SM合戦再び
専修館の打球の強さに度肝を抜かれた墨高ナイン。谷口は明日試合にも関わらず、いまから打球に慣れるために練習しようと言い出す。いよいよ谷口のドS級魂に火がつきはじめました。
電車の中で「中学のときにやった効果的な練習法がある」と谷口が言った瞬間、加藤と島田君の顔が変わった(何気に松川の顔がさらに不安を煽りますね・・)。
島田君 (まさか・・・まさか・・・あれをやるのか!)←心の叫び
谷口にドS級シゴキをされると考えただけで、島田君は震えていたに違いない!
さて、学校に戻ると、谷口はさっそく大量のボールをもって、ウキウキ気分(1人でこんなに運ばなくても・・)。
←やる気満々の谷口。倉橋もこれから始まる祭りに興味津々。
谷口 「では、みなさん!グローブをもってホームベースのところに並んでください!」
メガネ 「まさか、電車の中で話していた効果的なS的練習方法って・・」
谷口 「ええ。今日は専修館対策の守備練習をやろうとオモイマース!」
太田 「まさか、ピッチャーマウンドの、そんな手前からノックするってわけじゃないだろうな?」
谷口 「イエ〜! ソウデース!」(←外人?)
谷口 「専修館のスピードに対応しようと思ったら、この距離からのノックがちょうどいいんです!」
山本 「ちょ、ちょうどいいって・・・この距離で!?」
一人だけやたらとテンションが高い谷口(←ォィ)。山本やメガネたち3年生は、こんな練習は明日の試合に差し支えると猛反発。しかし、このめちゃくちゃなS的練習が効果的だと、相手に納得させるのが谷口のうまいところ。地味ながら倉橋も「正面で取ればケガなんてしませんよ」と助け舟を出す。じっくり傍観してみんなの苦しむ姿を見ようとする倉橋も、何気にSなことが判明しました(←ォィ)。
そんなこんなでS的ノック祭り開催決定!ワッショイ!
しかし、こんな練習は尻込みして誰もやろうとしない(当たり前)。ここで谷口は待ってましたとばかりに、秘蔵っ子である島田君を指名(きちんと指名料払え!)。
谷口 「えーっと・・・」(←考えてるフリ)
谷口 「そうだ、島田!」(←なにが「そうだ!」だ)
谷口 「前へ出てくれ!」(←ご指名キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!)
ついにドS級シゴキのお声がかかった島田君。
谷口 「なぁ島田。中学のときの体験経験を活かし、まずドMな手本をみせてくれ」
島田 「ドMな手本といったって・・・」
島田 「あのときは軟球でしたよ」
谷口 「硬球だって同じことさ!」
谷口 「ヘマすれば確かにキンタマの痛さは違うけどね」
島田 「そんなあっさり逝っちゃって・・・もうっ」
帰りの電車の中で島田君にどう切り出そうか必死に考えていた谷口。そもそも島田君はライトだから特訓はあまり関係ない気がする。しかし、「えーっと」とか「そうだ!」とか言葉巧みに、他のメンバーに気付かれないよう島田君をS的シゴキへ引きずり出す谷口はさすがということか。そして早くも谷口の言葉責めに逝かされる島田君(←これから始まるシゴキに、武者震いならぬ、島田君最大のシンボルである難攻不落のニコニコ目が開眼しました)。
さて、谷口は島田君の股間めがけて集中ノック。島田君はグローブ1つでなんとか股間を死守するが、谷口は容赦しない。
谷口 「島田!腰が引けてるぞ!!(→もっとキンタマ突き出せ!の意)」
まるで「弾幕薄いぞ、何やってんの!@ブライトノア」のように叱咤する谷口。(谷口の持っているバットが鞭だったらヤバすぎますね・・←って俺がヤバイか・・)。さすがにユニフォームの「S」字は伊達ではありません。
ここから、島田君やられまくりの図(祭り)が開始。
←「んんっ!」 股間を守るあまり、手薄になったふくよかなドテッパラに一撃。
←突っ込んでキャッチ。泥まみれのM的快感に、笑顔で好印象をアピール。
←最強のショット。転倒大股M字開脚という、デブ専にはたまらない高難易度技を披露(俺が茶を吹き出した瞬間)。
谷口も「いいぞそのポーズ、島田!」と島田君のグッドパフォーマンスにご満悦の様子。手本というよりは、もはや理想型に近い。いきなり島田君に高難易度のM型開脚ポーズを決められてしまっては、後続のアピールはかなり苦しい様子。「次は誰だ!」の谷口の声に、島田君以上のM的パフォーマンスが出来る者などおらず、全員下を向いてダンマリ状態。
しかし、ここでM受けなら島田君に負けん!と、同じ後輩の加藤がアピールを開始。
谷口 「そんなに太く硬くなるな!」
島田君の萌えポーズに、すでに発情しかける加藤を牽制する谷口。加藤は島田君ほどのM的パフォーマンスはできなかったものの、最後にドテッパラに一撃を受けるという捨て身の技でフィニッシュ。
谷口 「そうだ、その感じを忘れるな!」
いまひとつの加藤のアピールだったが、最後の技にはグッドジョブを与える谷口。もはや暴走中。
続いて山本。顔面受けというアピールをするが、全く萌えは発生せずに谷口は軽く流す。続く、佐々木も太田も横井のパフォーマンスもいまひとつ。しかし、中には島田君に迫るパフォーマンスをするツワモノが出現。
←「うわぁ」。彼の命であるメガネを飛ばすという捨て身のアピール!
←「うわぁ!」 戸室のアメリカンチックな吹っ飛び具合は高難易度技。
←「ああっ・・・・あっ・・・ああ・・」
みぞおち炸裂&半田の艶かしい声。さらに棒立ちなのが萌える! さらに*2、×印の半田の目がパッチリ開くという高アピール。半田萌えの人はおそらく卒倒シーン。
そのあとの「これくらい・・・なんでも・・ない」という健気なセリフも、ドM入りまくり。デブ専の谷口だが、このアピールはさぞご満悦だろう(←ォィ)。
メガネ 「谷口って・・・シゴキを楽しんでるんじゃねーの」
山本 「あぁ・・そうかもよ・・ったく」
今頃気がついてどうする!さらに全員のパフォーマンスを2度流すというスタッフの念の入れよう。島田君はM字開脚を2回も披露してしまって、今回は大サービスですね・・・。
こうして、各自持てるパフォーマンスを遺憾なく発揮したSM合戦は幕を閉じました(これ野球アニメですよね・・・←ォィ)。
倉橋
谷口のS的シゴキに文句が続出する中、谷口を孤立させないように立ち回っていました。全員が「こんな練習をしたら明日は試合どころではない」と谷口を抗議するのに対し、谷口は「でも・・」と言葉がつまる。そこへ倉橋は憎まれ役を買って出る。
倉橋 「へぇ、みなさんの野球への思いいれはその程度ってわけね」
倉橋 「もったいないから試合には出て、負けても満足爽やかさんってわけね」
倉橋 「俺はそんなのゴメンだぜ!」
倉橋 「勝とうと思う気がないヤツはとっととこのグラウンドから出て行ってもらおうか!」
ナインたちが谷口に非難を集中しかけたとき、倉橋はその矛先を絶妙な会話で自分に向けさせる。"組織のNo.2があまりよい噂を聞かない場合、そのNo.2はかなりのやり手"というのを以前に本で読んだことがある。つまり、No.2が犠牲になってキャプテンの谷口の人望を集めさせるという古典的な手法なのであった。
ナインたちは「お前が出て行け!」と反論する。よく考えると"出て行く"、"出て行かない"の小学生並みの低レベルの争いとなったが、3年生たちはチームから出て行った倉橋の鼻を明かそうと、突然特訓に目覚める。こんな単純な戦法に引っかかる墨高野球部は、田所の代から全然変わってませんね・・・。
倉橋×半田?
半田は専修館のピッチャーの速球対策として、バッティングセンターにみんなを連れて行く。半田はここのバッティングセンターに通っていたらしく、おっちゃんと仲がよい。たまたま倉橋もこのバッティングセンターに通っていたらしく、半田が空振りする横で彼はクールにバットを振り続ける(しかし、帽子をかぶりながらシャツ一枚ってのも変な格好だなぁ)。
バッティングが上達したいと懸命な半田を見ているうちに、倉橋は心惹かれて帰りがけにアドバイスをする。
←倉橋 「下半身を鍛えろ!」(鍛え方が違うよ・・)
よく考えてみるとトンデモなくエロいアドバイスをする倉橋。半田はなにを勘違いしたのか腰にロープを巻いて木を引っ張るという、これまたトンデモない特訓を開始(自ら縛り攻撃に入りましたね・・)。下半身を鍛えるなら普通にランニングしろよ!と突っ込みたくなるが、倉橋×半田というカップルがいつのまにか成立していたようです。
今回のことで少し倉橋の立場を3年生が理解したのかな?(倉橋が谷口に劣らずドSであったことは確実に理解されました)
使用している画像、台詞等は「プレイボール2nd」第8話から引用しています。著作権はちばあきお/エイケン・プレイボール製作委員会に帰属します。