プレイボール日記 第11話(2005/11/01)


「プレイボール」の田所キャプテン萌え日記です。「いまの俺なら・・・この瞬間の俺なら・・お前を・・」

←今週の田所の萌えショット(試合後仲良くツーショット)


Aパート

いよいよ東実との試合も大詰め。最終回のマウンドに立った谷口だったが疲労がピークに達し、ついに倒れてしまう。真っ青になった田所や部員たちが谷口の周りに集まります。

「ちょっと息切れがしただけで・・大丈夫ですよ」という谷口。しかし、その言葉に説得力はなく、誰がどう見ても大丈夫な状態ではない。田所は、谷口の疲労した姿をみて、ようやく東実がバントに見せかけて谷口を疲れさせようとしていることを見抜く(もうちょっと早く気づけよ!)。


それを聞いた部員たちは、東実のオチョコ並にセコイ戦法に、「わざと疲れさせようとしているってことか!」とか「なんてやつらだ!」とか「よくそういうことを思いつくよな!」といって東実を非難します(しかし、口で言う前にまずお前らが前進守備をして助けてやれよ!)。

しかし谷口はどこまでも前向き。すでに2ストライクをとったため、あと1球で終わらせるという。さすがに3バントはしてこないだろうという田所の予測とは裏腹に、東実は3バント! 東実はセコすぎます(本当に東実はシード高なんでしょうか・・)。「ファウルになる!」と信じる谷口ですが、これがラインギリギリのフェアとなり、谷口はついにランナーを許してしまいます。

次のバッターもバントの構えをして谷口を揺さぶりまくる。4回からずっと谷口にやられまくりの東実は、どうしても谷口を潰したい模様。次のバッターも3バント。なんとかバントの球を拾った谷口だが、体制を崩し悪送球になってしまう。これで2アウト、ランナー1,2塁。谷口のピンチは続く(それにしてもサードやファーストは、バントと分かっているのだから、もっと前進守備して谷口を助けろと突っ込みたくなります・・)。

次のバッターもバントの構え。一体どこまでバント攻撃を続ける気なのか? しかし、バントかと思えば次のバッターはバスターに切り替えて、ヒット。フォークの落ちが悪くなった谷口の球が、ついに東実に捕まり始めます。そして1点献上。疲れきった谷口の球を受けている田所は「谷口はもう限界なんだろうか・・」と悩むのだが・・(誰がどうみても限界です!)。そして5番の大野にデッドボールを出した時点で田所はついにタイムをとる。

田所 「谷口、ピッチャー交代だ」
谷口 「えっ?」
部員 「交代って誰が投げるんだよ!」
田所 「俺が投げる!」
部員 「ええっ」
田所 「なんだその顔は。心配するな!」(←いや、普通心配するでしょ・・)
田所 「俺はこう見えても、中学のときはピッチャーもやっていたんだぜ



いきなり田所のカミングアウト。なんと中学のときは萌えデブピッチャーだったらしい。これは考えただけでヤバイです(田所デブピッチャー中学編を是非作って欲しいですね・・・いや、まじで)。

谷口 「キャプテン、お願いです。僕に投げさせてください」
部員 「谷口もそういってるし・・キャプテンが投げるよりはましだろ」
田所 「バカヤロウ!俺は真剣なんだぞ!」

ここで谷口の肩をギュッと握り締める田所(本当はアソコを握り締めたかったんでしょうね・・)。
田所 「谷口。お前はこれから墨高野球部を背負って立つ男だ」
田所 「こんなところで潰れさせるわけにはいかねぇんだよ」



田所としてはいつまでも、谷口と夫婦バッテリーを組みたいところだったんでしょうが、事は切実。愛は愛。野球は野球。愛する谷口のためを思えば、大好きな野球を谷口から奪うことは許されません。もし、谷口がここで廃人と化してしまっては、自分の人生も真っ暗(運命共同体ってやつですね・・)。田所はなんとか谷口を説得しようと試みます。

田所 「頼む、谷口。マウンドを降りてくれ・・この通りだ」
谷口 「やめてください、キャプテン!」
田所 「降りてくれるか・・なぁ谷口・・」
谷口 「分かりました。だから頭をあげてください」



谷口に頭まで下げて、なんとかピッチャーを交代させる田所。愛あるが故、自分がどんなみじめな姿になろうとも、谷口だけは潰させない。谷口だけは守り通さなければという妙な気迫がこちらにも伝わってきます。どちらにしろ、谷口はこれくらいしないと、マウンドを降りるとは言わない男なので、田所も谷口の性格をよく分かっているということなんでしょう。

そしてついにデブピッチャー田所誕生! 山本が「じゃ、俺がキッチャーやりますよ。キャプテン1人に赤っ恥かかせるわけにはいきませんからね」とキャッチャー志願をしたが、本当は田所は死ぬほど谷口にキャッチャー(女房)をしてもらいたかったに違いないでしょう(山本はもっと空気読めよ!)。しかし、山本の親切を無にしては、男がすたるというもの。世間体ということもあり、ここは仕方なくどうでもいい山本を女房役に、谷口はライトに入ってもらいます。

←凛々しいデブピッチャー誕生に俺もニコニコ。


田所の凛々しいマウンド姿をみたスタンドや東実も、ざわつきます(萌えデブピッチャーが出てきたので、全員あせってます←ォィ)。

東実 「監督、まさか・・あいつも?」
監督 「いや、あれは(萌えだが)ただの雑魚だ
東実 「はぁ?」



萌えピッチャーを前に、雑魚だのなんだの言って目のやり場をごまかす東実の監督。そして、いよいよプレー再開。ここで音楽が急におちゃらけになって、田所は次々にヒットやホームランを連発されます。「やっぱりね」とか「いまさら後にはひけねーしな」と田所も最初から自分が投げればどうなるのか結末は分かっていたのだが、ここまできたらヤケクソ。こうしてスコアは12−2。ライトへの大飛球を谷口がファインプレーして、ようやく東実の攻撃が終了。この試合は終わったと誰もが思います。しかし、まだあきらめが悪い男が1人残っていました。

谷口 「さあ、これから反撃しましょう!」
田所 「谷口、わかってるのか?10点差だぞ!」
谷口 「10点差くらい取り返せます。今の墨谷打線ならその力をもってます!」(←えーっそうなの?)
田所 「谷口・・絶対に諦めないってことか?」(←谷口のことを諦めるな!)
谷口 「このくらいで諦めちゃ、もったいないです」



どこまでもポジティブに谷口。しかし、部員も谷口にいわれるとすっかりその気になってきて、「あぁそうだな」とか「谷口がそう言うんだから間違いないよ」とか「たしかに」とかみんなノリノリになってきます(相変わらず単純な人たちですね・・)。そして息あがるナインたちは、谷口を神輿に担いでベンチに戻ります(田所はベストポジションをキープですね・・・)。ちょっとこれは田所の発案にしては大胆すぎます!(夫婦アピールしすぎ!)


Bパート

とうとうナイターになった東実戦の最終回。東実の2番手の竹内君(顔がタコみたいですね・・タコピッチャーと呼ぶことにします←ォィ)は豪腕の稲尾に比べて、球はそれほど速くはない。これなら打ち崩せると考えた墨高だが、実はタコピッチャーは技巧派だった(東実の2枚看板らしい)。なんでも8回はカウントを稼いでいる間に打たれてしまったようだ(あのピンチで押さえてこそ、2枚看板だと思うんですけどね・・)。


速球とほぼ同じ速度でカーブが落ちるので、どちらの球がくるのか検討がつかず、先頭バッターはあっさりと三振。続く佐々木もあっという間にに三振。狙い球が全く絞れない墨高はもはやこれまで・・と思われたが、ここであのヘタレメガネ君が物凄い発見をします。

メガネ君 「やっぱりだ・・」
谷口 「えっ?」
メガネ君 「さっきから見ていたんだが、あのタコピッチャーはカーブを投げる前にちょっとだけグラブが動くんだ」(←もっと早く言えよ!)
全員 「えーーーっ?」
田所 「本当か、中山?」
メガネ君 「はい、間違いないですよ」
谷口 「すごいですよ、中山さん。これで打ち崩せますよ!」(←えーっそうなの?)


とんでもないクセが発覚した東実のタコピッチャー。しかし、ヘタレメガネ君でも分かるような致命的なクセを、東実の監督が見逃すとはとても思えません、おかしいです!(まぁそれはご都合主義的展開ってことで・・)。そんなこんなで、球種をあっさりと見破られたタコピッチャーはボロクソに打たれ始めます。一気に3連打で3点。野球は2アウトからとはよく言ったもの。勝負は分からなくなってきました。

ここで東実はしかたなくピッチャーを再びエースの稲尾に交代。ここでバッターは4番の谷口。稲尾の顔も真剣になります。

稲尾 「監督は俺を試す気なんだ・・」
稲尾 「俺が東実のエースとしてふさわしい男かどうかを・・」
稲尾 「ここでお前に負けるわけにはいかん!」

谷口 「さぁ、来い!」
(しかし、稲尾のアゴはシャープすぎますね・・・)



四度、谷口VS稲尾。「勝負だ」の掛け声とともに稲尾の目がキラッと光り、ど真ん中にストレート勝負! 谷口はそれをピッチャー返し。そのまま稲尾のグラブに吸い込まれるボール。「勝った!」と思った稲尾だったが、谷口の打球は死んではいない。ボールは稲尾のグラブを弾き飛ばします。谷口は1塁にフラフラになりながらも、根性で一塁にヘッドスライディングでセーフ。稲尾も「なんてやつだ・・」と谷口の執念に脱帽します。

続いて我らが田所。

ついに男田所の一人舞台の幕が切って落とされます!!。制作スタッフにあざといデブ専スタッフがいるとしか思えない凄まじい展開です!

懸命にヘッドスライディングをした谷口を見ながら、ゆっくりとバッターボックスに歩いていく田所。そして、谷口に心の中で語りかけます。
田所 「谷口・・お前は本当に不思議なヤツだな・・」
田所 「お前を見ているだけでどんな愛の障害ことでも越えられそうな気になってしまうよ・・」
田所 「今の俺なら・・・
田所 「この瞬間の俺なら・・・
田所 「お前が無理して走らないようにできるかも・・

(これは原作にはありませんが、田所の名セリフとして残したいです)


そして、バッターボックスに立つ田所。

田所 「そのためには・・・こうだ!!!」
谷口 「あっっっ」
稲尾が投げた渾身のストレートをバックスクリーンにホームラン!(愛の力って本当にすごいですね・・)

田所 「谷口!こいつは俺からの(愛の)プレゼントだ!!!
田所 「受け取ってくれ!



スコアボードの遥かかなたに消えた打球をみて、ボーゼンとする稲尾。まさか、打率.000だった暴君にホームランを打たれるとは・・。ベースランニングをしながら、「谷口、ゆっくり走っていいんだぞ」と愛のアピールをする田所に、谷口もついにメロメロになりました!最高の愛のプレゼントを谷口は受け取りました。最後に漢をみせた田所は本当によかった(ここまで日記を書いた甲斐があったってもんです!!)。


その後も墨高は怒涛のように打者一巡の猛攻。「俺たち谷口がいたから・・」とか「俺たちは谷口とともにどん底から這い上がってきたんだ」とか「負け犬だった俺たちを谷口が引っ張りあげてくれたんだ」とか「だから俺たち谷口と一緒に勝つんだ!」とか「谷口と一緒に!」とか、谷口大人気。ナイン全員の心を射止めてしまった谷口はどうなるんでしょう(いや、なにも起こらんとは思いますが・・)。


そして気が付いてみると2アウトから9点得点して、ついに一点差(ありえない展開です・・)。たしか、プロにでもスカウトされるはずだった稲尾ですが、たった一週間ばかりバッティング練習したチームに、こんな打たれて大丈夫なんでしょうか。なんとしても谷口まで回そうとする3番の山口。そして疲れきった稲尾の球をまたもやジャストミート。しかし、無情にもボールはセンターのファインプレー。そしてついに試合終了・・・。

←ありえません!


東実の監督は「稲尾、またお前はこれで一段と強くなっただろう」などと究極の自己満足に浸っていましたが、墨高に苦戦している時点でとてもプロで通用するとは思えません!

一方墨谷ベンチでは、山口が「すまん、谷口・・・お前まで回そうと思ったんだが・・」と男泣き。そして、田所も男泣き。ナイン全員が涙。涙・・・。そして、東実が墨谷高校にエールを送り、田所も東実にエールを送り返します。スポーツで爽やかでいいですね。さすが青少年育成国民会議。最後はデブショタ専をごまかすために、真っ当に締めています。

田所 「ありがとうよ・・谷口」
田所 「今日の試合は一生忘れないからな・・」
谷口 「僕も・・忘れません」

あれやこれやとアピールを続けた田所は、第11話にして、ついに谷口とゴールイン!(←ォィ)。田所にとって忘れなれない日になったようです。よかったね、田所キャプテン!



今週は田所の一人舞台。萌えピッチャーを演じ、さらに谷口を走者においてホームランという最高の愛のプレゼントを送りました。その結果、ついに谷口とゴールインです。この展開は読めませんでした。さすがは青少年育成国民会議。ここまでがんばって、田所日記を書いてきた俺も感慨深いものがあります。よかったです。



使用している画像、台詞等は「プレイボール」第11話から引用しています。著作権はちばあきお/エイケン・プレイボール製作委員会に帰属します。

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