箱野のリョウジョクに対し天城は・・?
登場人物
天城大地。巨漢だが繊細の性格な持ち主。真帆路との思い出が忘れられない。
箱野(はこの)。幻影学園のゴールキーパー。デブ専らしい。
幻影学園の選手たち。箱野に扇動されて集団で天城を襲う。
両手両足を拘束され、大の字にされた天城。
箱野はそのぶざまな格好を見て、微笑んだ。
「あっ・・や、やめ・・」
天城の焦燥もいざ知らず、箱野は青いサッカーのズボンに手をかける。
ゆっくりとズボンをおろし、やがて手は腰のあたりを移動し、そして太ももまで達した。
天城は恐る恐る視線を下方に持っていく。
「!」
案の上、ズボンは太ももまで落ちて、大切な部分を包む白いブリーフがあらわになっていた。
天城の顔は温度計のように下から上へ向けて真っ赤になっていく。
「ひぃ・・!」
<コイツ、白いパンツ履いてるぜ・・>
<パンツがデカすぎる・・>
<アソコが小せーな>
なにやら、幻影学園の選手たちから嘲笑ともとれる声を聞こえる。
天城はあまりの恥ずかしさに顔を赤くし、腰をもじつかせた。
しかし、両手両足の自由を奪われている上に混乱しているので、なにもすることはできなかった。
天城のブリーフは真っ白で、体の大きさから子供用のものとは思えなかった。
しかし、かなり窮屈そうなサイズを履いており、いまにもはち切れんばかりだった。
ブリーフの中心にポツリとした膨らみがある。
外からは中の物は窺い知れないが、皆が想像していたよりは随分と小さい。
緊張して縮こまっているためだろうか。
一方の太ももは、丸太のように太くて、こんがりと日に焼けた色をしていた。
ツルツルで毛が生えていなくて、中学生らしいみずみずしい肌だ。
天城は股を閉じようと、体に似合わないもじもじとした態度をしていた。
あまりの恥ずかしさに、無意識にやっているのだろうが、箱野はそれが可愛らしく感じた。
「パンツの上から触るぜ」
「ひぃ・・!」
箱野から発せられた屈辱的な言葉に、天城はビクリと反応した。
まさか中学3年生になって、自分のアソコを他人にもてあそばれるなんて・・・!
箱野は天城の太ももを両手で掴み、その感触を確かめる。
「スベスベで、いい太ももしてやがる」
ニタッと笑い、少し言葉責めにすることにした。
「おい、天城大地!」
「・・・・」
「天城大地、返事しろよ」
大勢の中で相手の名前を連呼することで、相手に羞恥心を植え付けることができる。
圧倒的に有利な体勢で、箱野は天城の名前を呼び続けた。
「みんな見ろよ。天城大地の股間の膨らみは、体のサイズとは似合わないな」
「ううっ・・」
広げた股の間から見えるピチピチのブリーフと、ポツリとした膨らみをみてほくそえむ。
たしかに、ブリーフの膨らみは小さく、ここだけは未成熟に見えた。
箱野は右の手のひらで、天城の股間の膨らみを軽く包みこむ。
天城は思わず、ゴクンと唾を飲み込んだ。
「そ、そこはダメだどっ」
「なんだお前、喋れるんじゃねーか」
「ダメだど・・!」
「お前のチンチン、勃起してるのか?」
「し、しらないどっ」
「まさか、勃起してこの大きさってことはないよなぁ?」
「・・・」
「縮こまってるチンチンを、太く逞しくしてやるぜ」
「そんなの絶対にやめるどっ!」
箱野の手のひらは、まるで生きもののように膨らみを刺激していった。
5本の指は、魔術師のような手さばきで天城の竿と思われるところを揉みほぐした。
天城は声だけはあげないように、歯を食い縛ったが、
5本の指の感触により、チンチンから脳へと刺激が伝達されていくのが分かった。
(ああっ・・感じてしまうど・・!)
最初は小さかったブリーフの膨らみが、徐々に芋虫のように変形していく。
箱野にも、チンチンが少しずつ硬くなっているのが手に取るように分かった。
「んん・・あぐぐっ・・」
「おい、天城大地」
「はぁんあ・・ああ・・」
「いい形のチンチンしてるな」
「んあ・・ああ・・」
「すげー、がまんしてるんだろ。喘ぎ声だせよ」
「うーっ・・」
「お前、感じてるんだろ」
「か、感じてなんかないどっ」
「明らかにチンチンが硬くなってきたぞ」
事実を言葉にされて、天城は恥ずかしくて火を吹いてしまいそうだった。
箱野は右手の人差し指と親指で、天城のチンチンの竿を思いっきり摘んでみた。
「ああああっ!!」
悲鳴に近い声を漏らす天城。
そして、思わず勝利の笑みを浮かべる箱野。
「ヘヘッ、いまのは相当に効いたみたいだな」
さらにブリーフの上から、イビツな形をした芋虫を、丁寧にこすりつける。
「あっ・・はああ!!」
天城は、さらに熱い息を吐き出し続ける。
明らかに先ほどよりも、呼吸が乱れて顔が紅潮している。
箱野の行為に敏感に反応している証拠だ。
「んあ・・あう・・だめだど・・」
<なんか先端が濡れてきてねーか?>
<コイツ、すげー感じてますよ>
<揉んだだけで逝っちまうじゃねーの?>
周りから幻影学園の選手たちが、わざと天城に聞こえる位の声で、陰口をたたいていた。
一方、箱野にはドクドクというチンチンの脈動が伝わっていた。
すでにブリーフは、誰の目にも明らかなくらい、芋虫のような形をしていた。
中身がどのような形をしているのかは分からないが、中心のイビツの形から、勃起していることが分かる。
さらに、ブリーフの一部が明らかに濡れてきた。
「天城くんはかわいいなぁ」
「んあ・・ああっ、なにをいうど・・?」
「だって、俺の手で感じちゃって、ガマン汁を流しているんだぜ」
「感じてなんていないどっ」
「いまパンツの中で、トロトロと透明な液体を流しているくせに」
「そんなわけないどっ」
「チンチンが脈動してるんだよ。ウソをつくのもヘタなのな。かわいいぜ」
「・・・・」
(俺、敏感じゃないど・・ガマン汁なんて出てるわけないど・・)
<天城大地のチンチンって、勃起してもミニサイズなのな>
<デブはチンチンが小さいっていうしな>
<でもすごい感じてるみたいだぜ>
<パンツを脱がして、実物をみようぜ>
聞きたくない言葉が、天城の耳に届く。
目を背けて必死に現実逃避する天城。
しかし、チラッと顔を下に向けて自分のお腹の向こうのブリーフを見ると居たたまれない気持ちになった。
自分ってこんなに敏感に反応する体だったのか?
現実を直視することができずに天城は混乱したが、自分の意志とは関係なく下半身は反応していた。
「そろそろブリーフ脱がすか」
もしかすると・・と思っていたセリフがきた。
次はブリーフを脱がされるとは思っていたが、それだけは避けたい。
「やめるどぉ・・」
最後の力を振り絞って、肉付きのよい体を揺らして必死に抵抗する。
しかし、押さえつけられた両手両足を動かすことはできなかった。
(もう無理だど・・パンツを脱がされるど・・ううっ・・)
天城は観念するように、目を瞑って体を震わせた。
だが、天城の心配をよそに、意外なところから別の刺激が脳を直撃した。
次回をお楽しみに。次の話を読む