メタルファイト ベイブレード(第15話〜第19話) (2009/07/17)


第15話 第16話 第19話


新旦那とイチャついたり、元旦那に冷たくされたり、ベンケイは今日も乙女心が動きまくりです。

第15話

突然消えた銀河

今週はほとんど主人公が出てこなくて、逆におもしろい話でした(←ォィ)。ケンタ、ベンケイ、キョウヤの3人で話を作ってくれたほうが話がこちらとしてはおもしろいですね(断言)。


さて、竜牙に負けてすっかりベイ魂を失ってしまった主人公の銀河は、置き手紙を残してケンタたちのもとを去ってしまいます。「ごめんな・・」と意気消沈しながら旅立った銀河でしたが、なんで砂漠を歩いているんでしょうか? そもそも旅立つならば何も言わずにその場を去るのが男というものでしょうが、どうやら銀河は、ケンタやベンケイに未練アリのようです!

ケンタは泣きながら「ベイバトルするって約束したのに・・」と悔し涙を流します。そんなケンタを見て、男ベンケイは一肌脱いで、ケンタと一緒に銀河を探す旅に出る決意するのでした(ただし女も一緒)。それにしても、ケンタやベンケイは学校に行かなくても大丈夫なんでしょうか?


銀河が旅立ったと思われるのは「コマ村(古馬村)」。ケンタは、女房のベンケイとハッカー女を連れて、電車で数時間かけて山奥にまでやってきます。「どっちへいけばいいのかしら」とハッカーが迷っていると、そこにはなぜかキョウヤさんが駅員に道を尋ねています。つか、お前はいつの間について来たんだよ! 電車の中のボックスシートを4人で座っていたのでしょうか? キョウヤにとってベンケイは夜のオカズ。ベンケイとケンタが2人だけでイチャイチャするのを許せなかったとしか思えません。とにかくキョウヤが非常に不自然なポジションで、ちゃっかり同行しているのには驚きました。ドSなキョウヤのこと、この旅の間に野宿でベンケイを襲う計画を立てているに違いありません。


キョウヤ 「おい、行くぞ」(←なぜかリーダーシップ)
ベンケイ 「はい、キョウヤさん!」
(相変わらず、ベンケイはキョウヤには完全に尻に敷かれていますね・・)



ハッカー女はコミケで同人誌でも買うつもりなのか、巨大なカート(?)を引きながら歩いてます。それを見たケンタは「荷物大きすぎじゃない?」とすかさずツッコミ。「女の子には色々と必要なものがあるのよ!」と切り返すアマでしたが、キョウヤとベンケイは冷たい視線を送るのでした(笑)


よく考えてみると、普通のアニメだと女キャラは当然ヒロインで、みんなにチヤホヤされてモテてるはずです。通常の展開ならば、まどか(女)を、主人公の銀河と2枚目のキョウヤが取り合いをして、三枚目のデブキャラは女に恋しながらも、捨てられる運命というのがお決まりのパターンのはずです。
ところがこのアニメは、男キャラが女に全く興味がないためにハッカー女は完全なお荷物扱い
むしろヒロイン=ベンケイ、それをキョウヤとケンタが取り合うという奇妙な三角関係ができあがっとります(笑)。スタッフは狙いすぎです!


第1ラウンド・筋肉痛事件


コマ村を目指して歩く一行でしたが、山道に慣れないケンタと女は突然足が筋肉痛に!(筆者苦笑)。そこでケンタと女は途中の滝つぼで一休みを始めますが、そこにキョウヤの「急げ!」の冷たい一言。さすが、ドSのキョウヤのこと、女子供にも容赦ありません。ケンタはキョウヤについていこうとしますが、足にピキーン!と激痛が!!(笑)。「うおおおおっ・・」となぜかエコーがかかる悶え声を出して、ケンタがスッテンコロリと脱落。ここでベンケイはケンタに駆け寄って助けたかったに違いないのですが、なにせ隣には元旦那のキョウヤが監視をしています。キョウヤの「歩けるか?」の軽い発言に合わせて、ベンケイも思わず「まったくとんだお荷物じゃわい」と同調してしまいます。ここで旦那と女房のケンカが勃発。



ケンタ 「お荷物ってなんだよ!」
まどか 「そんな言い方ないでしょ!」
ケンタ 「キッ!!」
ベンケイ 「『キッ』ってなんで俺が悪者になるんジャイ!」
ベンケイ 「俺はお前たちのかばん持ちじゃないんジャイ!」
(お荷物ケンタは可愛すぎますね・・女はどうでもいいけど)


元旦那の前で格好いいところを見せようとしたベンケイでしたが、蹴った枝がハチの巣に当たるという惨劇に見舞われます。ケンタに心にも無いことを言ったバチが当たったということでしょうか(笑)。「バチが当たったのよ!」「ハチだけに!」などとケンタとまどかは笑っていましたが、やはり筋肉痛からその場で倒れるのでした。しかし、ケンカをしてもなぜかほのぼのと描かれているのが、ベンケイとケンタらしいといえばらしいところです。

←日向小次郎並のキック力? ノーコンだけど。


第2ラウンド・サンドイッチ事件


完全に疲れてしまったケンタたちは、お食事タイムに入ります! まどかはパソコンでハッキングばかりしているのかと思ったら、サンドイッチやハンバーガーも作れるようで、意外と料理は得意らしい。野菜、ハム、卵などいろんな種類のサンドイッチが切り株の上に並びます。おいしそうなサンドイッチを目の前にして、食欲旺盛なベンケイは一握りでサンドイッチを平らげてしまう。しかもそれがケンタも狙っていた『ハム』のサンドイッチだったのです! ここから夫婦ケンカの第二ラウンドが開始(笑)



ベンケイ 「よーし。いただくぞい!」
ケンタ 「あ〜、ずるいよ、ハムのところばっかり!」
ベンケイ 「細かいところは気にするな」
女 「だったら野菜も食べなさいよ」(←『だったら』の意味がわからん)
ケンタ 「ボクのハム!!」
ベンケイ 「ハムがなんぼのもんジャイ! 他にもあるジャロ」
ケンタ 「もう無いよ! 返せ!」
ベンケイ 「ハムハムうるせー!!」
ケンタ 「ハムハムハムハムハムハム!!!」



ベンケイ 「俺はお前らより体が大きい分、ちょっと大目に食べてるだけジャイ」
ケンタ 「だったら野菜も食べなよ!」
ベンケイ 「ガーッ、ごちゃごちゃうるさい!」
ケンタ 「とにかくハム返せ!!」
ベンケイ 「食っちまったもの返せるかい!」
女 「きゃ〜〜〜〜」
(サンドイッチはいつの間にか猿に奪われた)


もはやベイブレードと話が全然関係ありません。ハムのサンドイッチで、ベイブレードよりも話を盛り上げるなんて、こりゃ相当なデブショタ専段位の高いスタッフがいると見ました!! ケンタとベンケイの夫婦喧嘩はとどまるところを知らず、見てるこちらが恥ずかしくなるくらいラブラブでした。結局このあと、ベンケイとケンタはケンカ別れをしてしまいます。まどかとケンタ、そしてキョウヤとベンケイの2組に別れてしまうのでした。もしかして、一人でサンドイッチを食べていたキョウヤは、このシチュエーションを狙っていたのかも(そうだったら、相当な策士です!)。



案の定、「全くアイツら・・」とケンカをしてしまったことを後悔するベンケイに対し、キョウヤはお怒り気味。「お前はピクニックにきたつもりか!?」と目の前で幼児とイチャつきまくったベンケイにおしおきをするのでした(シーンはありませんでしたが、キョウヤは草むらの中でベンケイを押し倒してやりたい放題です! またもや童貞を奪われました)。もっとも、ベンケイは本当にピクニック気分だったと思いますけどね・・。(笑)



一方のケンタは、ベンケイのことを「強引、分からずや、声デカ! 鼻息アラ!」(でも『デブ』とは言わない)と"最低"呼ばわりします。そしてなぜか「ブルルルゥ〜、行け、ブルアッパ〜!」とベンケイの真似をしてからかうのです(このシーンのケンタはめちゃくちゃかわいいです!)。
しかし、ケンタは視線を落としてフーッとため息を吐くのでした。「でも、いいところもあるよね・・友達思いだし・・ボクのこと愛してるし・・。ケンカをしてもベンケイのことを考えているケンタがとても微笑ましく描かれていました。やっぱりケンタにはベンケイが必要ってことかな?


ちなみに今週は「氷魔」という胡散臭いキャラクターが登場しました。どうも敵らしいのですが、来週はケンタやベンケイとバトルするみたいです。「氷魔ってどうよ?」と女が突然2ちゃんねる言葉を使っていたのにはビビリしましたが、さすがはパソコンオタクってことでしょうか?(笑)



第16話(2009/08/07追記)

謎の氷魔


先週登場した新キャラクターの氷魔ですが、ケンタたちを「コマ村」に案内すると言います。しかし、案内する道はとても険しく、デブのベンケイが横歩きでスレスレに通れる崖や(真剣に怖がっているベンケイの表情がイイ!)、山道、森丘をぐるぐるとただ回り続けます。「私たちコマ村に着く前に天国についちゃうわ!」というアマに対して、「苦難の先には楽アリです。ゆっくり進むことにしましょう」と氷魔はあくまで笑顔を絶やさない。どうみてもうさん臭い笑顔と丁寧語にピンときたキョウヤは、通ってきた道を小石を積んでいくのでした。キョウヤにしては珍しくクレバーな作戦ですね。


「もうすぐですよ!」とひたすら同じところをグルグル回り続ける氷魔に対し、ベンケイはもうヘロヘロ(デブがギリギリで通れる崖を少なくとも3回は通った)。そんな女房の疲れ果てた姿を見て、元旦那のキョウヤが激怒! 「待て。本当にこの道であっているのか?」と詰め寄る。「あれ、おかしいなぁ・・どうしてでしょう?」と、どこまでもシラを切る氷魔に「俺はここを通るたびに石を積んでいたんだ!」と地味な石積みをアピールするのでした。

←石で得意満面のキョウヤ(笑)



キョウヤの核心をついた発言に、氷魔はとぼけ続けます。「やれやれ、どうやら勘違いなさっているようですねー!」。この一言にぶち切れたキョウヤは、氷魔の上に岩石を落としてぶっ殺しにかかる(それでこそキョウヤさん)。そしてついに氷魔は『アリエス』というベイブレードを放ち、岩石をあっさりと破壊します。
氷魔は「このアリエスを見られたからには仕方ありません!」とついに宣戦布告。ベイを見られただけでどうして戦わなくちゃいけないのかよく分かりませんが、ケンタたちとのバトルが開始されるのでした。


ケンタVS氷魔


さて一番手はケンタ。「ボクは湯宮ケンタ。銀河の一番の親友だ!」と名乗りを上げ、ゴーシューット!! 気合十分のケンタですが、ディフェンスタイプのアリエスにまともにぶつかっては不利。そこでケンタの取った作戦はサジタリオを岩に隠すことでした(笑)。氷魔は自分のアリエスが持久力に劣ることは百も承知。「さっさとケリをつけましょう!」とシープホーンクロー?(相変わらず滑舌が悪くて聴き取れない)で一気に岩を破壊しにかかります。しかし、それはケンタの計算どおり。岩を投げ飛ばすためにアリエスの角が上がったところを必殺転技「サジタリオ・フレームクロス」で反撃! 「ボクは勝つ!」、「ボクは銀河に会うんだ」と呪文のように繰り返すケンタの勝利かと思われましたが、ピョンピョンと岩を跳ね上がるアリエスを追おうとして、岩にぶつかり自爆。なんともあっけない幕切れでした。


ベンケイに「ケンタ、なにやっとるんジャイ!」と活を入れられましたが、ケンタは泣きながら「ごめんよ、せっかくいいところまで追い詰めたのに・・ごめんよ・・」と悔し涙にくれるのでした。そんなケンタの愛くるしい姿を見て、「ケンタの仇は俺がとっちゃる!!ブルルルルゥゥ」と気合が入りまくります。現旦那がヤラれたとあっては、ベンケイのボルテージもマックスになりますね。


←気合が入ったら止められない(笑)


ベンケイVS氷魔


第2回戦はベンケイVS氷魔。「俺はベンケイ。銀河の永遠のライバルじゃい!」と名乗りをあげるが、女は「そうだったんだ?(んなわけないだろ)」と冷ややかな反応。スリーツーワン、ゴーシュートゥ!の掛け声とともに、ベンケイは気合のシュートイン! ブルの圧倒的なパワーはアリエスを一気に弾き飛ばすが、「このパワーをまともに喰らってはいけませんねぇ」と冷静な氷魔は、アリエスを自在に動かしてベンケイを翻弄します。しかし、アリエスのS字のような細かい動きに、ブルもかなり喰らいついていましたので、ベンケイも第一話に比べて随分とベイの腕が上げてきたようです。


ベンケイはブルでアタックを仕掛けるが、アリエスは華麗な動きでブルの攻撃を避けます。アリエスの忍者のような俊敏な動きに「逃がさん、ダークブル!」、「ええい、ちょこまかと!」、「逃げるなーっ!!」と頭に血が昇るベンケイ。パワーと気合でガチンコ勝負を得意とするベンケイにとって、アリエスの動きはフラストレーションが溜まりまくるようです。その心が手に取るように表情に出てしまうベンケイもかわいいですね(最後は頭から湯気でてます・・きっと)。




アリエスが止まったところで、ベンケイはブルアッパーを放ちますが、これは氷魔の罠。「ベンケイ、ダメだよー!」というケンタの叫び声にハッと気がついたベンケイは咄嗟に危機を回避。さすがは現旦那の叫び声は、血が昇ったベンケイの頭にもハッキリと届くようです。現旦那の活躍に嫉妬したのか、キョウヤからも愛の檄(?)が飛びます。


ベンケイ 「あぶねー。アリエスにはアレがあるんじゃった」
キョウヤ 「気をつけろ!」
ベンケイ 「え?」
キョウヤ 「カッカするんじゃねぇ。俺たちの目的を忘れるな!」
ベンケイ 「ハ、ハイ。キョウヤさん!」


"ベンケイのことなら俺のほうが知っているぜ"と言わんばかりのキョウヤのセリフ。ケンタに向かっての激しいけん制ですね・・(女房を賭けたバトルです)。キョウヤの目的は、この旅のドサクサに紛れてベンケイの童貞を奪うこと銀河に会うことですから、事の成り行きに任せて「ハ、ハイ。キョウヤさん!」と同意させたことにキョウヤもご満悦の様子。

さて、ベンケイは氷魔の必殺転技に対し、そのさらに下からすくい上げようとベイを斜めに向けて特攻します。頭の悪いベンケイも少しは考え始めました(笑)。キョウヤも「呆れるほど単純な作戦だが、悪かねぇ。やれ!ベンケイ!!」と、ベンケイらしい単純な作戦にさらにご満悦の様子。というか、キョウヤは完全にご主人様モードですね・・。

ところがベンケイが何度下からブルアッパーを放って砂埃をあげようが、アリエスは平然とその場で回っています。たかがコマとコマがぶつかっただけで、どうしてダイナマイトを使用したような爆発が起きるのかは甚だ疑問ですが、とにかくアリエスはまるで何事もなかったかのようにその場で回っているのです。その回避能力に驚愕する一同。いくらディフェンスタイプだからといっても、ベイが当たればなんらかのリアクションはあるはず・・? 「なぜだ・・なぜ効かんのじゃ〜!!」と悔しがるベンケイの心とは裏腹に、ダークブルの回転が鈍っていきます。ここでベンケイは最後の賭けにでるのでした。


ベンケイ 「あと一回の攻撃が限界か・・・」
ベンケイ 「こうなったらありったけのパワーをぶつけちゃる」
ベンケイ 「だからまどか、お前の力でアリエスの力を暴いてくれ」

まどか 「分かったわ」
ベンケイ 「そして・・キョウヤさん・・」
キョウヤ 「あぁ。あとは任せておけ」
←哀愁が漂う男の背中って感じですね。カッコイイです!!


捨て身のベンケイ、とても男を感じます! 第一話で幼児からポイントを巻き上げ、キンタマにベイが当たっていた姿からは想像できませんね・・(笑)。そんなベンケイを横目に氷魔が話しかけます。


氷魔 「フフフッ、玉砕覚悟ですか。なぜそうまでして勝ちたいのです?」
ベンケイ 「貴様に勝たんと道は開けん。これも銀河に会うためジャイ」
氷魔 「それは友達だからですか? ライバルだから・・それとも?」
ベンケイ 「貴様なんかには分からんわい!!
(ちょっとエロいローアングルが萌えます!)


エクスタシーすら感じるベンケイの格好いいセリフ。そして、山を揺るがすのような「ブルゥゥ!!」の雄たけびのともに最後のアタックが開始。


ベンケイは「下だぁ!」とアリエスのコマの下からめくろうとしますが、氷魔もそうはさせじと「取らせません!」と気合を入れる。「もっと下だぁ!」「取らせません!」「もっともっともっとも下だ!!」「取らせません、取らせません、取らせません!」と2人のボルテージはマックスへ。よく考えるとコマとコマがぶつかっているだけなのですが、ここは演出が非常に良くできていて、ベンケイの表情、気合、心が視聴者に伝わってくるようなとてもいい場面ですね。


「もっと下だぁぁぁぁぁ!!!」と大興奮のベンケイは、ついに神がかり的な覚醒を見せます。なんとブルが下に傾斜しすぎて地面に潜ってしまったのでした。これには氷魔もびっくり(地面に潜っても回転し続けるベイって・・!)。そして地面が大爆発を起こして、ついにベンケイのブルがアリエスを捕らえます。


ベンケイ 「喰らえ! 必殺転技!!
ベンケイ 「ダークブル、レッドホークアッパー!


ちなみにベンケイは初めての必殺転技です。いつの間に習得したんでしょう?


「おおっ、真下か!」「今度こそ直撃だ!!」と、女房の初勝利(?)に珍しく息を合わせるキョウヤとケンタでしたが、ここでアリエスに異変が! 「アリエス、ゴー・ウィズ・ザ・ウインド!!」の掛け声とともにアリエスのトラック(?)が回り、あっさりとブルの攻撃を受け流してしまうのでした。ベンケイが初めて必殺転技を出したにも関わらず、ブルはそのまま跳ね飛ばされて敗退! 


"デブキャラ不遇"の一言で片付けてしまうにはあまりに悲しすぎる現実ですね・・(勝っていたらデブキャラ人気になりそうなんだけどなぁ・・)。しかし、ベンケイVS氷魔の一戦はこれまでにないベイバトルの緊張感と面白さを表現していましたので、立派に演出したという意味では、満点をつけても良いのではないでしょうか?(上から目線だなぁ<俺)。今後もベンケイは気合の男として戦い続けて欲しいです。


さて、ラストはキョウヤVS氷魔。ベンケイがここまでお膳立てをしたのだから、キョウヤには格好良く勝ってもらわないとベンケイが浮かばれません! 「敵の攻撃を受け流す・・なるほど、ある意味究極のディフェンスタイプだ。だが俺のレオーネの必殺転技が受け流せるかな!」とキョウヤもやる気満々。女房の仇を撃つ絶好のアピールポイントと踏んだのでしょう。「俺は盾神キョウヤ!! 銀河とは・・」 そこへとんでもないセリフが!

「はい、みなさん、ついてきてください。ベイブレードの村に案内します〜!」

盾神キョウヤはこのあと1分以上固まり続けました(笑)。筆者もベンケイの敵討ちバトルに期待していただけに、強烈な脱力感とともに、キョウヤさんのポジションを改めて思い知らせれるのでした(笑)。

今回の話は総合的に見てベンケイのベストバウトになる可能性が高いです。今後ももちろん、ベンケイにはこれ以上のバトルを望みますが、ここまでデブキャラを熱くバトルさせたスタッフには拍手を送りたいです!



第19話(2009/08/20追記)

パーツチェンジ!

さて17,18話はコマ村で銀河中心の話でしたので、レビューはナシとします。さらに時間がないので簡易レビューにします〜←ォィ。

まどか(女)がベイのメンテをしていると、突然ベンケイのダークブルでエラーが発生します。そこでまどかはサジタリオのパーツのデータと比べてあれこれ交換しているうちに、眠ってしまうのでした。

そんなことも知らぬベンケイとケンタ。「俺たちも銀河に負けちゃーおれん!」とケンタにハッパをかけてゴーシュートゥ!! しかし、ベイの挙動がおかしいのです。猪突猛進のはずのブルがその場で回転し続けたり、スタミナタイプのサジタリオが猛然と攻撃をしたり、とにかくめちゃくちゃ。よく見ると、ブルのトラックにサジタリオのパーツが、そしてサジタリオのトラックにブルのパーツが交換されているのでした。



不審に思ったベンケイとケンタは、まどかに理由を聞くと、間違えてパーツチェンジしてしまったとのこと。簡単にいえば、まどかの凡ミスなわけですが、「パーツチェンジでベイの動きは変わるのよ!!」と都合のいい言い訳をしてその場をごまかすのでした。しかし、パーツを変えればベイの挙動が変わることを知ったベンケイとケンタは、さっそく色々と試してみることにします。「ダークブル改」と称して、さまざまなパーツに変更し、新たな力、新たなステージを目指しているうちに、ケンタとベンケイはいつの間にかパーツ交換の達人になっていたのでした(ケンタはいいとして、ベンケイはそんなに器用には見えないんだがな?)。


水上タッグバトルトーナメント


パーツチェンジを極めつつある2人の前に、なぜか「水上タッグバトルトーナメント」が開催されます。この大会は2人ペアになって、水上のさまざまな障害物を避けながら敵を倒していくトーナメントです。「がんばろう!ベンケイ!」「やってるわい!」と気合が入るケンタとベンケイの夫婦。イチャつく2人を見てキョウヤはムカついたのか「フン、俺は遊びの相手などする気はない」と格好をつけてその場を去るのでした。仲の良い夫婦の姿を見て、キョウヤのヒガミがタラタラですね・・。


キョウヤの強烈の嫌味を受けながらも、ベンケイとケンタは仲良く勝ち進みます。第一回戦の「波乗りスタジアム」でタカシ・オサム組を撃破(オサムも何気に出番が多かったです)、第二回戦の「鯉の滝登りスタジアム」、第三回戦の「飛び石スタジアム」で無名の選手を次々に撃破。相手が弱すぎるというのもありますが、2人の快進撃は止まりません。筆者としては、水上のバトルなのでベンケイが早くプールに落っこちて裸にならないかと期待していたのですが、相変わらずガードが固いようです。


←「パーツチェンジ!!」


この戦隊モノのポージンズみたいのが激しく萌えます!! 今後もやってほしいけど無理かな? つか、仲良すぎだろ(笑)。

さて、準決勝の「揺ら揺らスタジアム」も難なく勝利しますが、ここでなんと大切なパーツケースがプールの中に!!



まさに天国から地獄に突き落とされた瞬間でした!!(キョウヤは外野でガッツポーズ)。そして控え室でケンタとベンケイの愛情物語が開始。


ケンタ 「ど、ど、ど、どうする・・?」←どもってる(笑)
ベンケイ 「ど、ど、ど、どうしよう・・」←同じくどもってる(笑)
ケンタ 「もうパーツないんだよ・・」
ベンケイ 「パーツチェンジのおかげでここまで来れたのに・・」
ケンタ 「これじゃ決勝戦で戦えないよ・・」
ベンケイ 「俺のせいじゃ、すまんケンタァァ!」
ケンタ 「違うよベンケイ・・僕が・・僕が・・」
ケンタ&ベンケイ 「うわーん!!」


まさか抱きつくところまでやってしまうとは、こりゃ完全にケンタ×ベンケイをプッシュしてますね・・(こんなところをキョウヤに見つかったら得意のドSスタイルで半殺しだと思うんですが)。
そんなこんなでパーツを失ったベンケイとケンタでしたが、彼らが強くなったのはパーツチェンジのおかげではなく、それまでの戦いですでに強くなっていたというオチでした。銀河もあっさりと見抜いているよなぁ。ということで今後はパーツチェンジは無さそうですね・・2人の息が合っていただけに、とても残念です。

ちなみに第一回戦の「波乗りスタジアム」でオサム君が何気に半脱ぎ状態になったので、記念に掲載しておきます。スタッフもさりげなくこういうエロシーンを入れるところが、デブショタ専50段クラスの集団とみました! 今後はベンケイとオサムは、バンバンと脱ぎまくって欲しいです! (海やプールに落ちるシーンは続出しているんですけどねぇ・・)




使用している画像、台詞等は「メタルファイト ベイブレード」より引用しています。著作権はTakafumi Adachi、MFBBProject、テレビ東京に帰属します。

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