向太陽


太陽の魅力について、かなりがんばって妄想膨らまして考えました。



デブ少年が主人公のアニメというのはレアだ。いままでレビューしたときデブショタキャラは、どれも脇役キャラばかり。しかし、向太陽はデブキャラとしては珍しい一匹狼の主人公だ(一匹狼というほどの風貌はないですが)。原作に比べると、アニメの出来は決してよいとは言えないが、アニメならではの魅力(動き、声)がある。今回はそんな太陽の魅力をアニメ版を中心に探ってみることにする。


原作と比べて

原作では最終的に全英オープンで優勝する太陽だが、アニメは東太平洋オープンの優勝で終了となっている。また原作の太陽は、はじめは不敵なキャラで、徐々に体型が丸っこくなり天真爛漫なキャラに変貌していった。アニメでは、初めからコロコロと太ったキャラクターで天真爛漫でお調子者のキャラクターになっている。初めから設定が決まっているので、アニメのほうが性格はまとまりがあったと思う(途中のストーリーの飛ばし方はすごいですけどね・・)。また父親の死のシーンがあったり、家族の描写がよくが出てくるのもアニメの特徴だ。


性格

太陽の性格は一言でいうとお調子者。いつも陽気で明るくて人なつっこい性格だ。そんな太陽ゆえか町内や学校ではけっこう有名人(人気者?)のようで、定食屋に来るおじさんたちに可愛がられているようだ(客は全員、太陽目当てのデブショタという可能性も否めませんね・・)。
太陽は単なるお調子者なのかというとそうではない。弟の面倒をきちんと見たり、毎日母親の仕事を手伝ったりするしっかりした一面もある。太陽は母子家庭に育ったため、父親代わりとして弟たちの模範となるよう、家の中ではしっかり者を演じる必要があったのかもしれない。

太陽は普通のデブキャラとはちょっと違ったところがある。頭の良さだ。太陽は北荒川区第5中学校の3年生。学校ではいつも授業中は居眠りばかり(バイトのしすぎ)。しかし、成績が悪いのか思えばそこはちゃっかりしている太陽。成績は悪くないらしい。クラスのみんなは、テストの山を当てるのがうまいと言っているが、実は太陽は授業などまともに聞かなくても、中学レベルの勉強にはついていける頭の良さがあるのではないかと思われる。
また、家は元々食堂のためか、太陽は商売根性も叩き込まれている。バイトで弁当を売るために、エッコのお父さんにサクラになって弁当をうまそうに食べてもらう。また、お金がない太陽はゴルフの練習をするために、ゴルフ練習場でバイトして、お金をもらう代わりに終了後に練習させてくれと交渉したり、中学生なのにかなり巧みな交渉術も持ち合わせている。太陽はゴルフ以外のことでも、きっとなにかしらで成功を収めるような実業家になったと思う。
デブキャラ特有のお調子者でおっちょこちょいな面もあるが、なかなか知的であなどれないのが太陽。デブキャラとしてはめずらしいタイプだ。


デブ兄と家族

アニメでは、家族がとても大切に描かれているのが特徴。太陽はたくさん兄妹がいる。かあちゃん、武二、攻三という弟が2人、そして糸子というかわいい妹。太陽は兄妹たちから「でぶにー」と言われて慕われている(見た目そのままですが愛着がある呼び方です)。太陽にとって家族はもっとも大切なもの。ゴルフをしているときも、太陽はエッコの作った家族のクラブカバーをみながらプレーをする。みんなで支えあっているのだ。
太陽は早朝からバイトをし、帰ってきてからも弟たちの面倒をみている(そもそも武二は東大を目指すというぐらいなんだから自分で起きろといいたいんですけどね・・・)。亡くなった父親の代わりに中学生の太陽が家を支えているのだ。特に糸子は太陽にいつも甘えていて、おぶられたり、抱っこされたり密着度が激しすぎる(←俺も密着したいですぉぃ)。
それにしても太陽の家は狭い。子供部屋はふすまをはさんで2つ。兄妹は全員同じ部屋で寝ている。太陽はどうやって夜の性の発散をしているのか気になるところ。


父親はトラック運転手だった。しかし、子犬を避けようとして崖下に転落して事故死(子供や子犬を避けて死ぬパターンがアニメには多いですね・・・現実ではほとんど聞いたことがないですけど・・)。映像を見る限りでは、父親が亡くなったのはそれほど前には思えない(ただ「母子家庭に育った」というナレーションがあるので、昔なのか・・?どっちなんだかはっきりしろ!)。太陽の家庭の境遇はかなりり不幸であるが、太陽の明るさゆえに、このアニメでは悲壮感は感じさせない
(それにしても太陽の父親は髪型といい、太陽にそっくりですね・・。太陽が大きくなるとこういう風になるんでしょう。しかもデブっぽいし)


ゴルフの天才

このアニメを見る限り、太陽のゴルフの腕はタイガーウッズも真っ青の天才だろう。たった3ヶ月、竜谷さんの指導を受けただけでゴルフの基礎的なことはほとんどマスターし、中学生チャンピオン(じゃないのかな?)の大田黒に勝利。その後、竜谷さんと半年ほど練習してアシスタントプロになり、太陽はプロテスト出場資格最年少記録を作った。おそらくプロテスト合格の最年少記録も作ったはすである(それもトップタイで。違ったかな?)。では、太陽の天才たる所以はどのあたりにあるのか。

まず太陽は小さい体ながら250ヤードはドライバーで飛ばすという、飛ばし屋だ(アレの飛びも天井まで届くかもしれませんね・・←ぉぃ)。体の大きな日吉や他のプロと同等、いやそれ以上に飛ばす。ゴルフは遠くに飛ばした方が次のショットが短くて済むので、飛ばし屋は圧倒的に有利だ(もちろん、飛ばすためのコントロールも必要なわけですが・・・太陽は天才なので問題ありません)。飛ばせる秘密は筋肉のようだ。日吉がみた太陽の背中の筋肉はすごかったようで驚いていた。(ガッチリ体型なんですね・・)

次に小技がこれまた天才的。バンカーやグリーンエッジから、グリーンに載せるいわゆる"アプローチショット"は、ほとんどピンに絡ませる。ピンに直接当たって弾かれたり、大事な場面ではそのままチップインだ(普通はありえないですね・・)。こういった繊細なゴルフができるのも太陽の持ち味。(夜の小技テクニックも物凄いのかもしれません・・中学生なのに・・あぁ勝手に妄想)

さらに計算と戦略。最初は竜谷さんのメモを頼りにゴルフをしていたが、プロテストのときに出会った古葉の測量を真似して、コースを隅々まで研究する。太陽は研究したコースマップから、A地点、B地点とその状況にあった攻略法をきちんと考えているようで、ともかく頭もよいのだ。

さらに付け加えて、太陽は逆境に強い。スコアで負けていれば負けているほど、実力を発揮する。どんなに差が開いていも太陽は勝負強く、必ず追いつく。また、池やバンカーなどのトラブルショットといった逆境も当然強い。普通は一度フェアウェイに出すところを、太陽は強引に小さな隙間からグリーンを狙う。しかもそれが出来てしまうのだから手のつけようがない。

最後に一番すごいところ。それは「運の強さ」だ。アニメや原作を見ればわかるが、ともかくラッキーなのだ(人の10倍くらいの運の強さがありますね・・)。

唯一、太陽の弱点を指摘するとしたら、それはスコアにムラがあるということ。太陽のゴルフは攻めのゴルフ。守りのゴルフは決してしない。攻めのゴルフをするということは、常に危険と隣り合わせ。また、相手の挑発や負けん気から墓穴を掘ったりする。スコアの上下動が激しいのだ。調子がいいときはスーパープレーを連発するが、調子が悪いと一気に脱落してしまう。そこが太陽のお調子者たる所以かもしれないが・・。また一打一打のショットにオーバーアクションが入る。さらに太陽は河に落ちて服を脱いだり、崖から転げ落ちたり、ウンコは漏らしたり、いろいろとやらかすので、もし実在するならギャラリーとして見に行きたいところだ(太陽の生着替えもバッチリ見られだろうし・・)


ドライビングアイアン

太陽の得意なショットはグリーン遠目からのドライビングアイアン(1番アイアン)のショット。普通、1番アイアンはあまり使われない(素人では使う以前にクラブすら持ってない人がほとんどです)。アイアンは通常正確なコントロールをつけるために使用し、距離を出すときには使わない。距離を出すには方向性は悪いが、ウッドを使用する。しかし、太陽は持ち前のパワーを生かしてドライビングアイアンを愛用していた。太陽のパワーと理想的なスイングが、距離を出し、方向性が正確なドライビングアイアンでの完璧なショットを生み出しているのだ。たいていドライビングアイアンを使うと、アルバトロス、イーグル寸前のスーパーショットを連発する。太陽の大きな武器の1つだ。


泣き虫

太陽は意外と泣き虫。中学生だからムリもないのだが、プレー中に何度涙をみせたことか。太陽は若くて体が小さいのに、ボールを飛ばすわ、ショットは天才ときているので、周りからイジメが耐えない。牛島からいじめられたときは、太陽はしばらく竜谷さんの元で号泣だった。火鳥の嫌がらせのときはグリーン上で悔し涙。東太平洋オープンで風邪で体調を崩し、医者から棄権を宣告されたときも、涙を流してプレー続行を懇願。こんな感情豊かなキャラだからこそ、太陽に感情移入も人一倍してしまう。


太陽の癖

実は太陽がいつもプレー中(ゴルフのプレーです)にしているポーズがある。両手を後頭部に廻して、人のプレーを観察しながらブツブツと独り言をいう癖(写真参照)だ。アニメをみていると、他人のプレーをみているときはだいたいこのポーズをしている。意外とこのポーズが萌える。太い二の腕がバッチリみえるし・・(そのまま後ろから羽交い絞めにしたいです)。

それともう1つ、太陽には言葉の癖がある。ショットするときの「チャーシューメン」という掛け声と言いたいところだが、そうではなくて「メンゴ」という言葉だ。これは「ごめん」の代わりにいうのだが、今聞くとめちゃくちゃダサイ。当時だと「メンゴ」はちょっと流行ったような気もするが、記憶違いか?。そもそも「チャーシューメン」はエッコがゴルフ部のヒロシにリズムを取るために考案したもので、太陽のオリジナルアイデアではない。たまたまそれが自分のリズム取りにも合っていたから使っていただけである(特に研修会以後)。「メンゴ」は物語当初から使っていたので、昔から染み付いている癖だと思う(それにしても、大人や師匠に対しても「メンゴ」を使うのは礼儀としてはどうなのか甚だ疑問です。元々太陽はマナーが悪いけど)。


女性

太陽にはあまり女が似合わない。中学では同級生に白石悦子(エッコ)がおり、太陽のことを好きだったようだが、太陽は全くその気なし(すでにホモ傾向があるのかもしれません←ぉぃ)。エッコが太陽の役に立っていたのは、太陽の打ったボールを見つけたときぐらいか?(たいていの場合、「向君、ここにボールがあったわよ」「よくやったエッコ。お礼にキスしてやるよ!」とこればっかり)。
健気なエッコは高校生になっても太陽のことを心配して、いろいろと世話を焼く。天神様のお守りを太陽に渡し、我慢のゴルフをするように諭したり、ニューボールをプレゼントしたり。エッコの一番のプレゼントといえば、太陽の家族の顔を描いた手編み(!!)のクラブヘッドではないだろうか。愛情がなければあんな大変なものは作れないし、ちょっとはエッコの気持ちを気づいてやれよ!太陽!

太陽のことを母親の次にきちんと理解していたのがエッコではないだろうか?太陽がすぐに頭に血が昇る性格をみこして、お守りをきちんと持たせたり、太陽がフラフラなのをみて瞬間的に腹が減っていることを悟ったり。学校でも太陽の唯一の喋り友達(恋人?)だったようにも見えるし。ここまでアピールしているのだから、太陽も気がついていると思うのだが、実際のところどうなのだろうか。しかし、東太平洋オープンの優勝ボールを母ちゃんを差し置いて、エッコにその場でプレゼントしたので、やはり将来は結婚するのだろうという強引な予想をしておこう。
(写真は、まるでタイタニックの1シーンのように目隠しをするエッコ。俺もやりたいです。ずるいです)


大食漢

母親が食堂をしているせいか、ともかく太陽はよく食べる(太陽の母親の料理はとてもうまそうです)。人の3倍以上は平気でペロリと食べてしまうようで、周りのプロたちはいつもびっくり。太陽は食べないとパワーや元気がでないらしい。あれだけ食べて身長は伸びないで、横方向に伸びるというのは・・(いや、横に太ったほうがこちらとしては好都合です)。
太陽は腹が急激に減る体質らしい(どういう体質なんでしょうかね?)。腹が減ると、カが抜けて目眩がする、幻覚がみえるとまるで麻薬中毒者のよう。ゴルフバッグを持つのもヨタヨタ状態。最後には気絶。ものすごい設定だ(太陽が一日断食をしたら何もできませんね・・・)。中学の関東大会では途中で朝飯を食べなかったばかりに、腹が減って途中でフラフラ状態だった(ゴルフでスイングできないほどフラフラになっているのもすごすぎます)。


太陽アラカルト

太陽はたくさんのデブショタ軍団に囲まれて大人気。太陽のガッチリ体型にみんなゾッコンだがそんなシーンをいろいろと集めてみた。また、ゴルフといえばやはり着こなしも大切。太陽のファッションも気になるところ。

太陽がいつも来ているジャージ

太陽がいつも着ているオレンジ色のジャージ。なんだか分からんが萌える。上のジャージを脱いで、太い腕っぷしをだしたTシャツ姿もいい。お店に来るデブショタおっさんたちは、このジャージ姿に釘付けだ。


竜谷との出会い

元トーメナントプロの竜谷。河原で太陽が賭けゴルフをしているのを見たときから太陽にゾッコン。その後、太陽の実力をみるなどと嘘くさいことをいって、サングラスの奥から、太陽をジロジロとなめまわすエロジジィっぷり。さらに太陽のお母さんから、「太陽をよろしく」と完全にお墨付きまでもらい、最もウハウハだったと思われるナイスミドル。常に太陽のことを心配し、すべての大会、トーナメントにきちんと太陽を見守りに行くというショタっぷりを発揮。


太陽VS牛島

かなりのデブで、タラコ唇が特徴(あのタラコ唇で迫られたら、太陽も大ピンチでしょう・・)。超弩級S。太陽を言葉責め、影縛り、音責めとあらゆる方法で精神攻撃する。陽気な太陽を前半9ホールだけで完全にズタボロにして泣きまで入れさせた神。後半は影縛りでさらに太陽の精神を混乱させたスーパー粘着なデブショタ野郎。「新人殺し」の異名をとるらしいが、「デブショタ殺し」のほうが合っているような気がする。太陽は特に可愛かったのか、思わず力が入ったようだ。太陽のゴルフ人生で最も窮地に追い詰まれたのではないだろうか?(しかし、太陽を攻撃するように指令したのは竜谷なので、やはり太陽は竜谷の手のひらの上ということですね・・・)。


アシスタントプロ研修会

オレンジのYシャツに赤いセーター。ズボンは白で決めている。太陽としては意外とセンスのいいファッションだ。しかし、デブ専にはたまらないアングルですね。牛島さんが興奮して太陽をS攻撃するのもうなづけます。


太陽のお風呂

デブショタスタッフが満を持してやってくれたお風呂シーン。見えそうで見えないところまでギリギリです。毛深くはないようです。


太陽と日吉

ガッチリデブの日吉。太陽の気を引こうと真っ黒に日焼けしている(日焼けサロンですね、きっと)。ゴルフでは太陽のよきライバル的存在だが、その実ちゃっかりデブショタ専で、かわいい太陽を意識するあまりに自分のゴルフができなくなってしまう。優勝したあとは太陽の体にベタベタと触りたい放題。さらに大会のあとに太陽を自宅に招待して一緒にお風呂に入り、太陽の体を目でジロジロと舐めまわすショタっぷり。なかなかあなどれない男。


アシスタントプロトーナメントで入賞

いくら太陽が可愛いからって、日吉も坂本も太陽にベタベタ触りすぎです。どさくさに紛れて、こいつら調子こいてます。それにしても日吉と太陽の身長差萌えはすごいですね・・・(坂本もメガネの奥がギラギラしています)。


太陽と火鳥

こちらもガッチリのヤンキー兄ちゃん。アシスタント研修会のときから太陽に目をつけていたらしく、プロテストではお風呂で太陽を待ち伏せ(30分くらい待っていたと予想)。わざと熱いお湯にして、太陽をお風呂にすんなり入らせない攻撃にでる。さらに自分のイチモツを誇らしげに太陽にみせつけ、格の違いを見せ付ける本格派。ゴルフでも偶然か必然か同じ組となる。ここでもS的に太陽を攻撃。太陽が文句を言ってきたところで、ここぞとばかりに太陽の胸を触ったり、アゴをつかんだり、やりたい放題。あまりにやりたい放題してしまったので、太陽はついに泣いてしまった。しかし、その後太陽の逆襲に会い、逆にスコアを崩してしまう。最終的には、太陽と意気投合したので、火鳥としては結果オーライだ。ラウンド中で太陽と一番仲良くなった人かもしれない。


火鳥のお触り

千成ゴルフクラブで行われたプロテストで、火鳥がさっそく太陽に屈辱的攻撃。太陽のアゴをつかみ、睨みかえした太陽をさらにアゴ攻め。ぷくぷくした太陽のアゴを鷲づかみにしたいのは分かるが、露骨すぎだ。太陽はなんとか振りほどきにかかるが、火鳥のいやらしい手は全く離してくれません。


太陽と火鳥その2

いろいろと紆余曲折はあったが、すっかり仲良くなったこの2人。雨降って地固まるということだろうか。火鳥してやったり。


東太平洋オープンのキャディーさん

どうみてもキャディーは日吉の変装。そこまでして太陽のそばにいたいのか、お前は。


河の中のボールをショット

河に沈んだボールを強引に打ち出す太陽。プロでも難しいと言われている水中のボールのショットを太陽は、ゴルフを始めてから数ヶ月でこなしてしまう。しかし打とうとした時にスッコロンで、2ペナになってしまったのは太陽らしいところ。このあと待望の裸着替えシーンもあるし、サービス満点の太陽。


木の根元にあるボールを強引にショット

こんなのは太陽にとって日常茶飯事。だいたい太陽のショットはミスると木の根元に転がるようになっている。そのボールをどうにかしてグリーンエッジまでつけるスーパーショットが見せ場だ。木が三角木馬っぽくて拷問っぽいところも素敵。


木の枝にひっかかったボールを強引にショット

これはやりすぎじゃないだろうか?いや、好きですけどね・・。真下にいるギャラリーの人たちも太陽の股間に目が釘付けです!


雨で濡れた急斜面の土手から強引にショット

太陽はこういうトラブルショットが多い。普通は出すのが精一杯のショットなのだが、泥をかぶりながらPWでピンそば10cmに乗せた(さらにこのあと、ボールの泥が雨で勝手に取れてホールインしたのでイーグルとなる恐ろしい展開)。


デブショタなナイスミドル。竜谷さんの日記


太陽を育てた元トーナメントプロ、竜谷さんの秘蔵日記を拝見することができました。驚くべきデブショタぶりです。

○月×日 晴れ
荒川の河川敷のクラブハウスで鼻くそをほじっていると、ゴルフのプロになりたいという志願者が来た。最近は安直な連中が多くて困る。プロゴルファーになるためには人生を賭ける覚悟が必要なのだ。しかもその志願者は細身で全然私のタイプではない。すぐにお断りした。かわいいデブ少年を手取り足取り教えてやるのが一番の夢なのだが、いまだにそんな子は現れない。神は私から視力を奪い、デブショタ少年までも奪おうとしている。あぁ、神は私を見捨てたのだろうか。

△月●日 晴れ
たまたま荒川沿いを車で走っていると、ジャージ姿のぽっちゃりした少年を発見した。どうも食べ物をゴルファーに売っているらしい。リアカーを押してせっせと働くその健気でぽっちゃりとした容姿に、しばし目が釘付けとなってしまった。世の中にはこんなすばらしい子がいるではないか。私もおにぎりを一個買おうかと思ったが、ベンツに乗っている手前、そんなことは世間体が許してくれなかったのが残念でならない。せめてあの子の容姿を目に焼き付けておこう。ベンツのせいであの子に声がかけられなかったことを教訓とし、ベンツは売ることにした。

□月×日 晴れ
あの子が見たいという衝動に駆られ、つい荒川カントリーに来てしまった。すると、あの少年がゴルフ場でマナーの悪い連中となにやら勝負をしていた。どうも少年がウッドでボールを飛ばせたら、弁当をタダにしてやるという賭けをしているようだ。さっそくギャラリーのフリをして、高鳴る鼓動を抑えて近くに行く。少年は、こちらには気がついていないようなので、思わず全身を嘗め回すように見てしまった。サングラスをかけているから、誰にもバレていないだろう。視力が悪くてつけていたサングラスが、こんなところで役に立つとは・・我ながらナイスだ。しかし、あの子のスイングはムチャクチャだ。ゴルフの基礎がまるでなっていない。案の定、デブ少年は負けてしまったが、明日また勝負するという。明日は朝からこのあたりをうろついて、必ず立会わなくては。まだ午後の6時だが寝るとしよう。

☆月■日 晴れ
結局あの少年のことを考えて熟睡することができなかった。勝負が始まってしまうと困るので、朝の5時から河川敷に行ってみる。そんな時間に行っても誰もいるわけもなく、1人ポツンと河原にいたが、時の流れを楽しむことを知っているナイスな私にとっては一興である。あの少年のことを妄想していたら数時間などあっという間なのだ。一日でまともにスイングできるようにはならないだろうと思っていたが、その少年は違った。一日で150yardも飛ばせるようになったのだ。しかし、まだ型がなっていない。私が教えればもっと飛びそうだ。手取り足取り教えたいという衝動に何度も駆られた。どうしたらあの子に声をかけられるか、プロのとき以上に思考をめぐらし、なんかとか言葉を考える。「もうこれ以上飛ばないからね」と少年が諦めた瞬間、私は無意識の行動に移った。「待て。続けるんだ」と高ぶる口調が現れないよう、平常心を装いながら少年に近づいた。間近に近寄ってみる少年の可愛さは、筆舌に尽くしがたいほどであったが、ここで取り乱しては元プロとしての威厳がなくなってしまう。なんとか心臓の鼓動を抑えつつ、「左手をもっとかぶせて」などと、どさくさに紛れてデブ少年の手を握ったりしてみた。我ながら至福の誉れだ。デブ少年はすっかり喜び、私に「ありがとうございました」と礼をいってくれた。礼儀正しいすばらしい子だ。今日は本当によい日だった。神様ありがとう。お供えをしなくては。

△月×日 曇り
あの子が気になってしょうがないので、興信所に頼んで家を探し当てた。「あずまや」という食堂の息子らしい。名前は「向太陽」。なんて凛々しい名前なのだろう。さっそく普通の客を装って店に入ってみると、太陽の母親らしい人物が店を切り盛りしている。どうやらお目当ての太陽はいないらしい。がっかりだ。仕方ないので適当に注文して酒を飲むことにした。1時間ほどすると、元気に太陽が帰ってきた。すると、信じられないことに「おれ、プロゴルファーになるんだ!」などといい始めたではないか。ここがチャンスとみた私は、「スコアコードを見せてみろ」と極めて冷静なフリをして話しかけた。太陽はキョトンとしていたが、私にスコアカードを手渡してくれた。私の外見もまんざらではないようだ。スコアはメチャクチャでとてもプロになれるとは思えないが、この子と一緒にゴルフで時を過ごしたい。そんな衝動が信じられない言葉を口にさせた。「明日5時に待っている」。思わず言ってしまったが、結果的にあの子と2人っきりでゴルフができるのでオーライだ。太陽は私が元プロだということを知って大喜びだったようだ。これは好感触だ。それにしても太陽のむっちりとしたジャージ姿のなんと強烈なことか。あんなものを間近にみせつけられては、私のムスコもなかなか言うことを聞かなくて困る。

★月△日 晴れ
今日は太陽との初めてのレッスンだ。本当はゴルフレッスンではなくて、いきなり夜のレッスンをしたいところだが、いきなり行動を起こしては事を仕損じることになってしまう。ここは自重が必要だ。太陽と共にコースを回る。元トーナメントプロとしての立場もあるので、その辺の草をむしって風を計算したフリをしたり、ナイスなショットを打ってみたり、太陽に貫禄を示してみた。これが大人の態度というものだろう。ムチムチの太陽のジャージ姿には、私も目のやり場に困ったが、サングラスをかけているので視線はバレないだろう。じっくりと太陽の全身を舐めまわすように観察していた。ところが、太陽は何を勘違いしたのか、私が太陽のゴルフの腕を見ていると思い、逆に緊張してしまったらしい。緊張している太陽もとてもかわいいが、プレーはボロボロだった。太陽のあまりのヘタレっぷりにさすがにプロを目指すのはムリだと感じた。太陽には残酷だが、「もうプロはあきらめたほうがいい」とキッパリと突き放してみた。一度突き放して、もう一度引いて見ると、より関係が深まるというテクニックを私は知っているからだ。

○月×日 晴れ
あれから太陽の様子が気になったので、知らぬふりをして食堂「あずまや」に行ってみることにした。太陽はいなかったようだが、太陽の母親から「太陽をよろしくお願いします」と頭を下げられた。その言葉に心臓が飛び出るかと思うほど驚いた。なにせ「太陽をよろしく」ということは、太陽がこれから私のナニやアレになるということだし・・たった2秒くらいでアレコレと不純な考えが走馬灯のように頭を駆け巡ってしまった。いちおう母親にもう一度確認してみたが、返事が変わらなかった。あまり何度も確認したり、ニタニタしては母親に怪しまれてしまう。毅然とした態度で「私に任せてください」と言い放った。我ながら決まったカンジだ。私の好きなように太陽を調教してよい母親からのお墨付きもでたので、ルンルン気分で太陽がアルバイトをしている練習場へ向かう。ちょうど太陽はゴルフの練習をしていた。最高に気分がよかったので「あと30分ここを貸し切らせてくれ」とゴルフ練習場の大人買いをしてやった。太陽に「俺のトレーニングについてこられるか?」「厳しいぞ」とどさくさに紛れて肩に手を置きながら確認した。太陽も喜んで「ハイ!」と元気よく答えていた。実にすがすがしいデブ少年だ。私の夜のトレーニングについてくるとなると、ますます意欲が沸いてくるというものだ。

★月○日 晴れ
毎日、太陽にベッタリとくっついて、まずは手とり足とりゴルフの調教をする。本当は夜の調教をしたいが、二兎を追うものは一兎をも得ずということわざもある。時間はたっぷりあるので焦る必要はないだろう。まだまだゴルフの腕はからっきしの、まばゆいばかりの原石というところか。ちょっとでもショットが悪いければ、太陽に密着してフォームの矯正をしてあげる。ゴルフがこれほど密着度が高いスポーツだとは思わなかった。生計を立てるためにゴルフのプロになったが、まさかプロを辞めた後で、こんな形で役に立つとは・・。ゴルフではラインを読むのが得意な私だったが、太陽の体のラインもほとんど私の頭の中にインプットされた。今度二人っきりで銭湯に行こうかと計画しているが、どのように声をかけたらいいものか、いまも日記を書きながら悩んでいる。

▲月×日 晴れ
今日は不動産屋のオーさんと賭けゴルフをした。私と太陽のペアで勝負した。オーさんとはデブ専の仲間であるが、私の秘蔵っ子である太陽を見せつけるためである。オーさんは私が太陽をゲットしたことをかなり羨ましがっていたようだ。ざまぁみろだ。プレー中、太陽はかなり精神的に揺さぶれていたが、「自分の集中力の無さを責めろ」と師匠としての貫禄を示す言葉をいって、太陽を嗜めた。いくらオーさんの前とはいえ、ここはナイスミドルな対応をするのが正解だろう。我々の勝利は見えたが、オーさんは最後に倍チャラのルールを持ち出した。しかし、太陽はそれを受けるという。太陽の目は本気だ。しばし、2人で見つめあった後、その提案を飲むことにした。もう私と太陽は目と目で会話ができるレベルまで達しているのだ。最後は私の技ありショットで、太陽に新品のゴルフセットをプレゼントしてあげた。太陽は私に抱きついてきて大変だったが、私の顔も緩みっぱなしだった。すばらしい日だった。きっと死ぬまで忘れないだろう。

☆月○日 晴れ
今日は太陽が南関東中学生ゴルフ選手権に出場すると聞き、さっそく自慢のBMWででかける。ハーフを過ぎたところで太陽と合流したが、+7とスコアはボロボロ。しかし、そのあと私の教えどおりのショットでクソ生意気な大田黒というヤツに逆転した。我ながら気分がいい。しかし、そのあとに太陽が突然、下痢になってウンコをもらし始めた。私はスカトロプレーは苦手だが、太陽にそんな趣味があるとは知らなかった。とりあえず、このままスカトロプレーをされても困るので、その辺にあった葉っぱを適当に取り、「これはドクダミの葉だ」といって太陽に食べさせた。なぜか知らんが太陽の下痢も治ったので結果オーライということしておこう。スカトロプレーは私の家で存分にするがいい。私はお前のすべてを受け入れるナイスミドルだ。


○月☆日 晴れ
太陽を研修会に出場させるために、南関東ゴルフ教会委員の岩森さんに太陽のプレーをみてもらう。わが秘蔵っ子の太陽もいよいよプロに向けてデビューということか。太陽は少し緊張してプレーが雑になっていたが、私の推薦とあっては、委員会としては却下することもできまい。何しろ私が本気で怒れば岩森の首などはすぐに吹っ飛ぶのだから。先が楽しみだ。


△月★日 晴れ
今日は太陽の研修会の日だ。後輩の超粘着質の牛島に、太陽をじっくりとS的攻撃でゴルフの厳しさを教えろと命令しておいた。牛島はショタ専なので、デブには手を出さないとは思うが、最近は手当たり次第らしい。私の太陽には絶対に手を出さないように注意をしておいたのはいうまでもない。牛島の攻撃で太陽は前半で8オーバーと総崩れ。さすがは後輩の牛島だ。それにしても牛島の太陽を見る目がどうも怪しい。遠くから見ていたが、どさくさに紛れてプレー中にベタベタと触ったりしたようだ。後輩のくせになんと節操のない野郎だろう。私は9番ホールでずっと太陽が来るのを待っていた。太陽がようやく2時間後にやってきたので、偶然ここにきたフリをして声をかけてあげた。私が太陽に手をかけると、太陽は私の腕の中で泣いてしまったではないか。牛島他、プロを目指すものが見ている手前、抱きしめるわけにもいかないので、元プロの対応として太陽を叱咤した。太陽は昼食になってもぐずぐすと泣いていた。牛島がまさかここまで陽気な太陽をボロボロにしてしまうとは。弩級のSとは聞いていたが、このままでは私の太陽が喰われてしまう。ここは太陽に賭けるしかない。「牛島をやっつけろ」と太陽を叱咤激励した。私の許しがでれば先輩だろうと太陽は攻撃ゴルフを開始するはずだ。予想通り太陽はその後立ち直り、牛島がスコアを崩し始めた。牛島め、太陽を喰おうなど10年早いわ。


・・・ということでくだらない妄想日記でした。

太陽は古いキャラクターなのでファンも多いし、あまり突っ込みどころもないので考察も苦労したが、数少ないデブが主人公のアニメ、マンガとしては必ず読んで欲しい作品のひとつだと思う。アニメはあまり再放送がないですけどね・・。ちなみに太陽の声は塩屋翼さんです。合ってます。


使用している画像、台詞等は「あした天気になあれ」VHS 第0巻〜第16巻より引用させていただきました。著作権は株式会社タカラに帰属します。

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