←今週の田所の萌えショット(ウインクする田所キャプテン萌え)
Aパート
前回からの続きで、サッカー部の相木がどのように田所に谷口を紹介するのかと思っていたら、すでに野球部に入るお膳立てが整っている状態でスタートしてました。どうやら、相木が田所に谷口を推薦するシーンはカットの模様(原作もないのでしょうか?)。あまり重要ではないシーンなのかもしれないけど、相木が田所がどういう風に谷口を紹介し、それをどう受け入れたのか気になります・・・。13話という短い構成だから、仕方ないんだろうか。
谷口はサッカー小僧ではなくてやはり真性(?)野球小僧だった。野球部に入部が決まった途端、うれしさのあまり、周りのことが全く見えなくなってしまう。谷口の天然たる由縁か、家を出るのにカバンを忘れるわ、授業に身は入らないわ、いきなり早朝からグラウンドの草むしりをしてしまうわ・・・。本当に谷口は野球を愛しているんだなぁ。サッカー部ではさすがにグラウンドの草むしりまではしていなかったわけなので・・・(サッカーのグラウンドに草がないか・・)。
(しかし、そこまで情熱があるならば、マネージャかなにかで入部するばいいのにと思うんですけどね・・。田所ならば谷口を受け入れると思うのですけど・・)
さて、野球部では谷口が入ると聞いて大騒ぎ。谷口はいつのまにか野球部でも有名な存在になっているようで、実は谷口のことを知らないのは田所だけだったという落ちなんだろうか・・。
そこへ我らの田所キャプテンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!。しかも、学生服姿ですよ。萌えさせてくれます。初めてみるユニフォーム以外のお姿(帽子を脱いだ坊主頭も披露)。ま、まさか「生お着替え」のシーンがあるんじゃないかと期待した俺でしたが、約1分後にはその夢もはかなく消えました・・・(瞬間的に着替えたようです)。
野球部のユニフォームは、青いアンダーウェアに、白いボタンのユニフォーム。田所の生アンダーウェア姿くらいでも出せよなー、っつーか出せ、青少年育成国民会議!
田所は部員の面倒見は良さそう。暴力的で言葉も悪いのだが、部員はきちんと言うことを聞いていることから、信頼は厚いようだ。みんなと冗談を交えながら話しているところからも、性格は楽天的な感じがする。
しばらくして部室に谷口が登場。みんなに丁寧に挨拶をする谷口。部員はそんな堅苦しい挨拶はいいから・・とけっこう和やかなムードなのだが、田所だけは毅然とした態度で谷口を迎える。
田所 「俺がキャプテンの田所だ。指のケガで入部するのだから、心の準備はできとるんだろうな」
予想に反して谷口に冷たい田所。ユニフォームやストッキングを探す谷口に部員たちが声をかけるが、ここでも田所は、「自分のことは自分でやらせろ」と決して谷口を甘やかさない。谷口を特別に扱いしていないのである。これはあとで分ることだが田所の親心であった。やはり真剣に人のことを想うならば、けっして甘やかさない。田所の谷口に対する愛が早くもヒシヒシと伝わってきます。
ユニフォームに着替えた谷口は、他の野球部員から注目されるが、田所は「草むしりをしろ」(←朝にもう谷口がしていたんですが)とか、「ボール磨きをしろ」と言う。他の部員は谷口のプレーを見たいようで、「守備をやらせてみては?」と提案するが、田所だけはそれらの意見を退ける。他の部員が谷口をチヤホヤと持ち上げる中、田所は「いい加減にしろ」と一喝。
そして愛情の一言。
田所 「たしかにヤツは墨谷二中を日本一にした男だ。しかし、今のヤツは一体なんだっていうんだ」
田所 「はっきりいえば、野球部員としては使いもにならんのだぞ」
田所 「おまえたちが期待してりすることが、返ってヤツを苦しめることになるのが分らんのか!」
無粋に見える田所だが、田所は田所なりに谷口に十分気を使っていたのだ。他の部員は谷口のプレーを見たい。それだけだったのに対し、田所だけが谷口のことを真面目に考えていたと言えよう。
谷口がボールを磨いているところに、ボールが・・。谷口は、ボールを返球するが、無情にもボールは地面を転がるのみ。返球がままならない指に愕然とする谷口。本当にもう投げられないのか?谷口!(星飛雄馬のように逆の手で投げる努力はしないんでしょうか・・・)。
サッカー部員が谷口のバッチティングをみたいだのうるさい中、田所もついに「バッティングぐらいは・・」ととりあえずやらせてみることに(この辺は意思が堅いのか、周りに左右されやすい性格なのか、ちょっと微妙です)。谷口は指が使えなくてもバッティングは支障ないのね・・(指が使えないと力が入らないように思うんですけどね・・・)。
「高校野球を甘くみるなよ」というピッチャーのメガネ君。しかし、そのボールをあっという間にホームラン。ナイスバッティングをする谷口に、田所も思わず満面の笑みが・・(いままで谷口に悟られないように必死に隠していましたが、思わず本性がでました)。
目と目が合ってしまったこの2人の行く末が気になります・・(それにしても、外に出ないようにセンターの一番深いところに打つ谷口はすごいですね・・いや、メガネ君がヘタレすぎなのか・・)。サッカー部を10日で制圧した谷口は野球部を1日で制圧しそうな勢いです。
Bパート
田所は守備が出来ない谷口を、代打の切り札として使うことに決めたようだ。次の日から、田所は谷口に代打要因として自覚を持つように告げる。
一方、田所のシートノックを受ける部員たち。しかしこれがとんだヘタレっぷり。サードの山口はロクに捕球すらできず。「目をつぶってボールが取れるかよ!」という田所に対して、まん丸と目をあける山口に、田所も思わず吹き出してしまう。明後日には京成高との予選が始まるというのに、守備はボロボロ。田所もそれを怒るというわけでもなく、田所を含めてなにか和気あいあいとした雰囲気。
明後日から試合だというのに、この野球部員のやる気のないムードに谷口は疑問を感じ始める。谷口が考えている理想の野球と、田所の考える野球はどうもなにか違うようだ。勝とうという気持ちのない部員のムードに、谷口は釈然としない気持ちがどんどん募っていく。
谷口は「ちょっとそこまで」と両親にいって、京成高に偵察に行くが、京成高の守備はしっかりとしており、サウスポーのピッチャーもなかなかのもの。
さて、あっという間に試合当日(展開はかなり早いです)。しかし、墨高の和気あいあいとしたムードは変わらず、試合前の練習でも田所の顔面にボールがぶち当たったり、顧問の先生はよく眠っていたり、ギャグシーン続出(田所は意外とお笑いキャラなんですね・・)。谷口の心配は募る一方。
そして、俺にとって衝撃のシーンが!! 気合を入れようと試合開始前にナインを集めた田所。しかし、気合を入れすぎて思わず「プーーーーッ」とおならが・・!! こっ、このシーン、可愛すぎます。(そのあと田所が真っ赤になっているシーンは絶対に見逃せません! 谷口も何気に一緒にコケてますね・・)。デブキャラにチームのムードメーカーとコンボがどんどん重なってきております。
さて、試合開始。しかし、田所は相手のピッチャーがサウスポーかどうかも知らない模様。谷口はこのことにさらに不安と苛立ちが募っていく。果たして、この試合で谷口はどのような行動をとるのか注目。そして、谷口と田所の野球に対する姿勢の違いが、果たしてどうなるのかも楽しみです。
「とうとう始まっちゃった・・俺たちのチームは一体!?」 最後の谷口の不安がよく出ているセリフです。
「とうとう始まっちゃった・・俺の田所は一体!?」 俺も今後の田所がどうなるのか不安一杯期待一杯という感じです。
使用している画像、台詞等は「プレイボール」第3話から引用しています。著作権はちばあきお/エイケン・プレイボール製作委員会に帰属します。