プレイボール日記 第10話

プレイボール日記 第10話(2005/10/25)


「プレイボール」の田所キャプテン萌え日記です。「ココよ、ココ」。股間にめがけてレッツ!フォークボール!!

←今週の田所の萌えショット(一生お前を守ってやるぜ!)


Aパート

ケガをしたメガネ君からマウンドを託された谷口(元旦那→新旦那への継投ですね)。谷口は先日ようやくボールが投げられるようになったばかりだというのに、いきなりピッチャーとして登板するとは、よくよく考えるとすごい急展開になってます。それもこれも谷口の野球にかける情熱なのか。それとも田所の夫婦妄想の結果なのか(違うか・・)。


東実のベンチからは「まさか、あの1年が投げるとはな・・」とか「なめられたもんだ」とヤッカミが・・・(本当に人をバカにしまくるのが好きなアニメですね・・・谷口最強なのに)。そんな注目の中、谷口は緊張の第1球を投じます! ここで昨日の練習の回想シーンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

昨日の練習で「さぁここ俺の股間に向かって投げてみろ!」と谷口にボールを要求した田所。鋭く変化した谷口の球を取れなかった田所は、その球に驚く。「キャプテンも取れないじゃんか」「アハハハハハッ」と部員に笑われる中、田所は谷口の球筋をみて、それを一発でフォークボールだと見抜きます(キャッチャー女房なのでその辺の勘は鋭いようです)。ここは回想シーンと、実際の試合のシーンをうまく構成してあって、いい演出です。



田所 「谷口、おまえどうやって投げてるんだ?」
谷口 「人差し指が動かないので、中指と親指でボールを挟んで、投げるときに抜いているんです」


皮肉にも、動かなくなった人差し指を使わずに投げた結果、球の握り方がちょうどフォークボールの握りになっていたのだ。ここで突然ひらめいたのか、どうしても谷口と夫婦になりたい田所は、とんでもないことを言い始めました!

田所 「谷口、(俺たちの愛に)お前の指がこういう形でに役に立つとはな!」
谷口 「えっ?」
田所 「その球をマウンドから(俺の股間に向かって)投げるんだよ!」(←夫婦妄想?)
谷口 「えっえ〜」

半ば強引に話を進めていく田所。夫婦妄想が止まらない田所は、やっとノーバウンドで投げられるようになった谷口に、いきなりピッチャーをやれと命令するのだ(本当に強引ですね・・)。その一方で、そんな話聞いてないよ!と言わんばかりに、元旦那のメガネ君が愚痴りはじめます

メガネ君 「(旦那としての)俺の出る幕なくなっちゃったじゃないか・・」(←イジケまくり)
田所 「バカヤロウ!」
田所 「ますますお前の仕事が大事になっていくんだよ!」
メガネ君 「えっ?」
田所 「フォークっていうのは、かなり肘を酷使するボールでプロでもなかなか連投できないんだ」
田所 「だから、お前と谷口、ピッチャー旦那2人でつないでいかなきゃ東実には勝てねーんだよ」
田所 「頼んだぜ、元旦那中山!」



最もらしいことをメガネ君にいって、元旦那の気持ちを萎えさせないテクニックを駆使する田所。頭の中は谷口との夫婦バッテリーの妄想でいっぱいです(←ォィ)。さらにそれを具現化すべく、田所は谷口のフォークボールが取れるように、2人で居残り練習(練習中に何球か股間に直撃して悶えていたと思われます・・・←ォィ)。俺の谷口のすごさを東実にみせびらかしてやる!と言わんばかりに、脳内継投が頭にバッチリ組み立てらてます。本当はメガネ君に5回以上は投げてもらう予定だったのだろうが、相変わらずのヘタレっぷりで足を怪我したために田所の予定が狂いまくりましたが。

そんな田所の長い妄想シーンが終わるころには、東実は3者連続三振。田所大喜び。東実の監督に言わせると、谷口のフォークボールは、プロでも滅多にお目にかかれないほど切れているらしい(しかし、フォークボールって見逃せばボールになると思うんですけどね・・・高めに浮くとホームランボールになるし・・フォークしか投げられないというのはどうなんでしょうか)。ベンチに戻ったナインたちは谷口のピッチングに俄然やる気が出てきた模様。

部員 「なんたって、俺たち、東実に勝つんだからな」(←すごい変わりようです・・)
田所 「5点差なんてなんでもねぇ!ひっくり返していこうぜ!」(←田所キュンまで・・)
全員 「おーーーっ!!」(←って全員かい!)



谷口のフォークボールが東実に通用すると見るや否や、このチームの連帯感は、相変わらず物凄いものがあります。

変化球狙いの墨高に対して、東実の稲尾はストレート一本で勝負。プロもスカウトするという稲尾はストレートに相当自信があるよう模様。そのストレートのすごさが垣間見えるシーンが4回裏の谷口との勝負のシーン。谷口はストレート狙いで捉えようとしても、なかなか芯では捉えなれない。「速いには速いが、素直なんだ・・」「当たれば飛ぶはずなんだ」と谷口は解説してますが、分かっていても芯には当てることができずに凡打。谷口は凡退したあとベンチに戻り、墨高ナインにさっそくアドバイスします。

山本 「よくあんな速い球に当てられるなぁ」
谷口 「いえ、誰だってよく見ていけば当たるはずですよ」(←えーっそうなの?)
谷口 「でも球が速いので、できるたけキャッチャー寄りに立って、バットをシャープに振れるように構えた方がいいですね」
田所 「聞いたか?次のバッターよく覚えておくんだぞ!」(←次アンタでしょ)



谷口が絡むと、毎回のごとく打順を忘れる田所。自分がアベックホームランを打つために4番「谷口」・5番「田所」に打順改ざんをしたくせに、いつも自分で忘れてます(このときの田所の顔を真っ赤にするシーンは要チェックです!)

「いくぞっっ!」(月に向かって打て!田所!←我ながら古いネタだなぁ・・)



(愛する)谷口のためにも気合入りまくりの田所。しかし、稲尾の前にあっさりと三球三振(こういうヘタレっぷりも可愛いところです←相変わらずポジティブ解釈だなぁ<俺)。全く谷口にいい所を見せられません(考えてみると田所がヒットを打ったのをまだ一度もみてませんね・・・)。

こうして、稲尾の速球、谷口のフォークボールにお互いのチームは点がとれず膠着状態となります。しかし、谷口のいうとおり、徐々に稲尾の球を捕らえ始める墨高(たった数打席で140km台の速球が打てるようになるんでしょうかね・・)。野手の正面ばかりですが、いい打球が飛び始めます。
一方、谷口のフォークボールは冴え渡り、8回まで東実は0点。しかし、谷口に突然異変が発生。谷口が8回表のピッチングを終了して、ベンチに戻ったとき・・・。

部員 「ナイスピッチング!」(と谷口の肩を叩く)
そのままゆっくり倒れる谷口。
田所 「た、谷口〜!!」
田所は猛ダッシュで倒れそうな谷口を抱きしめます! さらに肩を叩いた部員にキレまくり。
田所 「バカヤロウ!!(俺の)谷口は疲れてるんだぞ!(触るな!)」
部員 「す、すみません・・」(←謝るしかないですね・・)
田所 「大丈夫か・・谷口?」
谷口 「は、はい・・・」


ドサクサに紛れて谷口を両手で愛の抱擁をする田所(どうせなら駅弁抱っこがよかったなぁ←ォィ)。そして、ゆっくりと谷口をベンチまで運んで寝かせてあげます。

田所 「さぁ、横になって休め」



旦那が倒れたら世話するのは女房の勤め。田所は絶対にそのまま添い寝して看病したかったのでしょうが、部員がジロジロと見る中、さすがにそれは思いとどまったようです。そして谷口に応えるべく愛の一言。

田所 「(俺の)谷口の力投を生かすも殺すも、俺たちのバッティングにかかっているんだぞ!」
部員 「おっしゃ」
部員 「やってやるぜ!」(←ダンクーガみたいですね・・)

谷口の倒れこむほどの力投を見て、ナインたちもマジックにかかったように奮い立ちます(谷口は倒れながらもナインのやる気に満面の笑みです!)。
しかし、野球でベンチで倒れるほど投げている人はいままでみたことないですけどね・・。倒れる前に指に違和感とか、そういう風に普通はなると思うんですが。谷口は物凄いです。

さて、8回裏、稲尾も疲れがでてきたのか、なにかに興奮し始めたのか「ハァハァ」状態。球速もだいぶ落ちてきたようで、墨高の2番、3番が連続ヒットで出塁します。そしていよいよ4番谷口の出番です!


Bパート

8回裏。まだ一点も取れない墨高に最大のチャンスがおとずれる。ノーアウト1,2塁でさらにバッターは4番の谷口。田所は疲労した谷口の体を気遣いますが、谷口は先ほど休んだおかげで大丈夫だという。田所が心配する中、谷口はバッターボックスへ。

谷口をみた東実バッテリーは、弱気にも敬遠策を提案。なにしろ小柄ながら墨高最強のスラッガーであり、稲尾の球に最もタイミングがあっている谷口。ここは歩かして、5番の田所勝負という手もありなわけです(田所は一本もヒットを打っていないので、現在打率は.000とみました・・・)。


しかし、そんな弱気なバッテリーの意見を、東実のうさん臭い監督は却下。東実のエースともあろう者が、真っ向勝負をしてくる1年生に尻尾を巻いて逃げるなどは許さんということらしい(しかし、「心配はいらん。ヤツはフォークの連投でバテバテだ」って、結局あまり正々堂々としていないような気もしますけどね・・・)。

さて三度、谷口VS稲尾。谷口は「ここで打つのと打たないのでは士気に影響する!」と、もはやチームのキャプテンと化しています。一方の稲尾は「エースの誇り」をかけて谷口に勝負を挑みます。
そして稲尾の初球を谷口はジャストミート!!ボールはあと1m右だったらホームランという大飛球。これにビビりまくった稲尾は結局谷口をフォアボールで歩かしてしまいます。しかし、谷口を塁に出したことが後々東実にとっては好結果に・・。

さて、ノーアウト満塁となって我らが田所キュン。これは最大の山場です! 打率 .000もなんのその、ここは一発期待したいところ。

←この田所の真剣な顔を見よ!


部員 「頼むよ!キャプテン!!」
部員 「ここでホームランかっ飛ばせば一点差ですからね!」
田所 「おう!」
田所 「それに一塁の谷口を楽にホームに返してあげたいからな」

疲れている谷口を気遣ってか、ホームランを打って谷口にアピールという田所の愛情妄想がまた爆発します。谷口をゆっくりとホームに返してあげるには、俺がホームランを打つしかない!部員の言葉にも躍らされて、稲尾の第1球を豪快にホームラン狙いで空振りしてスッテン!(大股開きの田所萌え)。


部員 「キャプテン、まさか本気でホームランを打つつもりじゃないでしょうね?」(←お前らが言ったんだろうが!)
部員 「もっと自分の力量を知れってんだよ」(←打率.000の人になんて失礼なことを!)
部員 「合わせて!合わせて!合わせて!」(←何度もうるさい)

田所 「わかったよ!!」
田所 「合わせりゃいいんだろ!合わせりゃ」

なんとしてもホームランで谷口に対して愛を表現したかった田所ですが、部員から「力量を知れ」と猛反発。しかたなく、とりあえず当てて行くという消極的な戦法に路線変更。その結果、稲尾の変化球を見事レフト前ヒット!田所、ようやく初ヒットです!

田所 「これでいいんだろ、これで」(←人差し指と薬指でVサインって随分器用ですね・・)
部員 「そう、ナイスバッティング」
部員 「キャプテン、素敵(ハートマーク)」



さんざん打率.000の暴君をからかっていた部員たちも田所のヒットで沸き始めます(やっぱりムードメーカー的に部分もあるんでしょうね)。

ここで東実はピッチャー交代。ついに稲尾をマウンドからひきずりおろしました。まさか、墨高が東実のエースを引きずりおろすとは、誰も考えていなかったでしょう。さて、2番手は竹内君。しかし、竹内君は球は速いが、稲尾に比べればたいしたことはない。稲尾の速球に慣れてしまった6番の村松は左中間を抜ける長打!!まさに走者一掃のコース。

一塁の田所も一気に三塁を回り、「一挙に4点入る」と大喜び。しかし田所の目の前でとんでもないことが起こります・・。

限界を迎えていた谷口は、ランナーに出てしまったために体力を回復する時間がなく、ホーム寸前で倒れてしまうのです! すぐ目の前で最愛の旦那が倒れていく姿に、田所は真っ青になり、叫びます。

田所 「たっ谷口ぃぃぃ!!!」



田所はあまりの突然の出来事にボーゼン。そのままタッチアウト(谷口のことで頭が一杯でそれどころではありません)。さらにホームに突っ込んだ谷口も寸前のところでタッチアウト。2,3塁間で挟まれた村松もタッチアウトという最悪のトリプルプレー。

倒れたまま一人悔しがる谷口。そんな谷口のもとへ駆け寄る田所。

田所 「大丈夫か?谷口・・」(←何気なくタッチング)
谷口 「すみませんでした」
田所 「謝るのはこっちのほうだ・・好投に気を取られて、お前の疲れているのをすっかり忘れちまったんだから・・」

トリプルプレーとなる原因を作った谷口。以前の墨高ナインだったら全員怒っていたでしょうが、いまの墨高は変わっていました。谷口を叱るどころか、谷口に気を遣うことができなかった自分たちを責めるのです。全員がチームの勝利よりも、真っ先に谷口の体のことを心配したのです。

しかし、田所にとっては一生の不覚。自分が初めてヒットを打ったものだから、それに気を良くして谷口の疲れを忘れてしまうなど、まだまだ愛情が足りませんね・・。しかし、なんだかんだといいつつ、谷口をおんぶしてベンチまで運ぶ田所はおいしいところだけはちゃっかりと持っていっています。

←田所の大きな背中にもたれる谷口・・・(田所の手はドサクサでキンタマです←ォィ)。


ベンチに戻った谷口は全員に囲まれて、「谷口、しっかりしろ!」とみんなが口を揃えて心配します。みんなこの試合、いや実際には京成高との試合からそうでしたが、谷口のおかげでここまでがんばってこられたという感謝の気持ちがナインを1つにまとめあげました。

谷口は心臓病の三杉君のようにベンチに寝たきりに・・。もう墨高にはピッチャーはいないため、今度こそ棄権となるのかと心配するサッカー部の相木たち。しかし、ベンチから谷口と田所は堂々と登場してきます。


谷口は9回の表、さらに続投。このまま谷口は死ぬんじゃないかと心配になってきました。谷口はボロボロになりながらも、まだ希望を捨てません。

谷口 「この回さえ押さえれば、今のうちの打線ならば逆転できますからね!」
田所 「はっはは」
田所 「全く、お前に言われると負ける気がしねぇな」

田所は笑いながらも心の中で心配で泣きそうだったに違いありません!田所が谷口にしてあげられることは、優しい笑顔をかけてあげることだったのかもしれません・・。谷口もその田所の優しさを感じたと思いたいです。

こうして、谷口は最終回のマウンドに立ちます。「はぁはぁ・・」と息を切らして今にも死にそうな谷口。しかし、いざ球を投げると物凄いフォークボールが冴え渡ります。谷口にやられまくりの東実はここでかなりセコイ作戦にでます。たしか監督は「正々堂々と勝負しろ」などと言っていたくせに、「ファールでつぶせ」と指示を出したり、バントをして前進守備をさせたり、もうこいつはなんなんでしょうか。ヒゲ面のくせしてセコすぎます!監督としてちょっとは男気があるかと思っていましたが、とんだメガネ違いだったようです。

←バントをする選手をみて、一瞬にアイコンタクトをとる女房と旦那


2アウトランナーなし。あと1人というところまで漕ぎ着けた谷口。しかし、最後の1人は執拗にバントをしてきます。「2アウトでバントとは・・」などと悩む田所ですが、谷口を疲れさせるためにやっていることくらい気づけよな!と突っ込みを入れたくなります。そして2球目もバントの構えをする東実。谷口は前進しますが、ついに谷口は命尽きます・・(←ォィ)

田所 「谷口〜〜〜〜〜!!」



田所は巨体を揺らしながら、必死の形相で谷口に向かって走ります(こんな真剣な田所の形相は二度とないでしょう・・)。このままグラウンドで谷口を抱きしめろ、田所!



谷口×田所のバッテリーが大活躍。さらに疲れた谷口に対して田所が抱っこしたり、おんぶしたり、やりたい放題の回でした。フォークは残念ながら1球も股間に当たりませんでしたが、それ以上に谷口に必死な田所が見れてとてもよかったです。

それと、リアルタイムで毎週書くというキツさと、プレイボールという作品自体に感情移入が激しくなってきて、だんだん不純な妄想ができなくなってきました。あまり突っ込んだり、妄想する時間がないという理由もありますが、読んでくださっている方は、最後までお付き合いくださればと思います。ちばあきおさんは偉大ですね・・。参りました。←なんか言い訳がましくなってきましたね・・笑



使用している画像、台詞等は「プレイボール」第10話から引用しています。著作権はちばあきお/エイケン・プレイボール製作委員会に帰属します。

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