←選球眼もいい島田君に萌え
Aパート
前回から言問高を弱小高となめまくりの3年生たち。言問高をなめまくるばかりか、試合前の守備練習で格好をつけて墨高応援団の女の子へのアピールしまくり(田所がいたらゲンコツものなんですけどねぇ)。さらにあのヘタレメガネ君までサードの守備で格好つけてるのはどうかと・・。
谷口は「みんなはりきっている」と感心するが、倉橋は「はりきっているというより、浮かれている」と的確な判断をする。やはり倉橋の野球センスは谷口を凌駕するものがあり、参謀としての役割が発揮されてきましたね。谷口のその言葉を真摯に受け止めるが、2年生キャプテンとしては3年生を厳重注意するのは難しいらしい(バカ3年生どもを殴れって感じですけどね・・)。
ところで我らが島田君は地味ながら8番ライトで先発! 早くも島田君(1年生)をレギュラーに使うなんて、谷口はやりますねぇ。やはり谷口のS的ノックに耐えうる島田君は、谷口のお眼鏡に適っているということでしょう(え?半田や鈴木よりも守備かいいから? 違いますよ・・島田君狙いに決まってるじゃないですか・・ォィ)。
一方言問高は「岡村」という1年生の秘密兵器のピッチャーがいるらしい。半田は言問高の偵察結果を報告するが、3年生たちは無視。半田の偵察によれば、ピッチャー岡村は「1年生だがコントロールは抜群で、特に低めは気をつけたほうがよい。さらにサードの守備がよい」となかなか丁寧な解説。偵察ってのは野球を知ってないときちんと報告できないはず。半田はプレーは上手ではないが、野球が大好きでまじめに取り組んでいることが読み取れる場面だ。しかし、山本は「1年だから一発打って脅かしてやる」とアホさ爆発。
いざ試合が始まってみると岡村の投球術に3年生は封じ込まれてしまう。1年生なのにビーンボール連発するわ(あまりやると厳重注意〜退場のはずなんですけどね・・)、笑顔で会釈して挑発、こりゃかなりの曲者(特に太田に対する第1球目はまさかの大リーグボール1号@星飛雄馬、しかもグリップエンドバージョンですよ)。
山本、太田はあっさりと倒れるが、倉橋はビーンボールにも冷静に対処してセフティバントで出塁。しかし、3年生たちは「あんだけ大口叩いて自分はバントかよ!墨高の3番ともあろうヤツがバントなんかすることはないよな」と文句垂れまくり。王ジャパンでもバントの重要性は大事だと証明されているのに、コイツらは野球を全く分かってません(しかし、倉橋はバントで出塁できるほど足が速いようには見えませんけどね・・)。
さらに次の4番谷口に対して。
山本 「言問なんかに俺たちが負けるわけないさ」
太田 「そうそう、それより谷口!大きいのかっ飛ばしてくれよな」
太田は物事の道理が分かるキャラなのかと思いきや、これまた随分と増長しましたねぇ。結局谷口はヒットで出塁するが、次の山口は「すかっと一発大きいの決めるからね!」(←バカ)と言ってあっさりと三振。
一回裏の言問の攻撃。ここで言問に恐ろしいバッター出現。1番の桜井(スネ夫っぽいですね・・)は初球をセフティバントであっさりと出塁。そのあと、倉橋は1球目を外したのにも関わらず盗塁を許してしまう(つーか、倉橋の肩って弱いのか?それと「外す」言った割りには中途半端な外し方だったし。しかも倉橋は座ったまま2塁に送球したので、桜井をなめてる感じですね・・)。
桜井は、まるでファミスタの"ぴの"のような韋駄天ぶりを発揮。ノーアウト2塁から次のバッターはまたもや送りバント。メガネ君は調子をこいて3塁に送球しようとするが、あっさりとボールをファンブル! さらに欲張って3塁を差そうとるすが、これがとんでもない悪送球。これで言問は1点先制。いつもメガネは肝心なところでやらかしてくれます。このまま負けたらメガネは袋叩き決定です。
Bパート
1点を取られた墨高だが、ベンチではまだ余裕のムード。
メガネ 「みんなすまない。あんなボールエラーしちまって・・」(←お前のせいだ)
太田 「んなこと気にすんなって!」(←気にしろよ)
山口 「一発かましてチャラにすればいいって」
メガネ 「あぁ。そうだな」(←お前が打てるわけないだろ)
倉橋 「そう簡単にいきますかね?」
3年生 「あぁ?」
倉橋 「言問が必死に取った1点ですよ」
倉橋 「あちらさんはその1点さえあれば、あのピッチャーの力で守りきって勝てるって踏んでるんじゃないですか?」
山本 「おい倉橋?俺たちが言問ごときに負けるっていうのかよ?」
谷口 「負けますよ」
谷口 「このままでは"確実に"負けます」
ついに谷口の堪忍袋の緒が切れた。自分たちが昨年勝てたのは、"勝ちたいと思って力を尽くしたから"、"必死に1点1点を取ってきたから"だという。いまの言問高は昨年の自分たちと同じなのだ。自分たちの一番の敵は「気の緩み」だと皆を諌める。そして全員に渇を入れた谷口。しかし9回まで岡村に抑えられ、0−1。あぁ、墨高もアホ3年生のためにアッサリ1回戦負けか?
いやそれよりも島田君の全打席のプレーバックで出してくれよ!(島田君は全打席三振なんだろうか・・微妙ですね・・)
9回表の攻撃。先頭の倉橋が粘りに粘った末に、ピッチャーライナーで倒れる。島田君もベンチで何気に心配そうな顔が萌えますね・・(カバみたいな顔になっちゃってますが・・)。
みんな「もうこの世の終わりだ」とがっかりする中、半田だけは「いえ、終わりではないです」と言い切る。倉橋の粘りと今までの疲れで、相手ピッチャーのコントロールが微妙に狂い始めたのだ。それに気がついた半田。何気に物凄い野球センスがあるじゃないか!
さて、岡村のコントロールが狂い始めたところで谷口、山口と出塁(レフトオーバーの三塁打っていうのはどうなんでしょうかねぇ)。ここで谷口はスクイズのサインを出すが、半田がここで待ったをかける。半田はサードがスクイズ練習をしていたのも、きちんと確認していたようだ。どこまでもやるじゃないか半田! メガネよりもよっぽど使えるぞ!
さて、ここでバッターは初回にとんでもないエラーをしたメガネ君。倉橋はタイムをとり、メガネに作戦を言い渡す。その内容は、
倉橋 「ここで一発名誉挽回しろ!」(←どういう指示だ?)
まぁ名誉挽回といっても、メガネに名誉もなにもないと思うんですけどね・・・。
倉橋も相当メガネにはむかついているらしく、ここぞとばかりにメガネに無理難題を押し付けます。作戦としてはスクイズの真似をして、バスターをしろっていう作戦だったようだ。そして、みんなの期待に反してメガネがまさかのレフト前ヒット(偶然としても出来すぎですね・・・)。微妙なメガネのガッツポーズ。タイトルが「緊迫のスクイズサイン」だったけど、そもそも「スクイズのサイン」じゃないし(3塁ランナーがスタートしてないから、バスターのサインですよね・・)、たいした緊迫もなく、あっさりと決まっちゃいました。
さて、その後は墨谷のペースで試合が進む。島田君もキッチリとフォアボールを選び決勝点をたたき出すという快挙。島田君は勝利打点ですよ。島田君は選球眼もなかなかいいようです。目は開いていないんだけどなぁ。すごいなぁ。
試合が終わった後、半田はみんなに勝利の祝福をうける。
倉橋 「今日はお手柄だったな」
部員 「ありがとな」
部員 「サンキュー」
半田 「え?なに?」
半田 「いまのはなんだったのかな?」
谷口 「今日勝てたのは、半田のおかげだったってことだよ」
偵察の重要性というのは、前回の谷口メモで嫌というほど分かっているはず。半田は谷口並とはいかないまでも、きちんと正確な偵察をしていたことに全員が感謝をしていました。少しチームがまとまった瞬間だったかな?元々半田はそれほどみんなにのけ者扱いされていたわけではないが、これを機に3年生も頭を冷やして倉橋の言うことを聞いてほしいです。
ちゅーか、次回はどういうシチュエーションでもいいから島田君を脱がせろ(←ォィ)。
今週は島田君の出番がほとんどなし。おかしいですね・・。
使用している画像、台詞等は「プレイボール2nd」第4話から引用しています。著作権はちばあきお/エイケン・プレイボール製作委員会に帰属します。