下に追撃された場面(怪力その4)

ポルトス「うぬぅ〜〜〜〜〜うお〜〜〜〜〜〜」

なんと数十m、数百kgはあろうかという大木を1人で押し倒しました。こんな巨木を押せる時点でやっぱり人間じゃないんだね・・・。


6.シャンティーでの待ち合わせを相談する場面

ポルトス「それでこれからどうする?おそらくリシュリューのやつ、すでにあつこちに手下を派遣しているに違いないからな」
アトス「よし、こうしよう。一息入れたら別れ別れになって進もうじゃないか」
ポルトス「で、待ち合わせの場所は?」
アラミス「とりあえず、シャンティーあたりで落ち合うというのはどうだ?」
ポルトス「シャンティーか。あそこはマルタンといううまい兎料理を食わせる旅籠屋があるんだ」
ダルタニャン「全く・・ポルトスときたら、何でも食べることが先だな」
ポルトス「食べるのは生きている証拠だ。死んだら何も食えないのだからな」

ここでもポルトスの食に対する哲学(?)のようなものが垣間見れます。そう、食べることは生きていることの証なんです。しかし、ポルトスが料理のことを話すと兎料理がめちゃくちゃうまそうに聞こえます。食べてみたい(え?ポルトスを?←ぉぃ)。


7.怪我をしたアラミスに再会する場面

ポルトス「アラミスこそ、傷の具合はどうだ?」
アラミス「あぁ、ダルタニャンのくれた塗り薬のおかげでもう大丈夫だ」
ポルトス「よかったな〜〜〜 アラミス!!!」(思いっきり抱きしめる)
アラミス「うぅ」
ダルタニャン「ダメだよ、ポルトス。アラミスは痩せ我慢をしているのだから」
ポルトス「そうか、悪かったな・・アラミス」

これぞ究極の友情のスキンシップ。女であるアラミスを思いっきり抱きしめる場面。アラミスもまんざらでもなさそうです。あまりに強く抱きしめたためかアラミスはこのあと失神しました(そのアラミスを抱っこするポルトスたん萌え)。


8.ダルタニャンが銃士を除名された場面

ポルトス「銃士の身分なんてどうってことない。俺たちはいつでも君の友達なんだからな」(←ダルタニャンを必死に励ますポルトス)
アトス「そうとも。いずれ陛下のお怒りが解けるときもあるだろう」
ダルタニャン「・・・・」
ポルトス「さぁ元気付けにいっちょいくか!!」
と言いながら、机の上にポルトスが乗った瞬間に机はなんと木っ端微塵に・・。
ポルトス「なんてヤワなんだ・・これでも机か!」
アンタの体重が重すぎるんです!


9.鉄仮面を追走して逃した場面

ポルトス「鉄仮面がこっちにこなかったか?」
アラミス「鉄仮面が出たのか?」
ポルトス「もう少しで手が届く所まで追い詰めたんだが・・。なにせ俺の馬は長距離に弱くてな」
アラミス「お前の馬が長距離に弱いのは当たり前だ。ご主人様がまず減量しなくてはな」
アラミスとポルトスの夫婦漫才です。アラミスの容赦ない突っ込みがポルトスに入りまくりです。



10.鉄仮面の屋敷でダルタニャンがピンチのとき(怪力その5)

ポルトス「よう、生きていたか、ダルタニャン!」

一体どこから引っこ抜いてきたのか分からない、これまた100kgはあろうかという大木を担いで、門をぶち破ったポルトス。これでもやりすぎだが、さらに大木を投げ捨てて、鉄仮面の手下をあっという間に粉砕しました。これも人間とは思えません。


11.宮殿に侵入する場面

ジャン「ポルトス、大丈夫かい?」
ポルトス「おう!」
ポルトス「ん〜〜〜〜〜〜」(窓に体がハマってしまう)
ダルタニャン「ん?」(と、2人で見つめ合う)
ジャン「あちゃ〜」(目を覆うジャン)
ダルタニャン&ポルトス「ん〜〜〜〜〜」(ダルタニャンが引っ張りにかかる)
そのとき、コピーがポルトスのお尻に噛み付く。
ダルタニャン&ポルトス「うぎゃ〜」(無事侵入成功)

最高にコミカルな場面。ポルトスのお尻が窓に引っかかる演出といい、コピーがポルトスのお尻に噛み付く演出といい、かなり笑えます。


12.ベル・イールの要塞に侵入する場面

アトス「さてどうやって城に潜りこむか」
アラミス「どっちへ行く?」
ポルトス「こっちだ」(鼻をクンクンさせながら)
アトス「なぜわかる?」
ポルトス「いいから付いて来い!」
こんがり焼けた肉を発見
ポルトス「見ろ!俺様の鼻に間違いは無い。うまそうに肉が焼けているではないか」
アラミス「俺たちが探しているのは城への入り口だ。食い物じゃないぞ」(呆れ顔)
ポルトス「ここで見張りが焚き火をしているということは、近くに入り口があるからさ」

犬なみの鼻のよさをついに披露したポルトス。刑事犬としても活躍ですそうです。そしてそのあとのセリフは、ポルトスとしてはめずらしく冴えたことをいっています。現にそのすぐそばに入り口を発見しました。まぁポルトスのことだから何も考えずに、肉にかこつけてたまたま思いつきで出たセリフなのかもしれませんが・・。


13.鉄格子をぶち破る場面(怪力その6)

ポルトス「ん〜〜〜〜〜〜」(さすがに鉄格子となると形相が変わります)
アトス「もう一息だ。がんばれポルトス」(アトスも手伝えっつーの)

なんと鉄格子がはめてある壁ごと全部ぶり破りました。あぁ、やっぱりポルトスたんは人間じゃなかったのね・・。



ということで、ポルトス特集でした。個人的にも大好きなキャラなので、是非興味のある方はDVDを購入して確認してみてください。前半は活躍の場面が少ないけど、後半はかなり活躍して存在感をアピールしてます!


使用している画像、台詞等は「アニメ三銃士DVD BOX1 , DVD BOX2」より引用させていただきました。著作権はNHK、株式会社ハピネットピクチャーズに帰属します。

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